軍師島左近

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569604275

感想・レビュー・書評

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  • 新説島左近伝。
    それもありだなーと思わせられた。
    石田三成に出会うまでのあれこれがあっての関ヶ原に至る道。
    島左近が好きすぎて佐和山の近くに移住までしてしまった身として、楽しく読んだ。

  • 読みはじめはなんだかファンタジーっぽいなと思った。
    話の展開のしたかには少々戸惑いつつ、おもしろく読んではいた。
    やっと三成に仕えはじめたあたりから、だんだんしっくりこなくなりだした。
    左近にとって本当に三成が良き主であったことがまったく見出せなかった
    そのあたり、もっと書き込んでもあればわかったのかもしれないが。
    言葉足らずな感がした。
    背景はよかったんだけど。
    嶋津義弘の真田幸村で、島左近が大阪の陣で戦ってるのを先に読んでいたっていうのもあるのかもな。

  • 島左近と言えば大和の産という説が有力のようですが、この話は対馬説を採り、さらに関ヶ原不死説で話を進めています。対馬説なので左近花(彼岸花のこと)も出てきます。話は柳生厳包が対馬を訪ねるところから始まります。対馬時代から筒井家に至るまでは創作要素が強いと思うのですが、花を売ったりする姿や喧嘩に巻き込まれたり色々美味しい場面が出てきます。三成との主従関係は初対面から結ぶまでに少し間あるのですが、こんな初対面も私は好きです。

  • 8/? 筒井順慶と松永弾正との死闘をもっと書いて欲しかった。

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著者プロフィール

●児童文学作家、評論家。1926年静岡県生まれ。早稲田大学文学部卒業。おもな創作に『とねと鬼丸』(小学館文学賞)、『やまんばおゆき』(サンケイ児童出版文化賞)、『ぼくたちの家出』『さよなら友だち』ほか、評論に『新美南吉の世界』(新美南吉文学賞)、『戦後児童文学作品論』などがある。2002年、日本児童文芸家協会賞特別賞受賞。2003年死去。

「2018年 『伊達政宗 (新装版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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