日本陸軍がよくわかる事典: その組織、機能から兵器、生活まで (PHP文庫 た 46-3)

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  • Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569577647

作品紹介・あらすじ

大日本帝国の独立を守り、その国威を世界に示す国内最大の組織、それが日本陸軍であった。遅れてきた近代国家・日本は、これを整備・拡張し、日清・日露戦争を勝ち抜き、世界の舞台に躍り出ることになる。この精強な組織はいかに栄え、そして滅びたのか。本書では、日本陸軍の歴史、その組織や機能、いかなる兵器を持ち、いかなる生活をしていたのかなどを、わかりやすく説く。戦記・戦史を読むための基礎知識が満載されたコンパクトな事典であるとともに、近現代史が身近でわかりやすいものになる、格好の入門書でもある。鮮明かつ貴重な写真・史料多数。文庫書き下ろし。

感想・レビュー・書評

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  • 改めて、という感じ。
    知識が整理されたのでよかった。まとまっていて、資料によい。

  • ”戦記、戦史を読むための基礎知識”と銘打つだけあって、初心者にも非常に分りやすい内容だった。それは章ごとに重複する内容でも、省略せずに説明をする構成のために、大変読みやすかったことによるところが大きい。
     正直、”隼”が陸軍航空隊の戦闘機であることを初めて認識し、陸軍の中にもいろいろな考え方を持った軍人がいた(陸軍軍人が同一思想で行動していた訳ではない)という当然と言えば当然のことを再認識することができた(つながっていなかった自分の知識をうまくリンクさせることができた)本であった。

  • 陸軍について広く浅く知れる1冊。海軍編も併せて購入。

  • 資料として買い求めました。
    入門としてはお値段も手ごろだし手に取りやすいかと。

  • なんてゆーか……こんな本が家にあるのは、下の映画のせいなんだが;

  • こちらは日本陸軍の通史から組織、武器までをコンパクトに一冊にした本です。海軍編とセットでお薦めします。初心者向き。

  • 本当に良くわかります。
    偏りも無く、陸軍について書かれています。

  • 歴史系学生、研究者は必携。日本陸軍のことで分からないことがでたら兎も角これで確認。非常にコンパクトにまとめられていて、かつ、情報量もある。唯一でかつ最大の欠点を挙げると、史料的裏付けがはっきり明記されてないこと。不安を抱きつつも結局文庫サイズの便利さに負けてしまう。

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著者プロフィール

近現代史に関する取材・執筆・編集するグループ。同会代表は、出版やドキュメンタリー番組に写真を貸出す近現代フォトライブラリー主宰の戦史研究家、平塚征緒氏。同会の著書・編著には、ふくろうの本図説シリーズ『図説 山本五十六』『図説 太平洋戦争』『図説 東京裁判』(河出書房新社)や『日本海軍がよくわかる事典』『日本陸軍がよくわかる事典』(PHP文庫)、『面白いほどよくわかる太平洋戦争』『人物・事件でわかる太平洋戦争』(日本文芸社)、『カラー写真と地図でたどる 太平洋戦争 日本の軌跡』(SBビジュアル新書)、『証言 我ラ斯ク戦ヘリ』(ビジネス社)など多数。

「2023年 『写真が語る銃後の暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

太平洋戦争研究会の作品

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