人生は素晴らしいものだ

  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (151ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569624501

感想・レビュー・書評

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  • 著者であるオグ・マンディーノは、アメリカ合衆国の自己啓発書作家、小説家、講演家。「世界中で最も多くの読者をもつ自己啓発書作家」と呼ばれたベストセラー作家。"セールスマンのグル"などとも形容される。

    1983年にナポレオン・ヒル・ゴールドメダル賞の初受賞者となり、ずっと読みたかった作家。

    読み始めて最初はザアカイの生涯が描かれた本である事に気づき、聖書を起源とする宗教的な要素を含む物語だと思い読み進めました。
    (クリスチャンではない為、聖書との関係性は訳者のあとがきまでわからなかった)

    ザアカイの生涯を隣で支えたヨセフの視点で描かれた本作では、単なる物語ではなく、人生哲学までが描かれている。

    ザアカイが人々に語った成功のための知恵を忘れない為にタイトルのみ書き出して残す。

    ・日々熱心に仕事に取り組みなさい。その働き方があなたの未来を決定する。
    ・忍耐によって運命を支配できることを学びなさい。
    ・航路を明確に海図に書き込みなさい。漂流者とならないために。
    ・陽光の中を旅する間に暗闇に備えなさい。
    ・微笑みをもって逆境に立ち向かい、屈服させなさい。
    ・行動なき計画は消え去る夢にすぎないことを悟りなさい。
    ・心にかかるクモの巣を一掃しなさい。それが心をふさぐ前に。
    ・荷を軽くしなさい。目的地に到着できるように。
    ・心にかかることを、今、行いなさい。それができるうちに。
    ・他の何者かではなく、自分自身であるために努力しなさい。

    説明
    内容紹介
    孤児で障害者という、人生のスタート時から背負っていたハンディをものともせず、あらゆる逆境を乗り越えて成功を手にした男、ザアカイ。この物語では、彼を敬愛し、生涯彼に仕えた親友ヨセフの目を通して、不屈の精神のもと、次々と襲いかかる試練を克服していくザアカイの姿が描かれる。「不可能なことなんて何もない。それが不可能だと本人が思わない限り」「不運の時にも必ず終わりがくる」「かつてなかったほどの暗闇に閉ざされている時こそ思い出せ。あらゆる失敗は成功への一歩なのだ」。主人公ザアカイが語るこれらの言葉は、マンディーノの全作品に流れる不変のメッセージであり、不安に満ちた時代を生き抜くための知恵として、私たちを勇気づけ、不可能を可能にする力を与えてくれる。「本当の意味の成功を手にしたいと願うなら、彼の代表作とも言うべきこの作品を読むことだ」と世界的成功者たちが絶賛した、オグ・マンディーノの最高傑作、待望の邦訳。
    内容(「MARC」データベースより)
    失敗を克服し挫折と失意を乗り越えて、人類史上最高の富を得た男が、最後に手に入れたものとは-。あなたの成功を約束する9つの智恵。世界で3600万人が愛読した、オグ・マンディーノ哲学の原点。

  • キリストの時代が舞台になっており、小さい頃聖書の勉強をした私には親しみ深い内容だった。
    成功のための10の智慧が述べてあり、"荷を軽くしなさい。目的地に到着できるように。"が心に響いた。私の今年の目標の一つは身軽になること。その一環である部屋の片づけも実行。(HPの日記より)
    ※原書The Greatest Success in the World(1981年)
     2002購入@読書のすすめ
     2003.1.2読書開始
     2003.1.13読了
     2007.9.9売却済み

  • これから読みます

    • ひーくん(2018年)さん
      他の何物かではなく自分自身であるために努力しなさい。あなたがなれるものになること。あなたが天職を選ぶのではない、天職があなたを選ぶのだ。
      数...
      他の何物かではなく自分自身であるために努力しなさい。あなたがなれるものになること。あなたが天職を選ぶのではない、天職があなたを選ぶのだ。
      数日のために植えるなら花を植えよ
      数年のために植えるなら木を植えよ
      永遠のために植えるならアイディアを植えよ
      2017/12/23
  • 成功のための10条
    1,微笑をもって逆境に立ち向かい、屈服させなさい 両手を広げて、それを迎え入れる。自分の有機を奮い立たせ、技量に磨きをかける事になる。 逆境の中でも、必ず花は咲く。 勝利から学べるものは少ないが、追い詰められ、苦しめられている時大いなる知恵を得る。 真の友を知る最良のときである。あらゆる失敗は成功への一歩である。
    2,心にかかることを、今行いなさい。それが出来るうちに。 今という時は、2度と来ない。 3,心にかかる蜘蛛の巣を、一掃しなさい。それが心をふさぐ前に。
    長年にわたって蓄積された過去に繋がる悲惨なクモの巣を一掃しなさい。
    忘れる能力は、悪ではなく・徳である。
    4,他の何者かではなく、自分自身であるために努力しなさい。人間は必ずなにか特別な技能に恵まれている。それを用いる事。別のものになろうとしても、無理な話。誰もあなたに取って代わる事は出来ない。

  • 聖書に登場する(らしい)税取り立て人「ザアカイ」の話。

    彼が示したのは法ではなく、より良い人生を過ごすためのルール。
    ただ、どんなに優れたルールがあろうと"第6の智恵:行動なき計画は消え去る夢にすぎない"というように、意味が無いので、常に心に留めて、行動に移せるようにしていきたいな

  • As this book says, life is wonderful.

  • よりよく生きていくためにはルールがある。
    人生はゲームのようなもので、それを楽しむには、遵守して、ちゃんと活用しなければならない何らかのルールがあるのだ。
    しかし、殆どの人は、そのルールを学ぶ機会さえ無い。
    この本は、人としての大切なことを学ばせてくれる。
    強い心を持ち、自分の生き方に自信を持って生きていけるよう、何度でも繰り返し読んでみたい。

  • ■書名

    書名:人生は素晴らしいものだ
    著者:オグ・マンディーノ

    ■概要

    孤児で障害者という、人生のスタート時から背負っていたハンディ
    をものともせず、あらゆる逆境を乗り越えて成功を手にした男、
    ザアカイ。この物語では、彼を敬愛し、生涯彼に仕えた親友ヨセフ
    の目を通して、不屈の精神のもと、次々と襲いかかる試練を克服し
    ていくザアカイの姿が描かれる。

    主人公ザアカイが語るこれらの言葉は、マンディーノの全作品に流
    れる不変のメッセージであり、不安に満ちた時代を生き抜くための
    知恵として、私たちを勇気づけ、不可能を可能にする力を与えてくれ
    る。
    (From amazon)

    ■感想

    オグマンディーノさんの物語風、成功哲学ビジネス書。
    これは小説ではなく、ビジネス書として読むべきものですね。
    言葉が違っても、他の自己啓発本と根本的には言っている事は同じ
    です。

    オグマンディーノさんの自己啓発本は、すべて言っていることは同じ
    なのですが、その見せ方が上手です。
    書いてあることも、基本的にはその通りだな~と思うことばかりで
    共感できます。

    私は本を読むのは好きですが、それをすべて行動に移せているわけでは
    ないので、これが課題ですね。いくつかは行動しているつもりですが、
    なかなか踏み出せない領域があり、そこで躊躇している自分がいます。
    こういう時に、こういう本は、本当に力を与えてくれます。

    自己啓発本をいろいろ読んで思うのは、事実を並べるだけの本より、
    物語風にした本の方が、素直に自分に入ってくることが多いことです。
    基本的には文体が自分に合うか、合わないかだと思いますが・・

    最近、海外作品をブックオフで100円で買いあさっていますので、
    色々と読みたいと思います。

    ■気になった点

    ・不可能なことなんて何もない。それが不可能だと本人が思わない限り

    ・願いを持つことは達成への第一歩だ。もし初めに願いを持たなか
     ったら何かを達成するための計画など立てようがないのだから。

    ・人生において圧倒され、打ち負かされそうな状況に立たされた
     時それに対処する秘訣はしっかりと立ち向かうことだ。

    ・★成功のための10個の知恵

     - 日々熱心に仕事に取り組みなさい
      その働き方があなたの未来を決定する
     - 忍耐によって運命を支配できることを学びなさい
     - 航路を明確に地図に書き込みなさい
      漂流者とならないために。
     - 陽光の中を旅する間に、暗闇に備えなさい
     - ほほえみをもって逆境に立ち向かい、屈服させなさい
     - 行動なき計画は消え去る夢にすぎないことを悟りなさい
     - 心にかかる蜘蛛の巣を一掃しなさい。
      それが心をふさぐまえに。
     - 荷を軽くしなさい。
      目的地に到達できるように。
     - 心にかかることを今行いなさない。
      それができるうちに。
     - 他の何物かではなく、自分自身であるために努力しなさい

    ・★今あなたがやっている仕事を愛さなくてもいい。
     しかし、仕事はしなければならない。
     大事なのは、どんな仕事するかではなく、どのように仕事を
     するかである。

    ・★人生は競争ではない。

    ・世の中には試合に参加する少数の選手と、それを見守る多数の
     観客がいる。試合に参加しない人は、つまずくこことも、倒れる
     ことも、あざけられることないのだから。

    ・成功のためにあらゆるチャンスをとらえなさい

    ・そして失敗したらまた挑戦しなさい。

    ・★いかなる状態も永遠に続くものではない

    ・変わらないものは何もない

    ・行動のみが人生に力と喜びと目的をもたらすのです。 

    ・誰もあなたの代わりに行動してくれる人はいない。

    ・★あなたは、なぜ、不幸な記憶のかけらをまるで価値あるもの
     のように後生大事にしまいこんできたのか?

    ・★あなたが最善を尽くしたいとおもうことに、全力投入しなさい。

  • 訳者あとがきに、「なにか胸にジーンとくる映画を観たような印象」と書かれている通り、どんどんと引き込まれていった。
    「与える」人生がどんなに素晴らしいものか、本に出てくるザアカイの生き方を通して、教えられた。

  • -------------------------------------------------------------
    ◆〜『人生は素晴らしいものだ(オグ・マンディーノ )』〜◆
    -------------------------------------------------------------

    「失敗を克服し挫折と失意を乗り越えて、人類史上最高の富を得た男が、最後に
    手に入れたものとは-。あなたの成功を約束する9つの智恵。世界で3600万人が
    愛読した、オグ・マンディーノ哲学の原点。」

    障害者で孤児という人生のスタートからハンディを背負っていた男、ザアカイが、
    幾多の逆境を乗り越えて世界一ともいえる成功を手にするまでの過程が、
    障害彼に仕えた親友ヨセフの目を通して語られるという形式の物語です。

    「成功のための9つの智恵」とは、晩年を迎えたザアカイが、たった一代で
    山の頂上まで登りつめた成功の秘訣を多くの人に伝えるために残したもの。

    物語では、ある日突然、大群衆がザアカイの屋敷まで押しかけ、その
    代表であるベン・ハダドとの話し合いの中で城壁に書き示すことが決定する
    という、かなりダイナミックな展開で話が進んでいきます。

    時間のない人は小説自体は読まなくても、ザアカイが書き表した「成功のための
    9つの智恵」に目を通すだけもいいのではと思います。

    それこそ著者のオグ・マンディーノが言うような「この本は、あなたの人生を変えて
    しまうだろう」ということが現実になるかもしれません。

    1.日々熱心に仕事に取り組みなさい。
      その働き方があなたの未来を決定する。

    2.忍耐によって
      運命を支配できることを学びなさい。

    3.航路を明確に海図に書き込みなさい。
      漂流者とならないために。

    4.陽光の中を旅する間に
      暗闇に備えなさい。

    5.微笑みをもって逆境に立ち向かい
      屈服させなさい。

    6.行動なき計画は
      消え去る夢にすぎないことを悟りなさい。

    7.心にかかるクモの巣を一掃しなさい。
      それが心をふさぐ前に。

    8.荷を軽くしなさい。
      目的地に到着できるように。

    9.心にかかることを今、行いなさい。
      それができるうちに。

    ☆★☆〜本文より〜☆★☆

    ◆忍耐をすればするほど、あなたに返ってくる報いが確かなものとなることを
     知りなさい。いかなる偉大な業績も、忍耐強く努力し、待ち続けた結果とし
     てもたらされるのである。

    ◆状況は変わるものだということを常に信じていなさい。
     心は重く、身体は傷つき、財布は空で、慰めてくれる人もいない。
     それでも耐えなさい。
     太陽が必ず昇るように、あなたの不運の時にも必ず終わりが来ることを信じなさい。
     常にそうであったし、これからも常にそうなのだ。」

    ◆この世に粘り強さに勝るものはない。
     才能は粘り強さに勝ることはできない。
     才能がありながら成功できない人は山ほどいる。
     天才も粘り強さに勝ることはできない。
     恵まれない天才など語り草になっているほどだ。
     教育も粘り強さに勝ることはできない。
     この世は教育を受けた落伍者だらけだ。
     粘り強さと決意こそが絶対的な力なのである。

    ◆成功する人と、そうでない人の差は紙一重だ。
     成功しない人に熱意がないわけではない。
     違いは、粘り強さと忍耐力だ。
     失敗する人は、壁に行き当たったときに、体裁のいい口実を見つけて努力をやめてしまう。

    ◆人生とは、自分自身が脚本を書き、主役を演じるドラマだ。
     どのようなドラマを描くかは自分次第であり、心や考え方を高めることによって、
     運命を変えることができる。

    ◆人生には、近道や魔法の絨毯は存在しない。
     自分の足で一歩ずつ歩いていかなければならない。
     その一歩一歩がいつか信じられない高みにまで、私たちを運んでくれる。
     これが、夢の実現に至る、唯一確実な方法なのだ。

    ◆ 高く自らを導いていこうとするならば、あえて障壁に立ち向かっていかなければならない。
     その際、一番の障壁は、安逸を求める自分自身の心だ。
     そのような自分自身に打ち勝つことにより、障壁を克服し、卓越した成果をあげることができる。

    ◆ひとつのことに打ち込み、それを究めることによって、
     人生の真理を見出し、森羅万象を理解することができる。
     ひとつの仕事や分野を深く追求することにより、すべてを知ることができる。
     広くて浅い知識は、何も知らないことと同じだ。

    ◆ 一日一日を懸命に生きれば、未来が開かれていく。
     将来を見通すということは、今日を努力して生きることの延長線上にしかない。

    ◆長い人生の旅路では、失望や、困難、試練の時がなんどもある。
     しかし、それは、自分の夢の実現をめざし、すべての力を奮い起こして誠実に努力をする、
     またとない機会でもある。
     天は誠実な努力とひたむきな決意を、決して無視はしない。

    ◆素晴らしいチャンスは、ごく平凡な情景の中に隠れている。
     しかし、それは強烈な目標意識を持った人の目にしか映らないものだ。

    ◆「これだけでも十分ではないか」という、「足るを知る心」によって初めて、
     人間は幸せを感ずることができる。
     そうすれば、今自分が生きていること、そのことに対しても心から感謝をすることができる。

    ◆成功に至る近道などあり得ない。情熱を持ち続け、生真面目に地道な努力を続ける。
     このいかにも愚直な方法が、実は成功をもたらす王道なのである。

    ◆忙しい毎日を送っている私たちは、つい自分を見失いがちである。
     そうならないためにも、意識して反省をする習慣をつけなければならない。
     反省ある人生を送ることにより自分の欠点を直すことができ、人格を高めることができる。

    ◆「素直な心」「熱意」「努力」といった言葉は、
     あまりにプリミティブなために、誰も気に留めない。
     しかし、そういう単純な原理こそが人生を決めていくポイントなのだ。

    ◆人生というのは魂の修行の場ではないかと考えている。
     苦難は魂を純化、深化させるために与えられている試練であり、
     成功もその人間がどこまで謙虚でいられるかを試すものでしかない。

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