10ぴきのかえる 【4歳 5歳からの絵本】 (PHPこころのえほん 3)
- PHP研究所 (1981年7月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (30ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569585994
作品紹介・あらすじ
ロングセラー「10ぴきのかえる」シリーズ第1弾!
困難に負けない勇気と希望、仲間と協力することの大切さを教えてくれる、読み聞かせにぴったりの1冊。
いたずらぼうずに捕まって四角いコンクリートの池に入れられた10ぴきのおたまじゃくしが、とうとう10ぴきのかえるになりました。やっと自由に動けるようになった10ぴきのかえるは、生まれ故郷のひょうたんぬまに帰ることにしましたが、初めて水の外に出たので、ひょうたんぬまの場所がわかりません……。
かたつむりさんやちょうちょうさんに道を聞いて、ぴょん、ぴょん、ぴょん! ぴょん、ぴょん、ぴょん! やっとの思いで、小川の岸につくと、はしゃぎがえるがほっとして、流れに飛び込みました。すると、そこには、大きなはさみのざりがにが……!?
感想・レビュー・書評
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子どもにとても人気でした。
途中、おたまじゃくしからカエルになる過程の絵があったので、「おたまじゃくし」の歌を歌いながら。
10ぴきのそれぞれのカエルの表情や、
それぞれの細かなやりとりが絵の中にぎっしり詰まっていて、とても素敵な絵本だなぁ、と。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私は、絵本を読んでるとつい絵はチラ見になってる時があります。じっくり絵をみると10匹の表情がみんな違くて可愛いです。
絵だけでもストーリーが終えて分かりやすくて、楽しいです。 -
10ぴき(「じっぴき」って読むのね)のカエルのドキドキはらはらの大冒険のお話。おたまじゃくしから、カエルになっていよいよひょうたん沼へ帰れる‼
しょげっカエル、みたいな言葉遊び、10までの数、さりげなく、どじょうとの会話中のコントラストから、水中でも陸でも大丈夫な両生類の特徴もわかったり等々、知識を広げていくきっかけがたっぷり盛り込まれた絵本なのかも。
PHPって絵本も出版しているんですね。意外。 -
10匹のおたまじゃくしが男の子に捕まって人工の池に住んでいた。
その池に住んでいるどじょうは自分は大きいのでもうここから出ることは出来ない、でも君たちならかえるになってから帰ることが出来るだろうと言う。
遂におたまじゃくしたちはかえるに成長した。
みんなで草むらを抜け、ザリガニのいる川は泳いで渡れないので靴の舟に乗って抜け、見事とんぼ池へ帰る。
とんぼ池に住むかえるたちが、10ぴきのかえるの帰還を祝って歌ってくれるのだった。
シリーズものの1冊目。
「ひっくりかえる」、「しょげかえる」、「はしゃぎかえる」、といった「○○かえる」という言葉遊びが見られる。
靴の舟で川を渡る発想は面白い。
重みで沈まないのかな。 -
保育園で親が選ぶ絵本借出日に選んだら 不満そうにされたけど 読み聞かせしたら案外楽しく聞いててくれた。
2回目→2024.01.29 -
4歳8ヶ月
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「いたずらぼうずに捕まって四角いコンクリートの池に入れられた10ぴきのおたまじゃくしが、とうとう10ぴきのかえるになりました。やっと自由に動けるようになった10ぴきのかえるは、生まれ故郷のひょうたんぬまに帰ることにしましたが、初めて水の外に出たので、ひょうたんぬまの場所がわかりません……。」
可愛さ星5つ!
おたまじゃくしからかえるに成長する姿も描かれていてよい。表情ゆたかな10匹の姿が可愛くて、1ページずつこどもがじっくり眺めていた。
いろんな虫や川の生き物が出てくるのも良い。 -
5歳11か月の娘へ。
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次男に教えてもらった図書館本。かえる達の故郷に帰りたい執念が凄まじいなと思いました。そして冒頭のドジョウじいさんの境遇に何だかしみじみ考えさせられたのは、歳をとったせいでしょうか。
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かえるのぼうけん。遠目が効くので読み聞かせ会等にもよさそう。