天気で読む日本地図: 各地に伝わる風・雲・雨の言い伝え (PHP新書 244)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569627359

作品紹介・あらすじ

日本人は風・雲の動き、山や太陽の見え方などから天候を予測する「観天望気」を行ってきた。「お寺の鐘がよく聞こえると雨」「秋空の稲妻は明日も晴れ」「富士山がすっきり見えると雨」-。本書では、全国津々浦々を歩き、各地の天気にまつわることわざ・言い伝えを丹念に拾い集める。「春一番」「東尋坊」という風の由来、海賊・松浦党や現代のサーファーの観天望気など、その土地ならではの伝承・エピソードが満載!天気図に頼らなくても、五感を使って見事に当たる、日本古来の天気予報。

感想・レビュー・書評

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  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA61456237?caller=xc-search

  • 風や雲の動き、山や太陽の見え方などから天候を予測する日本古来の天気予報、春一番や東尋坊という風の由来など、その土地ならではの伝承やエピソードが満載の一冊です。
    (7類 B1)

  • 観天望気
    古今東西
    津々浦々
    一書在茲
    漁師さんや海女さんの話も善いけど
    サーファー達のエピソードがなかなか良い。

  • 人間の感知能力のすごさ, 2009/1/24


    気象予測。まさにこれに仕事で関わることになったため、興味半分読んでみました。
    「観天望気」この技術は、局所的な天候に関しては、気象機関の予測もかなわないかもしれない。たしかにそうかも知れません。
    人間の五感・感知能力、経験は案外スーパーコンピュータ以上の能力があるのかも知れません。今、ペンティアムCore2 Quadでシュミレーションに挑んでいますが、果たして観天望気に勝てるのだろうか

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著者プロフィール

1962 年、千葉県生まれ。学習院大学経済学卒業後、金融機関勤務
などを経て、1991年より日本財団(日本船舶振興会)に勤務。現在、
広報チームリーダー。東海大学海洋学部非常勤講師。海上保安体制、
現代海賊問題などに詳しい。著作に『天気で読む日本地図』『海の
テロリズム』『日本の国境』など。

「2021年 『新世界 海賊の作法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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