男の小道具 できるビジネスマンは本物が似合う

  • PHP研究所 (2001年9月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (120ページ) / ISBN・EAN: 9784569618265

作品紹介・あらすじ

石津謙介さんは『できる男の服装戦略』(ちくま秀版社)で、つぎのように教えている。(中略)ある意味で、ビジネスの場は戦場であるといっていい。そう考えると、筆記具などは武器である。相手よりいい武器を持つことは、戦士のたしなみである。仕事のための道具にある程度のお金を費やすのは、自己に対する投資であり、これは大いに推奨する。ただし、これはビジネスの場の道具に限る。……その場合、その物の金額が問題になるのではなく、その物を選んだ人の趣味、やテーストが問題なのである。▼本書は長年の欧米生活より身についた文房具や小物のコレクターである著者のモノ・エッセイ。万年筆、腕時計、手帳、ネクタイ、靴、ぺーパーナイフ、ポケットナイフ、鉛筆、ハサミ、ルーペ、鞄など、心やすらぐ生活の伴侶を探し出す、満足感と幸福感を買う楽しみを味わう一冊。 

感想・レビュー・書評

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  • 「考える技術〜」の板坂元氏による、紳士の小道具エッセイ。

    2001年発行なので、さほど古いということもないはず(それでも20年前だが)なのだが、昭和の香りが感じられる。昔は紳士たるものこういうお洒落をしていたのだなと思うと同時に、大事にしたいと思うことも多かった。

    エルメスのネクタイやカルティエの腕時計を手に入れる日が来るのかどうか分からないが、文庫本やペーパーナイフなど、身近なところを真似してみたい。

    読む前は古い本だと舐めていたが、休みに読むにはとても良い本だった。





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著者プロフィール

1922生まれ。東京大学文学部卒業。近世文学専攻。成城大学、ケンブリッジ大学、ハーバード大学、創価女子短期大学副学長などを歴任。2004年逝去。

「1973年 『考える技術・書く技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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