自分の頭と身体で考える (PHP文庫 よ 7-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569576947

感想・レビュー・書評

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  • とても難しい本だった。2回読んだけどまだわからない…
    とりあえずは…我欲を捨てられれば品が良くなれるのか?

  •  甲野善紀との対談ということで期待して読んだのだが…
     ウンコ本!

  • 贅肉を削ぎ落した展開とスピード感ある対談だった。オイラにとっては、難しい上に早くてついていけない感じ。対談ってもっと無駄な話とか横道にそれたりするものだと思うんだけど、オイラでも理解できる与太話はあまりない。
    それでもいくつかは「なるほど」って思えることがあったので勉強にはなった。こういうのがすぐに理解できる頭に憧れてしまう。でも、養老先生も甲野先生も立派な話をしながらヤンチャな部分も垣間見れた気がする。そういうギャップは好きだな。
    養老先生の、身体の衰えに従ってやる気がなくなってきたという話はわかっているけどちょっと寂しいかったな。オイラの友達もそんな風になってきたし。オイラは身体の故障を抱えても悪あがきをしようと思う。

  • この作品は、一九九九年十月にPHP研究所より刊行された。

  • もっと身体を信じましょう!

  • 2010年度【請求記号】304||Y【資料ID】91091605【配架場所】工大君に薦める

  • 甲野氏、養老氏が武道、解剖学を中心として語られる日本人論。西洋的な考え方や新しい技術を取り入れ日本人は、頭を変えてきたつもりではあるが、厳然として身体は残っている。過去の日本人が頭と身体を一緒にして考えていたことも参考にしながら、自ら考えるようにスべきだという本。「古武術の発見」の続編。

  • 「自分の頭と身体で考える」4

    著者 養老孟司、甲野善紀
    出版 PHP文庫

    p212より引用
    “変わるっていう現象はそれが良いか悪いかというのは、
    その人個人の主観でしょう。”

    解剖学者と武術家である二人の対談集をまとめた一冊。
    1999年に同社から刊行された物の文庫版。
    独自の視点を持って世の中を観察し、
    分析・解説しながらの対談。
    時に辛辣に時に穏やかなふりをして、
    世の中の自称に対して意見しておられます。

    上記の引用は、
    何かを体験した事によって起こる変化に対する、
    甲野氏の考えの一文。
    今まで面白かった物が面白く無くなってしまうというのは、
    私にも思い当たる節があります。
    今面白いと思っている事はそのままに、
    良い変化を自分に起こして行ければ、
    幸せに生きていけるような気がします。
    そんな風に上手く変化できるか、
    出来た所で周りの人が歓迎してくれるか分かりませんが。
    変わった視点で世の中を見たい方に。

    ーーーーー

  • まあこの二人だからおもしろくないわけがないです。

  • ・視点の同時並行処理と支点の複数あること(支点を消すこと)の自由
    ・丹田に支点を置くと全身がうまく強調的に動いてくれる
    ・その人がその人であり続けるのは美意識
    ・都市化してくると起こる出来事が人間のせい意外考えられなくなってくる
    ・日本語の特殊性(意味の二重性)。日本人として暮らす方が芸がいる
    ・効率のいい動きは安易な動きを一度解体して再構築すること
    ・研究法、稽古方は何を不自由にして、何をやりやすくするかという設計

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著者プロフィール

養老 孟司(ようろう・たけし):1937年神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学名誉教授。医学博士(解剖学)。『からだの見方』でサントリー学芸賞受賞。『バカの壁』(新潮社)で毎日出版文化賞特別賞受賞。同書は450万部を超えるベストセラー。対談、共著、講演録を含め、著書は200冊近い。近著に『養老先生、病院へ行く』『養老先生、再び病院へ行く』(中川恵一共著、エクスナレッジ)『〈自分〉を知りたい君たちへ 読書の壁』(毎日新聞出版)、『ものがわかるということ』(祥伝社)など。

「2023年 『ヒトの幸福とはなにか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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