- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569614700
作品紹介・あらすじ
物質的に豊かになったのになぜ心が満たされないのか?混迷を深める現代にあって真摯に生きる人に-「素晴らしい人生」を送るための生き方・考え方。
感想・レビュー・書評
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稲盛和夫という人は、事業で成功したのも、欲を出してたまたま成功したわけではなく、真面目で誠実な生き様が人々から認められて、実ったものだということがよくわかる。
損得だけを考えずに利他の精神で目の前のことに懸命に取り組む。稲盛和夫の本を読むと、誠実な気持ちになれる。
何のために生きるのか。
こんなとこにも触れている。
来世、よりステップアップした自分になる為に、魂を磨いていく為に生きる。確かにこう考えていれば、どんな困難も受け入れて、善だけを行なっていけそうだ。
私は今のところ、生きるための大きな意味なんてないと思っている。
ただ、自然界の中で奇跡的に与えられたこの命。なんとなく生きるのか、懸命に生ききるのか。自分の行動次第。
せっかく生を授かったのだから、自分自身思いっきり楽しみたい。
来世のためではなく、今世を生き切りたい。そして、自分という人間が少しでも他人や未来の人たちのプラスになれる存在であれば嬉しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
稲盛哲学を垣間見いることができる一冊。人格を磨くことが人生の目的というのには共感。まだまだ若造には理解できないことが多い。5年後ごとに読み返したい。
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非科学的な物事の捉え方。特に仏教に即した考え方を大切にしている。『布施』と『持戒』。改めて子育てにも活かせるのではないか。
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理系でありながら熱心な仏教徒の方です。スピリチュアル的な発言も多いですが。
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いつかはしっかり読まなくては、と思っていましたが。
やっと図書館で借りました。
稲盛和夫氏は、今で言うホリスティックな考え方だたのですね。
全てがしっくりきました。
楽しいことは大事ですが、楽しいだけでは駄目なのです。
精進しつづける人生で、私もありたい。 -
仏教を軸とした思想論の本。
仏教では、罪とは煩悩が原因であり、貪をはじめとする六大煩悩がある。
本来なら、歳をとると、経験を積んで人柄も円満になり、人格が高まっていかなければならないのに、健康という肉体に対する執着がエゴを増大させる、今の日本では、そういう流れが少し強くなっているという文を見て、妙に納得できた。 -
⚫︎人生の試練について。
決して世を恨み、人を妬み、不平不満を鳴らすようなことなく、与えられた苦難を真正面から受け止めて、むしろ自分の向上心を試そうとする試練だと受け取り、感謝をしつつ、前向きで明るく素直に努力を続けていく人。そういう人をは結果として素晴らしい成功と明るい未来を必ず勝ち取っているのです。
偉大なことをなした人で、若いときを含めて、苦難を経験していない人は皆無といってよいはずです。想像を絶するような難儀、難渋を乗り越えた人が、結果として偉大なことをなすのです。 -
2014.11.30
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1、人間の存在と生きる価値について
2、宇宙について
3、意識について
4、創造主について
5、欲望について
6、意識体と魂について
7、科学について
8、人間の本性について
9、自由について
10、若者の犯罪について
11、人生の目的について
12、運命と因果応報の法則について
13、人生の試練について
14、苦悩と憎しみについて
15、逆境について
16、情と理について
17、勤勉さについて
18、宗教と死について
19、共生と競争について
20、「足るを知る」ことについて
21、私の歩んできた道