- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569603339
作品紹介・あらすじ
世紀の発見!副長助勤・永倉の「幻の手記」をここに公開!池田屋騒動、芦沢鴨暗殺…新選組の行動が生々しく綴られる。
感想・レビュー・書評
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平成10年に発見された、永倉新八の手記『浪士文久報国記事』を、ページを上下2段に分け、原文と現代語訳を収録しています。
明治維新後、比較的早い時期の幹部隊士の手記として貴重。発見当初は永倉直筆と伝えられましたが、現在では写本と考えられています。
編者の解説が挿入されていて分かりやすいですが、本編にない編者の自説にご注意。参考程度に。
PHP新書『新選組日記』では『島田魁日記』とあわせて読むことが出来ますが、こちらも絶版?
【収録資料】近藤勇書簡(書籍名を列記した物。小島政孝氏寄稿)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
原文と現代訳を並べて書いていてくれているようなので、読みやすそうです。
一時所在不明になった永倉新八さんの日記。無事発見されて本当によかった。いつか絶対読みたいです -
12年前に発見された永倉新八さん御本人による追憶記「浪士文久報国記事」を解説した本。各段ごとに原文・訳・解説の構成になってます。思ってたより原文に間違いが多かったことと、解説も私にはちょっとわかりづらかったので、★四つにとどめました。期待してたような情報は得られなかったけど、新選組の幹部隊士にしか書けないような池田屋等の現場の詳細や、近藤さんたちとの決別の件などは、読んでてドキドキハラハラしました。間違いなく一級資料だと思います。