武士道―いま、拠って立つべき“日本の精神”

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感想 : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569630410

作品紹介・あらすじ

サムライのごとく気高く生きよ。日本人の精神的支柱がここにある。読みやすい現代語新訳。

感想・レビュー・書評

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  • Mr.ブシドーを志すあなたは必読。

    語り口はお堅いので少々読むのに疲れるが。。。


    「へえ~実はこれってこういうことだったんだ!!」
    的な発見が多い

    異文化と比較した形で日本人の精神にも言及しているので、海外に興味がある人がよむのも面白いかも

  • 最近、それについてよくわからないのに、
    その場で判断しなければいけないことが増えた。
    そんな時、なにを拠り所にすれば良いのか。
    なんとなくやはりこれなんじゃないかと武士道を読んだ。義、勇、仁、礼、誠、忠などからなる武士道は、
    日本人としての道徳規範で、人として正しく、美しく
    生きようとする時の『人の倫』だとわかった。
    凄いのは、これの原本は120年前にアメリカで日本人のアイデンティティを、世界に紹介するために、英語で出版されて逆輸入されてきた本だということ。
    新渡戸稲造は西洋の歴史や哲学や出来事を、その当時のどの日本人よりも深く学んで理解していたに違いない。
    これが書かれた時点で既に日本にサムライはいなくなっていて、西洋的な損得勘定が世の中の価値基準になりつつあったみたいだけれど、書いてある事は今の自分にも心に響くし、全て感覚的に腑におちた。
    これからは自分の聖書として、迷ったらここに立ち返ろうと思う。

  • 原書(英語)はどんなふうに書かれているんだろうか?

  • 自分自身の在り方を考えさせられる内容。武士道・大和魂・道徳…自分の内面での腹落ち、本当の意味での理解にはもう少し時間が掛かりそう。繰り返し読みたい本。

  • 一回読んだだけでは理解出来たとは言い難い…

  • 義‐武士道の礎石
    勇‐勇気と忍耐
    仁‐慈悲の心
    礼‐仁義を型として表す
    誠‐武士道に二言がない理由
    名誉‐命以上に大切な価値
    忠義‐武士は何のために生きるか

  • 新渡戸稲造・著、岬龍一郎・訳。

    言わずと知れた、新渡戸稲造の大著『武士道』の日本語版。
    (原文は英語なので、その日本語訳)

    サブタイトルは、「いま、拠って立つべき“日本の精神”」
    帯には、「日本人の精神的支柱がここにある」

    とある。
    初めて読んだのだけど、内容的には濃い。そして、深い。
    日本人として、と同時に、人として、如何に生きるか。生きるべきか。
    根源的な考え方を見直すのに、非常に参考になる本。
    日本人の精神性は武士道に求められる部分が大いにあるものの、
    訳者も述べているように、これを体系立てて説明している本はない。

    日本人の道徳観・道徳教育が「宗教」に求められない以上、
    ある意味において、聖書やコーランのようなバイブル的な価値のある書である。

    書き方は、対比的。
    つまり、キリスト教的な価値観や、世界の歴史や思想との対比を通して、
    日本の「武士道」が日本だけの価値観でなく、
    人類全体に普遍的で共有しうる価値観であることを説明している。

    また、参考となる資料・人物などが、歴史的・世界的に多岐に渡るので、
    教養がない自分としては、すぐに理解しづらい。
    また、文章自体も、明治時代の人間が書いている文章なので、読みづらい。

    ただ、特に戦後に成長を果たし、メンタリティが歪んでしまった多くの日本人をして、
    自らの原点を見つめ直し、
    「人としてより良く生きるためには」ということを問い直すためには、
    一読の価値は十分にある。

  • 武士の掟、高き身分の者に伴う義務(noblesse oblige)

    身につける名誉と特権が大きくなるに従い、それらにともなう責任や義務も重くなってきた

    知行一致

    義に過ぎれば固くなる。仁に過ぎれば弱くなる(伊達政宗)

    日本人と桜、ヨーロッパ人と薔薇。

    この本を読むと昔の日本人はこんなに高潔だったのかと思う。
    そして、今の日本人はただその精神を忘れているだけなのだろうと思う。

    「誠-武士道に二言がない理由」、「名誉-命以上に大切な価値」などを
    読むと今の日本人が忘れている大切な心を感じる。

    自分も含めてだが、最近、精神的に弱い人が多く見受けられる。

    その理由として、その人の精神的支柱が欠けているからではないかと
    考える。他国ではキリスト教などの精神的支柱があり、行動、思考の
    拠り所が存在する。日本人の精神的支柱となるのがこの武士道だと思う。

    「武士道」を読むことにより、
    日本人の心の奥底にある大切な精神を呼び起こすきっかけになると思う。

  • う〜ん!考えさせられますね。日本人が置き忘れたもの!日本の精神文化ですね。形あるものばかりにとらわれて、振り回され、日本のわび・さび・伝統・精神、様々なものが忘れられた?いや消えうせ、「心の地盤沈下」を起こしている現在!今一度この本を読んで日本の、日本人のアイデンティティを蘇らせたいものですね。「蘇れ日本」ですね。ドイツでは「盆栽」→「BONSAI」がブームを通り越してドイツの日常生活に溶け込んでいるって話です。もちろん言葉も浸透しています。その傍ら、日本人は日本の伝統文化や精神には見向きもせず、今だ海外のブランド品を追い求める呆れた状態です。その呆れた日本人をセレブと称しテレビで紹介する番組が横行している始末。さらには「芸無し人」が低レベルの芸でもなんでもない、ただ単なる「いびり」「いじめ」に匹敵する見せものや、ボケと突っ込みと称して「他人の頭をぼこぼこ叩く」姿、不愉快でしょうがない。そんな馬鹿げたテレビが垂れ流し的に公共の電波を通じて流れている。電波汚染です。公害です。日本は汚染されています。まさに、テレビ公害です。その番組を作っているテレビ局は何のコンセプトも持たず、ただ視聴率が稼げればいいというもの。そのテレビが現在のいじめ問題や自殺の問題の原因を生んでいるもの知らず、他責の念だけで学校や教師だけを問題視しているわけです。その番組のスポンサーになっている企業もアホとしか言い様がありません。恥じるべきですね。この本を読みましょう。

  • 武士はかっこよくて好きだけど、難しかった。またいつか読まなきゃ。司馬遼太郎を読み漁った時に読みました。武士に憧れてました。

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著者プロフィール

1862年南部藩士の子として生まれる。札幌農学校(現在の北海道大学)に学び、その後、アメリカ、ドイツで農政学等を研究。1899年、アメリカで静養中に本書を執筆。帰国後、第一高等学校校長などを歴任。1920年から26年まで国際連盟事務局次長を務め、国際平和に尽力した。辞任後は貴族院議員などを務め、33年逝去。

「2017年 『1分間武士道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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