- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569635453
作品紹介・あらすじ
何気ない会話に、その人の知性が現れる。難しい議論をしたわけではない、他愛のない世間話をしただけなのに…。社会に出れば話し方ひとつで、仕事ができるかどうか判断されてしまう。本書では、巷にあふれる愚かな話し方の実例をあげ、その傾向と対策を練る。「知ったかぶり」「矛盾だらけ」「繰り返しが多い」「具体例がない」「説教癖」など、思わず身近なあの人の顔が浮かぶ。そして、あなた自身も「バカに見える話し方」をしているのだ!文章指導のプロが「書くこと」と「話すこと」の共通項を見つけ、痛快に綴る。
感想・レビュー・書評
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2024/04/03読破
一言
本書の中でも矛盾している記述があり、新しい案件はあまりなかった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
可もなく不可もなく。
新しい知識や考え方とは出会えなかった。
自分のことを話し過ぎるかもなーとの気付きはもらえた。
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そうなんだけど、そこまで言うほどかな。喋るのが怖くなる本。
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話し方の悪い人を例をあげて書かれて その後 対策方法などが書かれているので 同じ会社の人に対しての自己防衛なども上手くこなせそうな内容でした。
もしかしたら 自分もどれかに当てはまってるのかも?
と思うと ドキドキしましたが ちゃんと 自覚するためのワンポイントも書かれていたので 良かったと思いました。
できれば
自分は最後の章の こんなバカなら許せる この程度なら被害はない という 人種に当てはまってれば良いなーなんて 思いました。(笑) -
「こんな話し方は頭悪い」と40項目も並べられたらどう話すのが正解なのか分からなくなる。
あとその項目事にその人に対する周囲の人の対策が書かれているが、基本そんな人間は無視するかその場から離れることと書かれていて、その通りにしたらあまりにも嫌味で冷たい人になってしまうのではないか。話し方の参考にするのは良いが、その対策についてはあまり参考にしない方が良いなと思った。 -
「頭が悪い」と思われてしまう話し方を列挙し、その話し方をする人への接し方と、自分の悪い点を直すためのアドバイスが書かれている。
章立ては、
①あなたの周りのバカ上司
②こんな話し方では、異性が離れていく
③絶対に人望が得られない話し方
④こんなバカならまだ許せる
全部で40種類の話し方が紹介されていて、これに全く当てはまらない人なんていないだろ!というのが感想。
筆者もあとがきに「立派な人でもこういう話し方をする人がいる」と書いていたけど。
私は「自分のことしか話さない」と「おべっかばかりで自分の意見を言わない」が当てはまると思う。
前者の対策は、文章で発散させること。
後者はネットなどでもいいから、自分の意見を語り、自信をつけていくこと。
だって。 -
2023年1月3日読了。すぐ感情的になる・決めつける・優柔不断など「頭が悪く見える人」たちがなぜそのように振る舞うのか、彼らはどう思考してその行動に至っているのか。周囲の人々は彼らをどう扱うべきか、また自分が「頭の悪い人」になっていた場合いかにその強固な習慣を断つべきか、などを極めて具体的・実践的に指摘する本。提示された実例たちには「いるわいるわ、こういう人たちー」と深くうなづく半面、こうした人々は自らの振る舞いの愚かさに気づいていない、という指摘から「もしかして自分も…」と次第に怖くなってくる。大人になり年齢を重ね地位が上がるにつれ「率直に苦言を呈してくれる」存在は大変貴重であり重要である、ということが身に染みる。普通の人は悶着を起こす前にただその「愚かな人」をさげすんで離れていくものだよな…。
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頭が悪い人の話し方をどんどん挙げていって、これを反面教師として今後気をつけていきましょう。といった内容の本でした。
自分自身と比較して反省する分にはいい本だと思うのですが、話し相手が該当していた場合、その対策方法が3つか4つあるパターンを使い回してるだけだったので、あまり参考にはならなさそうだなぁと感じました。
あと、それ「話し方」というよりも「性格」の方に重きを置いてない?と思ってしまう例がいくつかあったのも気になりました。 -
2022/11/15
この本が出た当時、確か買って読んでだけど途中で挫折したような記憶。
出版が2004年となっていたので、18年も前に書かれた本です。
タイトル通りの内容で、他人から見て「頭がいい」「頭が悪い」と判断される話し方の特徴がまとめられていて、頭の悪い話しかたをする人についていろいろな状況やパターンに応じて、身近にそんな話し方をする人がいた時の対処法と、もし自分がそのような話し方をしていたらどうしたらいいかということについても触れられている。
内容に共感できる部分も多数。自分自身の会話や人とのコミュニケーションの仕方を見直すきっかけになると思います。
書かれている時期も時期ですが、読んでいると「そんな状況ある?」みたいな内容も多数。著者は予備校で国語を担当している人で、文章に関しては色々な知識やノウハウを持っていると思うのですが、いざ使うとなった場合に、その事例がだいぶ限定的な状況のものが多いなーと感じました。
気になるところや共感した部分を再度読み返して見たいなと思います。 -
人から見て評価が下がりやすいしゃべり方や、考え方をタイプ分けして、それに対する自分の改善法、他者が行っていた場合の対処法をまとめた本である。
やや偏った分析もあるので自分の頭でかかれている内容をとらえ直す必要があるが、自分を見直すきっかけとなりうる本である。