あかんべえ

著者 :
  • PHP研究所
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本棚登録 : 939
レビュー : 152
  • Amazon.co.jp ・本 (509ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569620770

作品紹介・あらすじ

ここに亡者がいるんです。見えないかもしれないけれど確かにいるんです。怖くて、面白くて、可愛くて…涙が込み上げてしまう感動のクライマックス!最高の時代サスペンス・ファンタジー。

感想・レビュー・書評

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  • 気の向くままに書いておられる印象。

    そもそもお梅のあかんべえからしてやや釈然としないのであった。

    おりんの子供ゆえの傲慢さが描かれているのは良かったな。

  • 宮部みゆきだねって感じの小説。
    お初物語だっけ? あれに通じるものがあるけど、こっちの方がちょっと暗い感じかな。
    途中まで読んで、この調子で残りページ内で終わるの?と思ったけど、バタバタと終わってしまった。
    ふね屋のその後とかには全く触れてないのがちょっと消化不良。

  • 「ここに亡者がいるんです。見えないかもしれないけれど確かにいるんです。怖くて、面白くて、可愛くて…涙が込み上げてしまう。」
    内容は心温まる物語。
    主人公の少女とお化け達の心の交流は読んでいてなんだかほっとする。
    少女の優しさがお化けさんたち一人一人を包み込み、その心を溶かしていく様子がいい。
    お化けのひとり、お梅ちゃんの「あかんべえ」はとてもせつなく胸が痛む。

  • 深川の料理屋「ふね屋」に棲みついている亡者たち。
    見える人と見えない人がいるが、なぜか全ての亡者が見えてしまうおりん。
    彼らが棲みついているわけをさぐり、成仏させようとするが・・・。

    悟ってしまっているかのような亡者たちと、反対に生々しく、妄執につかれている生者。
    どちらが本当に恐ろしいのか。

    少しずつ明らかになる亡者たちのわけと、生者たちの秘密。
    単なる人情噺かと思っていましたが、謎がとけてゆくのが面白かったです。
    そしてやっぱり宮部作品。人間の心がとても痛い。。。
    だけど時代小説だったからかな。そこまでのダメージはありませんでした。
    なんとも切なく、爽やかな読後感でした。

  • 人間にはいろんな面があるということを教えてくれたお化けさん。最後は感動しました。
    りんは賢くて勇気がある子。りんの素性が気になってしまった。

  • 宮部さんは時代物派。
    中でもあかんべえがいちばん好き。
    全部は読んでないので今のところは。

  • おりんちゃんが素直で勇敢でかわいかった

    みんな、生きていく
    いろいろな思いを抱えて

  • 3.5
    賄い屋・高田屋の主人・七兵衛と、妻・おさき。孤児であった太一郎を一人前の包丁人へと育て、自分の夢であった料理屋をその妻・多恵と二人にまかせる。
    ところが、その「ふね屋」には様々な亡者が、自分の死んだ理由さえもわからずに居着いていた。子供の幽霊お梅、武士玄之介、按摩の笑い坊、艶っぽい女おみつ、何故かその亡者達の姿が見える太一郎夫婦の娘おりん。
    それぞれの死の真相、おりんの出生の秘密、人が亡者となる時とは・・

  • 料理屋「ふね屋」で迷っている亡者たち。彼らを見ることができるのは料理屋の娘のおりんのみ。他の人には見えないけど、ここには「お化けさん」がいるんです。 
    おりんは「お化けさん」たちを成仏させてあげることができるのでしょうか?

    ↓利用状況はこちらから↓
    http://lib.nit.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB00012263&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB

  • 幽霊の見える女の子の話。結構分厚い本ですが、何故幽霊たちが「ふな屋」に居て成仏できないのか、おりんの出生の秘密とは、とかなりサクサク読ませてくれます。皆悲しい物語を背負っていて胸が詰まってしまう。でも、子供である事を逆手にとって悪意のない目で無垢を装い大人から色々と話を聞き出す結構やり手な明るいおりんちゃんに救われました。最後は大円団。私も亡者にはならないように注意したい。

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著者プロフィール

宮部 みゆき(みやべ みゆき)
1960年、東京都生まれ。1987年に「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。
1992年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、1999年には『理由』で直木賞、2002年『模倣犯』で司馬遼太郎賞、2007年『名もなき毒』で吉川英治文学賞など、数々の文学賞を受賞。
大沢オフィス所属。日本推理作家協会会員。日本SF作家クラブ会員。直木賞、日本SF大賞、小説すばる新人賞、河合隼雄物語賞など多くの文学賞で選考委員を務める。
『模倣犯』や『ブレイブ・ストーリー』など、多くの作品がドラマ化や映画化などメディア・ミックスされており、日本を代表するエンターテインメント作家として人気を博している。2018年10月、『宮部みゆき 全一冊』を刊行。

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