「うそじゃないよ」と谷川くんはいった (PHP創作シリーズ)

著者 :
制作 : 味戸 ケイコ 
  • PHP研究所
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本棚登録 : 49
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (118ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569585192

感想・レビュー・書評

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  • ちょっといろんなことが消化しきれてないかなあと思って辛めの評価。

  • クラスではほとんど口を聞く事のない女の子のるいに、転校生の谷川くんは大して気にする事もなく「俺とは話せよ」と声をかける。
    その言葉に引き寄せられるようにるいは家に帰っても 谷川くんの事を考えてしまう…
    一見するとクラスでの二人は対照的(口をきかないるいとは反対に谷川くんは外国にいた時の話、お父さんが暮らすはるか遠い国のことをクラスメイトに話して聞かせる)だが、だんだんと互いの中に共通点がある事を感じ始める。
    やがてるいは谷川くんの暮らしを知ることに…

  • 岩瀬成子は、いつ、どれを読んでもいい。
    子供のころに感じた生きにくさ、憧れ、切なさ、大人への思いがまざまざとよみがえってくる。
    これも場面緘黙症の5年生の少女るいとネグレクトされている少年谷川くんとの心の交流を描く。
    学校で同級生といても、金魚鉢の中にいるみたいな感じがする、るいの孤独と、家庭の問題を嘘をつくことでないことにしようとする谷川君。
    二人が惹かれあうのは、もちろん恋ではない。さびしい心が感応するという感じ。
    その描写が、本当に上手い。
    子どもが生きていくのだって大人に負けないくらい大変。その辛さを忘れないようにしたいなと思った。
    しかし、これを読んだ4年生は「不思議な話」と言っていたので、ちゃんと読みとれるのはもう少し上の子か、同じような気持ちを抱いている子なのかもしれない。
    まあ、幸せいっぱいの家庭で育った子どもには一生わかんないかもね。

  • 少し前に読了。最近読むことの多い岩瀬さん。
    読んでいて、「もうちょっとだけ子どもでいよう」の新くんを思い出した。るいと谷川くんとか、咲と新くんみたいな距離感が、岩瀬さんの気になるところなのだろうな、と思う。谷川くんの置かれた状況は、一見新くんよりシビアに思えるのだけど、でも谷川くんの妙な悲壮感のなさとか、なんで谷川くんはるいを気にかけたのか、とかを思うと、咲と新くんの関係性よりはシビアさが抜けている気がしなくもない。それが対象年齢に関係する配慮だったりしたら、ちょっと嫌だな。
    90年代の岩瀬さんの作品は、ちょっと気になる。

  • やるせない

  • しゃべらない宇宙好きの女の子と
    色々事情がある男の子の話

    うーん
    なんとも言えない‥

    岩瀬さんてあんまり意味分かんない話ばっかりだな~
    わたしがわかんないだけかな

  • 低学年、中学年向け

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著者プロフィール

岩瀬/成子
1950年山口県生まれ。
1978年『朝はだんだん見えてくる』で日本児童文学者協会新人賞を受賞。『「うそじゃないよ」と谷川くんはいった』で産経児童出版文化賞・小学館文学賞・IBBYオナーリスト賞を受賞、『ステゴザウルス』『迷い鳥とぶ』で路傍の石文学賞を受賞。2008年、『そのぬくもりはきえない』で日本児童文学者協会賞を受賞。2014年、『あたらしい子がきて』で野間児童文芸賞を受賞。2015年、『きみは知らないほうがいい』で産経児童出版文化賞大賞を受賞。

「2019年 『もうひとつの曲がり角』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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