伝わる・揺さぶる! 文章を書く (PHP新書)

  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569617367

感想・レビュー・書評

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  • 「自ら考える力」を読者に養ってほしい、という著者のメッセージが伝わってきた。
    山田ズーニーさんの別の著書「なぜあなたの話は『通じない』のか」と底が通じている。

    『伝わる・揺さぶる!文章を書く』では、文章、特に日常のやりとりで生じる文章(メモ書き、メールのやり取り、業務連絡etc)に焦点を当てて、自力で考えていくための枠組みや要点が述べられている。

    この本はバイブルだ。誰かに宛てて筆をとるときに、この本を振り返り自分の文章のセルフチェックをしていきたい。

  • この本の素晴らしさは前半の論点についての章が全て

    全コンサルタントにオススメ

  • 2019.7.18読了。長年愛されている山田ズーニーさんの本。これは実用書ではありません。小手先のテクニックではなくて、文章を書く以前の考える力をじっくりと養っていくところから、言葉を使ったコミュニケーションが始まるのだなと思いました。読んでいる最中から、“読み終わったらどんな文章を書こうかな”とワクワクさせられる本でした。これからもちょくちょく読み返すこと間違いなしです。

  • ①読み手を理解し、読み手の気持ちを想像する、(自分ではなく)読み手の当たり前は?
    ②問いは何か?、論点は何か?、問い・論点に対する意見(示唆)は何か?
    ③ゴールは何か?、読まれた結果は?、どうなってもらいたい?、そのゴール・結果を阻むものは?



    (基本)
    ・読み手が何を求めているのか?
    ・「問い」は何か?

    (機能する文章)
    ・文章は誰に読まれるのか?
    ・読まれた結果どうなることを目指すのか?
    ・文章の良し悪しは目指すゴールによって異なる
    ・ゴールを明確にして、ゴールから逆算する
    ・結果をイメージし、まず結果を出すことを念頭に置く
    ・読み手の心を動かす

    (機能する文章の要件)
    ・問いに対する意見
    ・問いの正体を意識、理解しようとする姿勢
    ・時間軸と空間軸を広げる
    ・望む結果、何の為に書くのか?をイメージする
    ・セルフチェック:読み手にとってどんな意味がるのか?
    ・セルフチェック:読み手にどうなってもらいたい?
    ・問い・論点と意見は呼応する
    ・問い・論点は文章を貫く問題意識
    ・読み手は何を求めているのか?
    ・相手の主張を読む・聞く・理解することに時間を使う
    ・最低2回は読む
    ・説得力は論拠から生まれる
    ・相手と私の真ん中に論拠がある
    ・極端に短く言う
    ・それを一言でいうと?

    (文章の書き方)
    ・相手はこれを読んでどう思うか?
    ・一番言いたいことは何か?
    ・そもそも問いは何か?論点は何か?
    ・何の為に書くのか?
    ・結果をイメージできているか?
    ・だれにどうなってもらいたいのか?
    ・その結果を阻む問題点は何か?
    ・読み手はこれで納得するか?

    (その他)
    ・議事録:議題を問いの形にして冒頭に書く
    ・議事録:何を話しているのかではなく、何について話をしているのか?=発言の裏にある問いは何か?=論点は何か?に着目する

    (テクニック)
    ・2歩前提を引いてみる:
     – 読み手の気持ちになると?
     – 自分が当たり前だと思っていることは読み手にとっても当たり前か?分からないのでは?と想像する

  • 伝わる文章を書くことは難しい、でも書く前の整理をすることで、自分の考えが整理されて明確になる。それをわかりやすく書いてくれている本。
    あまりハードルあげると書けなくなるけど、書くためには本当にやりたいことは何って視点が不可欠。

  • 明日から使えるビジネス文書術的な本。読み手をかなり絞った文書を書くにはわかりやすい本かと思う。
    著者がどのような方か知らずにタイトルだけで本を読んでいたが、ベネッセの方の本でした。故に読み手を学生に絞った実例が中心(とはいえビジネスパーソン向けの実例もあるよ)。

    ちょっとノリと経験で本ができあがっているフシがあり、文章術を深く学びたい人には向かない。(他のHowto本でも似たような例はよくあるので)

  • すごくよかった。文章のポイントが7つの視点からわかりやすく解説されている。さすがにこの本も伝わりやすい。自分の想いを伝えるのはくるしい。だからこそ、諦めないで欲しいという気持ちがズーニーさんにこの本を書かせたのだと思う。
    実際にお会いしたことがあるからかもしれないが、ズーニーさんはあかるい。独特のあかるさがある。ズーニー節がでたな、という感じである。いつ読んでも、遅すぎるということはないと思う。勇気づけられる本。

    小論文的に、バツばっかりで過ごしてきたこと、書いてきたことに気づかされるが、それでも今まで生きてこれたのは、まわりに甘えていたのと、言葉だけでは伝わらないこともあるからだと思う。
    書かないと伝わらないときはある。就活とか仕事の依頼とか、あらたまって他人に文章で気持ちを伝えなくてはいけない場面とか。でも親しい人とのやりとりのなかでは、きっと書かなくても伝わっていることがあると思う。そういうことにも気づかされた。ありがとうございました。

  • 書くことをゴールにせず、誰に何を伝えたいのか明確にイメージして書きなさいというのが大枠のメッセージ。
    でもこの本自体に揺さぶられるものは、私にはなかった。

  • キンドルアンリミテッドで読了

    感覚的に身についてきた、書く上でやっている『なんとなく』工夫していることが、この本には体系化されている

    読むことで、“伝わる・揺さぶる”文章を書く精度が上がるのではないだろうか?

  • 普通に役立つ。ただ、著者の面白い文書を期待している人は、他の著書の方がいいかもしれない。

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著者プロフィール

全国各地で、表現教室のワークショップ、大学講義、講演などを通じ、表現力・考える力・コミュニケーション力の育成に幅広く活躍中。『伝わる・揺さぶる!文章を書く』『おとなの小論文教室。』他著書多数。

「2018年 『理解という名の愛がほしい。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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