新選組日記 (PHP新書 257)

著者 :
  • PHP研究所
3.53
  • (14)
  • (25)
  • (50)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 191
感想 : 17
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569630083

作品紹介・あらすじ

峻烈な隊規のもと、繰り返される血の粛清…。敗者となった新選組には、陰惨さがつきまとう。だが、史料を丹念に読み込めば、剣の腕を磨き、国事に志を抱いた純粋な若者の姿が浮き上がる。本書は、明治まで生き残った幹部・永倉新八の手記『浪士文久報国記事』と、副長・土方歳三の信頼が厚かった島田魁の日記から、新選組の実像に迫る。池田屋事件、鳥羽伏見の戦い、箱館戦争…。彼らは戦場でどう戦ったのか。近藤勇らの姿はいかに映ったか。「誠」を貫いた男たちの姿を克明に綴った行動録を読み解く。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 百年ちょっと前のものでも、原文を読むのは気合と時間がいるので、ページ下半分に現代語訳が書かれているのは非常にありがたい。
    回想録なので事実と少し異なることもあるのだろうけど、本人たちの言葉のためか、重みというか、迫力がある。あまり自分の考えや思いは書かず、事実を述べていくのが当時のスタイルなのかしら。
    途中途中の解説や地図、写真も豊富で満足。

  • 永倉新八だけではなく、島田魁も日記を残していたとは驚き。
    ただ、注釈が少なくて少し読みにくい印象。

  • 当たり前だけど日記と活動報告。
    これだけ細かく書いても山南の事に両名触れず。
    やはり新選組最大のタブーなのか。光緑寺の言い伝えでは無数の刀傷があったとあるが、隊士の粛清あるいは、錯乱状態から自傷行為の果てなのか・・・

  • 永倉新八の「浪士文久報国記事」と、島田魁の日記。
    原典に即した文を上段、現代語訳を下段に掲載してあるので、わかりやすい。
    また、間に著者からの解説も入るので、必ずしも読みやすいとは言えない永倉、島田の文が、より理解しやすくなっている。

  • 書き下し文と注釈付なので読み易いです。

  • (2004.2.26 第4刷)

  • サイン入りのこれ持ってます←アホ

  • 永倉新八と島田魁の記録をまとめたもの

  • 未読

  • 新八が安富のことを「巨富」と書いていて笑いそうになった。原文に対しての書き下し、補足が親切です。

全17件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

霊山歴史館副館長

「2018年 『幕末維新伝 今、その史実が明かされる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

木村幸比古の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×