大人のための勉強法 (PHP新書 (112))

著者 :
  • PHP研究所
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本棚登録 : 583
レビュー : 64
  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569610863

感想・レビュー・書評

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  • 押入れから引っ張り出して10年ぶり?に読みました。
    きっかけは、最近読んだ和田先生の新刊が物足りなかった(すみません)から。

    やはり、このころの著書のほうが脂が乗っている気がいたしました。

    感情コントロールの力が足りない、と考えている私には113ページあたりの「自動思考」のところを思わずコピーとってしまいました。
    また2階にしまっておきます。

  • 学ぶことについて知り立てて読書。

    勉強法というよりは、能力向上、学ぶことの必要性についての内容という印象。13年以上前の本だが、学び続ける必要性は変わっていないため、古さは感じない。

    自動思考、不安や感情のコントロールについては興味深く読ませてもらった。

    後半は資格取得など生涯学習の勧め。『最短で結果が出る超勉強法』(荘司 雅彦)の内容と近い部分が多いと感じた。

    新しい資格が狙い目。取得するなら国家資格、公的資格。
    忘却曲線の性質を生かした復習方法。翌朝、週末に復習して記憶を強化する。
    定着させ方を工夫する。理解すること覚えやすい。

    読書時間:約55分

    本書は知人からいただいています。有り難うございます。

  • 精神科医にして受験技術研究家の和田秀樹さんが
    満を持して著したという本書。和田信者として受験を乗り切り、
    今も資格試験の勉強をする身としては手に取らざるを得ません。

    紹介される方法論それぞれについて
    根拠となるデータや精神医学的解説が記されていたりして、
    ハウツー本と思いきや読み物としてもなかなか面白いです。
    ただ脱線気味と感じる部分も少々あり、また学生からお年寄りまで
    幅広い「大人」を対象としているので一部は飛ばし読みになりましたが、
    エッセンスを拾うだけでも充分読む価値があると思います。

  • 「勉強法」というタイトルですが、「自分の能力を高める方法」が書かれていると感じました。まあ、「勉強法」の方が売れやすいかもしれませんが...

    いい本です。参考になりました。この本で得た知識を深め、実践していけば、効率よく、記憶に残る学習ができることでしょう。

    という意味で、動機づけになりました。

  • 東京までの新幹線で読破。ライトな内容。
    覚えておこうと思った点は6つ。
    1.集中できるとうまく記銘できる。
     →収集できる環境づくり
     →動機づくり
      環境については朝5時半起きで勉強時間を確保。
    2.理解できるとうまく記銘できる
      これは大学に入ったあたりからよく感じる。
      小学生のころは意味のない数字の羅列でも暗記できた(円  周率は100ケタ以上覚えた)。しかし高校のころから数学の  公式などは理解しないとすぐに忘れてしまうという事態に)。
    3.復習する
     →エビングハウスの忘却曲線は、高校生に心理学の説明を  する時にも使うくらいスタンダードなもの。
    4.アウトプットトレーニングをする
     →問題集を使うことはこのためだ。
    5.単位時間当たりの効率をあげる。
     →いままではこの考えが甘かった。
    6.計画の単位は一週間。
     →最後に取った資格は基本情報処理技術者だけど、たまた  ま大震災で試験日程が延期になったからなんとかなった。  非常にスケジューリングはあまかった。

  • 豊富な知識を使って適切な推論ができる人
    新商品一つとっても
    ・これまでの経験でどのようなものが売れたのか
    ・どういう点で評判がよかったのか
    ・どういう点で不満があったのか
    ・他社の製品でどのようなものが売れているのか
    ・他の分野での流行や売れ筋のトレンドはどうか
    などの知識を用いることで、どのような商品をどのような価格で、どうやって売ればよいかなどの推論を行う。
    その思考の結果で開発のプランを立てていくことだろう。
    人の意見やアドバイスが素直に聞ける能力、自分にそのような意見をいってくれる人を友人やブレーンに選ぶ能力、そしてそのような友人が自分の味方になってくれるような共感力は「頭のよさ」につながる。
    独創性とは、基礎的な知識を積み上げ、その上でさまざまな形での推論を行うことによって成り立つものと考えることができる。「つめこみなくして、独創はありえない」

  • 「大人のため」とか「勉強法」とか、タイトルに惹かれて買った記憶があります。
    タイトルから期待される内容も入っていましたが、人に教える立場の人間にもタメになることが書いてありました。

  • 大人になっても勉強をしたいと精進する人間はまずタイトルに惹かれることだろう。

    本の構成としては、今現在の世の中において大人が必要とする勉強、なぜ勉強が必要なのかということから始まり、頭をよくするトレーニングや著者である和田氏の勉強術などを紹介するといった流れだ。

    ただ読み進めていく中で、いまひとつ説得力がなく、勉強法そのものも真新しいものもなかったので、流し読みみたいに読んでしまった。

    なので、個人的結論だが、勉強することに興味がある方は、逆に読んでもあまり何も感じないのではないだろうか。

    とても皮肉なパラドックスだ。

  • 精神科医の和田秀樹さんの本。
    話がいろんなところに広がっているけれど、実用性のある読み物だと捉えれば十分に面白く、役立つ話がいろいろ載っている。
    本書のような本は全面的に受け入れる、受け入れないとかじゃなくて、自分の琴線にびびっと来たところを掘り下げて読んで考えて内省してみればいいんじゃないかと思う。

    本書で私が一番参考になったなーと思うのは。
    「メタ認知を高めるテクニック」というところで「感情や自分の立場によって推論は相当歪められる」と書いてあること。
    確かに言われてみれば、自分の思考がいかに気分によって左右されることか!
    大事なことは、「いつでも同じ思考ができるように」することじゃなくて、「今の自分の考え方は感情によって相当偏ってないか?」と自問できることだろう。

    あと、もうひとつの認知を高めるテクニックは「スキーマ(認知的枠組み)を意識すること」。
    このおかげで推論が省略できて日常生活や問題解決がスピードアップする代わり、思考をワンパターン化するリスクがあるという。なるほど。
    ま、日常生活はそのほうが楽で省エネできるけれど、たとえば経営に関わる問題を考えるような際には、自己スキーマどおりにやっていては革新的解決法はなかなか出てこないだろう。
    「俺って○○だと△△って捉えがちだな」というメタ認知ができて初めて、不可能に思われた問題解決への第一歩が踏み出せるのだ。
    これはもらっておこう。


    おとなの勉強法という意味では
    「30代から大きく伸びる人の勉強法 (PHP文庫)」(堀紘一さん)もとても面白かった。またレビューを書いておこう(自分の記憶の補助である)。

  • 無事日本に帰国。もう中国国際航空のらんぞ!
    引続き、8月9日の論文口頭試問日、目指してラストスパート!!

    和田秀樹著「大人のための勉強法」PHP新書(2000)

    * よくよく考えてみれば、人生の最初の20年ほど勉強して、その時の蓄積と、その後の経験知だけで、一生暮らしていけるというのは、テクノロジーが今ほど日進月歩でなくて経験がそれなりにあてになる時代や、人生がそれ程長くなくて、老後をながらえても浦島太郎にならなくて済んだ時代だから通用したものである。セミナーに行くこと、テレビを見ること、読書をすることなど、1つ1つが勉強であるが、系統的、体系的な知識の吸収や、新しいテクノロジーの理解などという意味での教育を60年近くも受けないでいれば、頭がふけこんでくるのも当然であろう。
    * ネット社会になって、直接の対面型のコミュニケーションや取引が減ってくると、多少は考える時間が作れる。いわゆる、その場で答えを出す「頭の切れ」が必要ではなくなる。そういう際には考える材料となる情報や知識を沢山持っているほうが有利になるだろう。
    * 臨床心理の考え方は、①考える材料として充分な知識があること、②その知識をもとにいろいろなケースを想定していくつものパターンの推論ができて、その中から一番適切な推論を選ぶことができること、③さらにその上に、たとえば自分の知識が十分あるかとか、感情にながされていないかなどと適切なモニターをするメタ認知ができること、これらが、「頭がいい」条件となっている。
    * 「共有能力」を重視する現代精神分析型の感情コントロールとして、問題解決のために知識や推論の方法を他人から聞いたり、また、メタ認知を行う為に人から何かのアドバイスを得ることは認知心理学の立場からも意味があることである。
    * 相手の立場や、これまでの相手の体験を知らないとなかなか共感は機能しないものである。この共感の能力がみについて、相手のニーズが読めて、それを満たしてあげる努力をしていえば、深い人間関係を作るのも、人と信用関係を築き上げるのも容易なものとなる。

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著者プロフィール

1960年大阪府生まれ。和田秀樹こころと体のクリニック院長。国際医療福祉大学大学院教授、川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部非常勤講師。1985年東京大学医学部卒業後、東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローなどを経て現職。

「2018年 『やってはいけない健康診断』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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