学問のすすめ―自分の道を自分で切りひらくために

著者 :
制作 : 岬 龍一郎 
  • PHP研究所
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本棚登録 : 117
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569636436

感想・レビュー・書評

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  • ”明治時代の名著。2007年5月に一度読んだのだが、メルマガで紹介するために再読中。

    <読書メモ>”

  •  江戸時代が終わったばかりの時期に学問にこんなにも通じていることに驚くばかり。平等、社会契約説、経済学など外国から学ぶために相当の努力をしたのだと思います。
     ただ、ユダヤ人迫害の一因となった「悪法も法である」という法治主義を妥当とするなど今では古くなってしまってる点もあるので、全てを鵜呑みにせずに考えることが必要です。
     赤穂浪士は忠義ではないと何度も否定してたのが印象的でした。
     メインの話は西洋列強に対抗するため、社会のために勉学に励めということであって、自分のために学べ、というのはサブの話なので、その点には注意が必要かもしれません。

  • 初めて読んだけど、とてもよかった。
    福沢諭吉が一万円札に描いてあるのも納得できる。今後も折に触れて読みたい本。

  • よく読む

  • 他者と優劣を比較するのは低次元の話。自分自身の道を辿ることに集中せよ。そしてそのためには物事の原理原則を学ぶこと。

  • 精読

    原書で読むと分かりにくかった学問のすすめ。でもこの本現代風に訳してくれているのでとてもわかりやすかったです。 

    個人的にこういう哲学本とか自己啓発本のたぐいが好きっていうのもあるんですけどね

  • チェック項目9箇所。人間にはもともと貴賎や貧富の差はない、その差が生じたのは、学問を修め、物事をよく知った人は出世し、金持ちとなる、それに反して学問に励まなかった人は、出世もできず、貧乏となって身分の低い人となるのである。国民の一人ひとりが自分の行動を正しく保ち、学問に志し、広く知識を取得し、おのおのの立場に応じた才能と人徳を磨くことである。国民がもし暴政をイヤだというのなら、すみやかに学問を志し、みずからの才能と品格を磨き、政府と同等の資格と能力を保つような実力を身につけなければならない。人間、独立心をなくして他人に頼る者ばかりが多くなると、国民全体が依頼心の強い者ばかりとなって、個人的な援助をする人はいなくなる。なぜ今川義元は滅びフランスは生き残ったのか? 独立とは、一軒の家に住み、他人に世話にならない、というだけのことではない、これは単なる個人的な義務である、一歩進めて社会的な義務を考えれば、日本人としての名誉を辱めず、国民がともに努力し、日本国を「自由と独立の国」であると諸外国に認めさせてこそ、初めて個人と社会との義務を果たしたといえるのだ。西洋諸国の経済力に恐れてばかりいてはだめである、なぜ西洋諸国は発展したのか、その文明を学び、内外の状況を比較検討して、さらに学び吸収することが大切なのである。人望とは、ただ個人の力量だけで得られるものではなく、財産がたくさんあるからといって得られるものでもない、その人の活発なる才能と知恵、そして正直さ、誠実さが、積もり積もって得られるものなのである。

  • 学問の重要性を再認識することができました。また,真の独立を再考するきっかけとなります。

  • 文字を知っていても、物事の道理をわきまえない者は学問を志す者とは言えない。なるほど。

  • 恥ずかしながら、30代に入って初めて読みました。原文の構成の良さと、
    わかりやすい現代語訳により、すらすら読むことができます。

    出だしの天は人の上に人をつくらずの一説はあまりに有名ですが、本書の意図は自由平等ではなく、自主自立にあります。これを読んで反発を感じる人は、なぜこの本が世界中で翻訳され、読まれているのかその理由を素直に考えてみると良いと思います。

    厳しくも極めて当たり前であるがゆえに、何度読んでも参考になる。私にとってはそんな一冊になりました。

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著者プロフィール

【訳者】佐藤きむ:1932年弘前市生まれ。弘前大学教育学部卒、弘前大附属中学校で教壇に立ち、母校の助教授となる。その後、弘前大・弘前学院大などの非常勤講師。『ビギナーズ日本の思想 福沢諭吉「学問のすすめ」』(角川ソフィア文庫)などがある。

「2010年 『福翁百話 現代語訳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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