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- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569638515
感想・レビュー・書評
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普段は日本史の、さらに幕末の藩史の、さらに人物史という狭い狭い時代を追いかけているので、読み終えた後一気に視界がパーンと広がったような感覚を覚えた本。世界史が苦手なので読み終わるのにいつもの3倍かかったけれど大変勉強になった。
この本は榎本武揚と、その周りの幕末人物を知っていれば知っているほど面白いと思う。日清戦争、日露戦争などが各国とどうつながり、どういう流れで至ったのかも理解できて良かった。
これを読んでから榎本さんの「シベリア日記」を読んだら理解できそうな気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
榎本を触媒として世界史を論じていて大変面白い。本書を読むとなぜ攘夷の機運が盛り上がったのか、その危機感の一端が伺える。また鯨とお茶とコーヒーや移民が世界を繋いでいたのが面白く、目から鱗でした。
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