- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569579535
感想・レビュー・書評
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なぜ、いい人が心を病むのか分からなかった。
多分誰も分からないと思う。
精神科医であるにもかかわらず、まったく精神分析学に則り話を展開していないから、ダラダラと作者の自論を説いているだけ。題目の回答がいつ出てくるのか期待して、仕方なく最後まで読んだが、出てこず。
駄作である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いい人だから、周りにすかれるが、自分では疲れちゃう。強くなりたい。
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誰からも好かれたい、嫌われたくないという心理は、ある意味でその人の本音を隠してしまうことにつながる。本音を隠して建前だけで人と接すれば、人間関係も薄くなってしまう。いい人というものを、なにも嘘をつかず、いさかいごとも全く起こさないような人だと考えてしまうと、その純粋さが単純さと結びついてまわりの状況が読めない、あるいはバランスを考えられない人のなってしまう。これはけしていい人とはいえない。いい人を演じるのは心に負担がかかるのである。
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争うのが怖いんだ。
必要とされる人に。 -
僕は「いい人」じゃないので全く心を病むような人間ではなかったですw周りに気を使える人ほど病んでしまうというのもなんだかつらいよなぁ。。
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日本における一般的な"いい人"は弱さと表裏一体の存在。どうして日本人は心を病むのかその手がかりになる一冊です。
臨床心理士の実態と、外国との差。厚生労働省の認識には改善が必要か。 -
「自分との他人との関係」、「自分と家族との関係」および「自分と社会との関係」などで自我をしっかりと確立が重要であり、そのためには「いい人」になっていただけでは対処できないことが多い、としている。その上で、「「いい人」と「悪い人」という概念を越えて、自分の良心に従い、この世の中でできるだけ創造的に生き、できるだけ多く楽しみ、できるだけ多く学び、できるだけ多く何かを考え、先を考え、全体的視野で生きていくことが必要。」と結論している。
自我確立を困難にすることが多く存在することは確かに感じているところである。そういった中で自我確立の重要性を再認識できたことは収穫だった。 -
途中から押しつけがましさを感じた。
この手の本はひとりよがりな結論に達しがちな気がする。