ふと口ずさみたくなる日本の名詩

著者 :
  • PHP研究所
3.33
  • (1)
  • (0)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 20
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569623528

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 暫し離れてたかもしれない、常、纏ってたかもしれない。
    時間は、少しだけ、必要だった。
    ゆらりゆらり潜れば、引き潮の呼吸のテンポ、蒼のもっと向こう側の蒼。ポエジーのブランコにたゆたう。
    その世界は、つまり、ある種の病気みたいなものかもしれない。
    リリカルな言葉なんか読んでも、お腹は、いっぱいにならへんけど、例えば、たまごを買うために稼ぐことに疲れたこころの飢えは、満たされることがあるんじゃなかろうか。
    深海冷蔵庫の熱狂を自然解凍。
    言葉は儚い。花はきれい。
    遠く離れて側にいる。強い風が吹いてドアが開く。電線に引っかかった三日月。朝焼け絶唱。

  • 〇感想
    私の好きな「自分の感受性くらい」が載っていた。
    いつ読んでも、その言葉にはっとさせられる。
    うまくいかないことを、人のせいにしてはいないか。
    いつもやさしく、厳しく、私に教えてくれる言葉。

    少し昔の言葉は、理解するのに難しいと思う。
    そして時代背景の違いもある。
    しかし、ただそれだけの理由で出会いを避けていてはいけないので、
    これからもどんどん、よいと言われているものは読んでいこうと思います。

  • 特に、小学校の時に習った「山のあなた」という詩が好きです。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

文芸評論家・詩人

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

郷原宏の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×