言いたいことが言えない人―「恥ずかしがり屋」の深層心理 (PHP新書)

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  • PHP研究所
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レビュー : 40
  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569636139

感想・レビュー・書評

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  • この本を読んでて、「あ~。これ私のことだわ」と実感しました。
    この本のタイトルにもなってる、言いたいことが言えない人=恥ずかしがり屋の人。

    「人と話していて、会話が途切れることを恐れ」「相手が怒っているときに、なんとなく自分が悪いことをしている気持ちになり」「気まずいことがあるくらいなら、自分のほうが我慢し」「相手から非難されたときに、怒ったり憂鬱になったりし」「相手の感情を害することを恐れて、自分の意見を言えない」
    これが典型的な恥ずかしがりやの人。

    「恥ずかしがりやの人はすぐに人に譲ってしまう。
    譲っているが、納得して譲っているわけではない。
    したがって譲るたびに心の底に怒りが蓄積されている。」
    これは今までずっと私がやってきたことです。

    家庭環境から恥ずかしがり屋という人格は培われます。
    そして、恥ずかしがり屋の人は普通の人にとっては何でも無い事が非常に困難だったりする。
    つまり生き難い思いをしながら今日まで生きてきた。
    だからそんな自分を誉めていいんだ、とこの本には書かれてます。

    また、あとがきに、「恥ずかしがり屋の人を積極的に評価するとすれば、それは「嘘をつかないこと」だと思う。」
    と書かれていて、正に私だ!と思いました。

    また、「恥ずかしがり屋の人と正反対にペラペラと平気で嘘をつく人がいる。それはヒステリー性格の人である」とあります。

    ●恥ずかしがり屋の人は利用されるが、ヒステリー性格の人は人を利用する。

    ●恥ずかしがり屋の人は低い自己評価に悩むが、ヒステリー性格の人は大きいことを言っては陶酔する。

    ●恥ずかしがり屋の人はすぐに人に譲ってしまうが、ヒステリー性格の人は自己中心的でわがままで我を通す。人の言うことは聞かない。絶対に譲らない。

    ●同じ兄弟姉妹でも恥ずかしがり屋とヒステリー性格の人がいる。

    最後に、「この本を読んで私は恥ずかしがり屋の人間であると思ったら、生きていくうえでもっとも注意することはヒステリー性格の人と深くかかわらないことである」と結ばれていて、そうしよう!と思いました。

  • <閲覧スタッフより>
    気持ちをハッキリと伝えられない「恥ずかしがり屋」な人に出会った経験、ありませんか?
    「恥ずかしい」という症状の原因や深層心理から、「人を信じる」大切さを教えてくれます。
    --------------------------------------
    所在記号:新書||141.9||カト
    資料番号:20081346
    --------------------------------------

  • 読んでみて自分のことだなと思った。
    結構ずばっと、断定して語られてるから読んでて否定されているような気にもなる。
    だからこういう性格の人にはぐさっとくるのかな?

    でもこの本を読んで失敗を恐れないようにしようと思えた。
    怖がりな自分に勝って気持ちを楽にして生きたいと思った。

    あとヒステリーな人。確かにいるし苦手だ。

  • 言いたいことが言えない人は、人に否定されることを恐れている人である。
    恥ずかしくて怖気づいてしまうのは、ひとを信頼していないからである。したくてもできないからである。自分を自分で否定しているから誰も信じられない。

    そういう現象と理由が滔々と書いてある本。
    落ち込んで考えすぎてしまう癖をなんとかならないのかと思って手に取った本。
    これを読んだからといって何も変わらないけど、心の整理にはいいと思う。そうそうそう、とすんなり入っていく感じ。

    一つ気になるのは、「恥ずかしがり屋の大人」と「そうでない健康的な人たち」という比較調査の数値の出し方が曖昧な部分。比較対象を語るなら、グラフなり表なりアンケート結果をちゃんと出して欲しい。

  • 結局、どうしたら良いかは書かれていない。原因は親と決めつけすぎ。親を嫌いにさせたいのか。

  • あまりにも自分に当てはまることばかりで、読んでいてつらくなった。病気ではないし、劇的に不幸な人生だったわけではないけれど、生きるのが辛い「言いたいことが言えない人」の特徴や、なぜそうなったのかということをよく捉えている。ただ、鋭い指摘だと思う反面、これはちょっと人によって違うんじゃないか?と、決めつけてる感を感じた箇所があったのと、文章が淡々とし過ぎて冷たい。それからもう少し解決策を内容に盛り込んだほうがいいのでは…と思う。読んだあと思い出したくない過去を思い出し混乱して落ち込み、これからどうやって自分を変えていけばいいのかわからず途方にくれた。「言いたいことが言えない人」にとって自分を知るひとつの手立てにはなるけれど…それが狙いかもしれないけど…自分のこころの奥深くに抑圧してきた闇の部分と向き合うのは辛い。

  • どう考えても、子供の頃のトラウマが後を引きずって、今の自分がある気がしてならない。褒められたいけど、実際に褒められると戸惑ってしまうあたり、すごい実感する。
    人の目を気にせず、自分がどうあるべきかを考えたい。

  • 20160428
    ・恥ずかしがり屋は気をつかうのに、相手が望んだ反応を返してくれないからストレスがたまる。相手に察しを求めるのである。
    自己主張は我を張るのとは違う。
    自分の言うことを説明し、言うべきことを言うのが自己主張。
    人を無視したことを言うのがわがまま。



















  • 目次を記録することはほとんどないが、この本の目次は記録しておく。

    自分が育ってきた環境を追うと、なぜこのような性格になったのか心当たることが所狭しと書かれている。

    もくじ
    ◎なぜ内にこもってしまうのか
    ○「恥ずかしがり屋」はこんな人
    ○事故表現が苦手な人たち
    ○頑張っている自分に自信がない
    ○問題はだれにでも潜んでいる

    ◎「恥ずかしがり屋」の深層心理
    ○自分を責める
    ○低い自己評価
    ○矛盾した心理
    ○予期不安

    ◎四つの社会的恐怖の呪縛
    ○子どものころからの恐怖心
    ○失敗するのが怖い
    ○他人から否定的に評価されるのが怖い
    ○断られるのが怖い
    ○親しくなるのが怖い

    ◎信じることの大切さ
    ○エディプス・コンプレックス
    ○人間は順を追って成長する
    ○自意識過剰

  • 深層心理ってあったので、
    フロイトとかの話かなと思ったのですが…。

    全体的に、根拠がないというか、
    前後の文脈つながってないように感じます。

    うーん、説得力にも欠けるし、わかりにくい。

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著者プロフィール

1938年東京生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業、同大学大学院社会学研究科修士課程修了。現在、早稲田大学名誉教授、ハーバード大学ライシャワー研究所客員研究員、日本精神衛生学会顧問(元理事)。ニッポン放送系ラジオ番組「テレフォン人生相談」のレギュラーパーソナリティを約半世紀つとめている。

「2018年 『怒ることで優位に立ちたがる人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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