売れる人材売れない人材の見分け方: 外資系ヘッドハンターが明かす

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569623740

感想・レビュー・書評

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  • 外資系向けにヘッドハンティングを生業としてきた著書が明かす、「売れる人材」について。ビジネスマンにとって、もはや一生涯同じ会社で働き続けることは難しい。そのためにどんな心構えが必要なのか、実例をもとに解説。

    実用書によくありがちだが、各節ごとにトピックを立てて末尾で再度結論を置いているので、そこだけ拾い読みしてもよい。

    売れる人材に共通する点については目新しい指摘はないが、著者は人材紹介を糧にしているとはいえ、安易な転職を勧めているわけではない。大企業の早期退職制度に応募した後の再就職できない中高年の悲惨さなどはよく知られるとおり。
    自分を売り込むなら、こんな点がある人が次の会社でも買われますよ、というアドバイス。当たらない点もあるだろうが、会社員でなくとも自分の働き方に迷いがある人にとっては参考になろう。

    「自分の幸せは自分の心が決める」という言葉が潔い。

  • あたしが印象に残った売れる人材…・地道にコミュニケーションを重ねる・非体育会系の体質を備えている(体育会系の人は上のいうことが絶対という感覚が強いので、リストラにされやすいらしい)・転職に対する備えがある・グローバルルールを意識して行動する・決断のスピードが速い・聞き上手であり問題解決力がある・感情に訴えるコミュニケーションができる・3年後に自分がやっている仕事を自ら選んでいる・自分自身の優秀なプロデューサーである どうしても面接がうまくいかない人のための必勝法というものもあった。旅行代理店であれば、ツアーのカタログをとりに行きカウンターで少し問い合わせをしてみる。そのときに、社内の雰囲気、社員の表情などなど基本的なところを観察する。すると、面接官との会話の中で常に相手の職場で働いてる自分のイメージを明確に持って、面接官と会話ができる、らしい。 就活前にまた読んでおきたい。

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著者プロフィール

昭和42年、東京生まれ。東京海洋大学グローバル教育研究推進機構・教授。総合商社、外資コンサルティング会社を経て大学教育の現場へ転身。グローバル教育、産学連携、高大連携、知日派育成などをテーマに活動する。
『デキる上司は定時に帰る』(PHP文庫)など、ビジネスマンのスキルアップに関する著書多数。

「2019年 『エンジニア 55歳からの定年準備』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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