成功への情熱―PASSION― (PHP文庫)

著者 :
  • PHP研究所
3.78
  • (44)
  • (47)
  • (59)
  • (7)
  • (2)
本棚登録 : 509
レビュー : 35
  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569575063

作品紹介・あらすじ

京セラを世界的な企業に育て上げ、いまも次々と新事業に挑戦し続ける稲盛和夫。その創業のベースは、「人間として正しいことを追求すること」であったという。本書は業容が拡大していく過程で、自ら講師となり、社員に向かって「京セラの経営哲学」を熱く語った勉強会の記録である。しかしそれは、一企業人にとどまらぬ、普遍的な人生とビジネスの成功哲学でもある。ロングセラー、待望の文庫化。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 見開き2ページで1つ1つ項目が書かれて
    非常に読みやすかった。
    すぐに読めてしまう。

    もっと稲盛さんの本読もうかな

  • 一代で京セラを築き上げた稲盛氏の人生哲学をまとめたもの。経営者としての事業に対する熱意と、社員に対する愛情が伝わってくる。参考になった。
    「時代がどう変わろうとも人間の本質は変わらない」p3
    「青春時代には、誰もが強い反抗心を持っていますが、親をはじめ人生の先輩から教わったことを絶対に忘れてはなりません。「自分で人生を歩き始めるということは、羅針盤もない小さな船で大海に漕ぎ出していくようなものです」」p26
    「安易な生き方は、はじめは気楽で楽しいかもしれませんが、結局それでは満足できず、みんなもっと高いレベルの目的を求めるようになるはずです」p28
    「自分自身を客観的に見る素直さを持ち、過去の失敗から学ぼうとする謙虚な心を持って一生懸命努力することが必要なのです」p31
    「個々の人生においても、企業経営においても「一歩ずつたゆみなく歩む」ということが、夢の実現に至る、唯ひとつの確実な方法なのです」p33
    「人間というのは当然安易な道を行く方が楽ですから、自分を励まして困難を克服しながら前進してゆくことは難しいものです。しかし、その努力が実った時、よろこびはさらに大きなものとなるのです」p43
    「(粘り強さと忍耐力)失敗する人は、壁につき当たったとき、突破できないものと、はじめから決めてかかるのです。言い換えれば、努力をすることはするのですが、あるレベル以上はしないのです。こういう人は壁につき当たったとき、ごく体裁のいい口実を見つけて努力を止めてしまうのです」p62
    「ときおり、自分の責任の重さに心底疲れ果ててしまうことがありますが、それでも私は自分の仕事が大好きなのです」p67
    「自分の心が相手の信頼に値するかどうかを常に自問自答し、もし値しないのであれば、自分の態度を改めなければならないと思っています。たとえ自分が損をしたとしても、人を信じていく、その中でしか信頼関係は生まれないのです」p95
    「物事をあるがままに見ることのできる純粋な心を持つよう努力すべきです。利己的な欲望に駆られた目には単純な問題でさえ、非常に複雑に見えてしまうのです。たとえ自分にとって不利益であったとしても、物事をあるがままに見て、自分に非があれば、間違いを認めなくてはなりません」p96
    「常に原理原則に基づいて判断し、行動しなければなりません」p104
    「会社というものは、社員一人一人の情熱の反映です。役割は異なっていても、それぞれの俳優は、当然ながらプロとしての役割を演ずるのです」p115
    「素晴らしいチャンスは、ごく平凡な情景の中に隠れています。それは強烈な目的意識を持った人の目にしか映らないものなのです」p175
    「組織においても、各人がほかからの指示や要求に振り回されずに、まったく自由な発想のもとに行動し、それでいて全体としては完全に調和がとれているというのが、最高の姿だと思います」p200
    「「泣いて馬ショクを斬る」という言葉があるように、経営者には、人情味あふれるものを持ちながらも、冷酷なまでに厳しくなければならない時があるのです」p207
    「自己犠牲とは、すべてのリーダーがよろこんで支払わなければならない代償なのです」p227

  • 「がんばってもがんばってもうまくいかないのは、なんで?」と思っていたときに、本書に出合いました。

    京セラ名誉会長にして、KDDI最高顧問の稲盛和夫氏による成功哲学の入門書。

    氏の名言「人生の結果=考え方×熱意×能力」をはじめ、自分の「考え方」や「心構え」を見直すきっかけを与えてくれます。

    これは、壁にぶち当たったときに読み返したい本です。

  • 格言だらけの「稲森哲学」の書。
    有名な成功のための方程式「人生の結果=考え方×熱意×能力」ももちろんある。
    右肩上がりのイケイケの時代はこれでよかったのかもしれない。でも今は人口減の成熟社会。少しクールダウンしても良いんじゃないか。
    と、若干斜に構えてしまったのは直前に読んだ河合隼雄著『心の処方箋』の影響があるかもしれない。

  • 座右の書、何回も読み返しています。
    後輩にもプレゼントしています。

    皆さんにおススメです。

  • 稲盛和夫さんの人生観・仕事観・経営哲学等
    印象に残った言葉
    ・行動規範、モラルはシンプルに設定すべき
    ・最も偉大な能力は克己心
    ・成功する人とそうでない人の差は忍耐力と粘り強さ
    ・限界を自分で設定すると成功できない
    ・地味な仕事にも真剣に取り組む
    ・自分自身でコントロール可能な自分を変える
    ・決して希望を失わない
    ・安易な道はゴールへは導いてくれない
    ・自分が信頼される人間になる
    ・あらゆることを真剣に繰り返すことで潜在意識が正しい判断をするようになる
    自分の人生において、悩みや苦悩に対処する際の判断基準として参考になる箇所が多くあった。
    潜在意識が正しい判断を下してくれるようになるまで真剣に何においても真剣に取り組みたい

  • 著者のスピリットは共感できている

  • たまたま、これが最初に出会った稲盛氏の本だったので、読ませていただいてすぐ大ファンになってしまいました。
    89年に出版された『心を高める、経営を伸ばす 』の内容に、京セラが米国の電子部品メーカーAVX社を買収した際に同社幹部と稲盛氏の間で交わされた質疑応答集を加え、新たに編集されたのが、この本なのだそうです。

    稲盛氏の素晴らしい人格が推し量られるだけでなく、生き馬の目を抜くようなアメリカのビジネス界においてそのマインドが受け入れられ、そして期待以上の結果をもたらすことができたことに、読んだ人は必ずや感動を覚えることと思います。

    もしビジネスで行き詰まったり迷いが生じたときなどには、ぜひ手にとって読了していただいて、仕事への情熱を再び奮い立たせてほしい..そんなことを思わせる名著です。

    http://ameblo.jp/happybookreviews/entry-11257273561.html

  • 知り合いの経営者様にご紹介いただいた本。「リーダーの素質は生まれつきのものですか?」と聞かれて、「半分は生まれつきのもの。でも訓練によって傑出はしていなくても十分なリーダーの素質は身につけられる」と答えているところとか、的を射ているなぁと思った。(「傑出はしていなくても」と条件をつけているところとか。)愛しているから甘やかすのを「小愛」、愛しているからこそあえて厳しくするのを「大愛」としているところとか、非常にわかりやすいです。

全35件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1932年、鹿児島生まれ。鹿児島大学工学部卒業。59年、京都セラミック株式会社(現・京セラ)を設立。社長、会長を経て、97年より名誉会長。また、84年に第二電電(現KDDI)を設立、会長に就任。2001年より最高顧問。10年には日本航空会長に就任。代表取締役会長、名誉会長を経て、15年より名誉顧問。1984年には稲盛財団を設立し、「京都賞」を創設。毎年、人類社会の進歩発展に功績のあった人々を顕彰している。
著書に『生き方』『京セラフィロソフィ』(ともに小社)、『働き方』(三笠書房)、『考え方』(大和書房)など、多数。

稲盛和夫オフィシャルホームページ 
https://www.kyocera.co.jp/inamori/

「2019年 『心。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

成功への情熱―PASSION― (PHP文庫)のその他の作品

[新装版]成功への情熱 Kindle版 [新装版]成功への情熱 稲盛和夫
[新装版]成功への情熱 単行本(ソフトカバー) [新装版]成功への情熱 稲盛和夫
成功への情熱―PASSION 単行本 成功への情熱―PASSION 稲盛和夫

稲盛和夫の作品

成功への情熱―PASSION― (PHP文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする