- Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569620244
作品紹介・あらすじ
「失われた十年」は今日、依然として尾を引いている。だが、そもそもバブル経済はレーガノミックスによって誘発されたのではなかったか。ケインズ政策への懐疑、マルクス主義経済の失敗によって、いままた回帰するアダム・スミスの「自由放任」の経済-その発展型が、今日世界を席巻するアメリカ型市場経済であり、その本質は、あくなき富の追求である。貧乏を克服し、豊かさを手中にしたいま、私たちは経済の目標を何に置くべきか。新しい価値観の時代を生きる、もう一つの視座とは。
感想・レビュー・書評
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第1章 「足るを知る」ということ
第2章 日本的なるものについて
第3章 アメリカ型経済の思想
第4章 市場経済の落とし穴
第5章 経済学の使命とは何か
著者:飯田経夫(1932-2003、大阪府、経済学者)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とても読みやすい。世を救うのが経済のはずと警鐘。
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わかりにくい。面白くない。興味が持てない。
本書は、読むのが辛い本だった。もともと経済学は、素人に分かりやすく読ませるには難しい学問なのかもしれない。よほど文章がうまいか、例えが秀でているか、テーマへの切り口が鋭いか等がなければ、読んでもらえない。本書にはそれがない。また、著者の「すでに豊かになった。就職したがらない学生」との認識にも共感は持てない。著者の認識は一部の学校内でしか通用しないものではないかと思う。 -
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経済学を語る中で欠かせない三人の経済思想家と今の日本について書いてある
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日本は、経済力があるのに、豊かさがない。その矛盾を解明する本。経済学は、人々を豊かにするためにあるはずだ!