- Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569604275
感想・レビュー・書評
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新説島左近伝。
それもありだなーと思わせられた。
石田三成に出会うまでのあれこれがあっての関ヶ原に至る道。
島左近が好きすぎて佐和山の近くに移住までしてしまった身として、楽しく読んだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読みはじめはなんだかファンタジーっぽいなと思った。
話の展開のしたかには少々戸惑いつつ、おもしろく読んではいた。
やっと三成に仕えはじめたあたりから、だんだんしっくりこなくなりだした。
左近にとって本当に三成が良き主であったことがまったく見出せなかった
そのあたり、もっと書き込んでもあればわかったのかもしれないが。
言葉足らずな感がした。
背景はよかったんだけど。
嶋津義弘の真田幸村で、島左近が大阪の陣で戦ってるのを先に読んでいたっていうのもあるのかもな。 -
島左近と言えば大和の産という説が有力のようですが、この話は対馬説を採り、さらに関ヶ原不死説で話を進めています。対馬説なので左近花(彼岸花のこと)も出てきます。話は柳生厳包が対馬を訪ねるところから始まります。対馬時代から筒井家に至るまでは創作要素が強いと思うのですが、花を売ったりする姿や喧嘩に巻き込まれたり色々美味しい場面が出てきます。三成との主従関係は初対面から結ぶまでに少し間あるのですが、こんな初対面も私は好きです。
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8/? 筒井順慶と松永弾正との死闘をもっと書いて欲しかった。