「国民の祝日」の由来がわかる小事典 (PHP新書 264)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569630861

作品紹介・あらすじ

「建国記念日の日」「こどもの日」「勤労感謝の日」…。今や年間十五日にのぼる「国民の祝日」はいつ頃、どのように成立したのか。古来の民俗的な年中行事や人生儀礼に伴なう祝祭日。明治以降の国家的な祝日。さらに平成に入ってから付け加えられた「みどりの日」や「海の日」など、「国民の祝日」は古さと新しさをあわせもつ。そこには、わが国で永年育まれてきた自然と、先祖に感謝する心、共同体の人間関係を尊ぶ豊かな精神が盛り込まれている。歴史学の観点から日本人の英知を解き明かす。

感想・レビュー・書評

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  • ◆きっかけ
    『7歳までは夢の中』を読んでいたら、勤労感謝の日はもとは新嘗祭だったという記載があり(p112)、いつか子どもに各々の祝日にその日の由来を話したいと思ってAmazonで関連本を検索して。2017/6/12

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著者プロフィール

昭和16年12月、岐阜県生まれ。名古屋大学修士課程修了。昭和41年度から皇學館大学助手・専任講師・助教授。昭和50年度から文部省初等中等教育局教科書調査官。昭和56年度から京都産業大学教授。昭和61年9月、法学博士。平成24年度から京都産業大学名誉教授、モラロジー研究所教授、麗澤大学客員教授、皇學館大学特別招聘教授など。
【研究書】『宮廷儀式書成立史の再検討』(国書刊行会)、『三善清行』(吉川弘文館人物叢書)、『年号の歴史』(雄山閣)など。【一般書】『日本歴史再考』(講談社学術文庫)、『日本の年号』(雄山閣)、『歴代天皇の実像』(モラロジー研究所)、『「国民の祝日」の由来がわかる小事典』『皇位継承のあり方』(以上、PHP新書)、『皇室典範と女性宮家』(勉誠出版)、『天皇の人生儀礼』(小学館文庫)、『天皇の「まつりごと」』(NHK出版生活人新書)など。【共著】『皇位継承』『元号』(以上、文春新書)、『元号読本』(創元社)。【編著】『皇室事典(令和版)』(角川書店)、『日本年号史大事典』(雄山閣)、『近代大礼関係の基本史料集成』(国書刊行会)など。

「2020年 『光格天皇関係絵図集成』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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