オーロラの彼方へ―Michio’s Northern Dreams〈1〉 (Michio’s Northern Dreams 1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (89ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569618944

感想・レビュー・書評

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  • 小学生の頃、サンタさんがくれた本です。この本に出てくる言葉には全て魂がこもっていて、ふとした瞬間に思い出し、励ましてくれたり、「そうだよね」と居場所を確認させてくれたりします。星野道夫さんのことをより知りたくなるような一冊です。

  • 2016/09/18。

    何度目の再読か…
    奥付を見たら、2003年の9月に第一版12刷発行とのこと。随分長いことこの本は我が家にいらっしゃるんだなあ。

    星野道夫さんの写真ももちろん、なのだけど、とにかくこの文章が好き過ぎる。
    何度読んでもその度にひたひたと心の底の方までその言葉が沁み込んで来て、何だか泣けてくるのです。
    ルース氷河の上に降るような星、遠く氷河雪崩や氷河の軋む幽かな音、突然閃き、やがて全天を覆い尽くすオーロラ。
    マイナス50度なんて軟弱なわたしに耐えられないだろうと思いながら、いつも心に想い描く風景。憧ればかりの募る極北。
    わたしの周りの人たちは、行きたいところばかりのわたしをなんて単純でミーハーな奴だと思っていることだろう。わたし自身だってそう思ってる。簡単に影響ばかり受けて、実行力のない単細胞と。
    でもきっと、星野さんならば笑わずに頷いてくれるのではないかと、いつも勝手に思うのだ。
    その風景の中に、たとえ一生現実に立つことがなかったとしても、その風景を思い浮かべることは自由なのだと。
    むしろそれはその人自身の心を豊かにしてくれる。
    わたしは星野さんの言葉に心の底から救われたのです。昔からTVだとか雑誌で出会う風景に素敵だ、行きたいと言うたびに家族から「お前はどこだっていいんだな」なんて笑われてたけど、わたしはその風景を今でも心の中で大事に大事にしまっているんですよ。
    いつか本当に見に行けるかもしれない。一生行くことも叶わないかもしれない。
    だけど、それを想うことはわたしの心を深く広く豊かにしてくれる。
    でもやっぱりアラスカにはいつか実際に行ってみたい。

  • アラスカの写真集。オーロラがメインだけど、オーロラ=とにかく厳しいアラスカの冬、というイメージ。凛とした寒さがオーロラを引き立てている。

  • これほど幸せな生はない。それが共有できて本当に嬉しい。
    そのままで素直な本物の詩。太古の人々の愚直さを取り戻せた人の言葉。

  • 写真もだけど、ことばがすごくいい。

  • 好きな作家、星野道夫の遺作。
    亡くなられた後に遺族によって監修、発刊。
    全て素晴らしい写真と文章だが、なかでも刺さった文章。
    「フェアバンクスの雪は、空から地上へと、梯子を伝うようにいつもまっすぐ降りてくる。雪の世界の美しさは、地上のあらゆるものを白いベールで包み込む不思議さかもしれない。人の一生の中で、歳月もまた雪のように降り積もり、辛い記憶をうっすらと覆いながら、過ぎ去った昔を懐かしさへと美しく浄化させてゆく。もしそうでなければ、老いてゆくのは何と苦しいことだろう。」

    いつか、アラスカに行きたいと思う^^

  • 星野道夫さんワールドです。
    何度も繰り返して読みたい本です。

  • アラスカの自然写真家 星野道夫さんの本

    極寒の夜空に舞う、天空の炎とも呼ばれるオーロラ
    見惚れてしまうほどの写真と著者のすっと胸に入っていく言葉達

    「さまざまな人生の岐路にたったとき、人の言葉ではなく、いつか見た風景に励まされたり、勇気を与えられたりすることが、きっとあるような気がする」

    アラスカの氷河の上で寒い夜を過ごしながら、オーロラと降るような満天の星を見ながら、今は亡き著者と思いを共有できたら、なんて素晴らしいだろう

  • 詩のような綺麗な文章と、見たことのない壮大な写真。文章はとても読みやすく、本当に自分が凍えそうな空の下にいるきになる。
    2013/03/08

  • アラスカに魅せられ、アラスカの自然と人々の暮らしを写真と文章で表してきた星野道夫の写真集

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著者プロフィール

写真家・探検家

「2021年 『星野道夫 約束の川』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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