- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569640068
感想・レビュー・書評
-
国立小受験の欠点は、教育実習や自習が多い、中学受験で他校を受ければ附属中学校には進めない。
幼児教室選びは最も重要。
子供を厳しく叱らない教室、合格実績ばかり全面に出さない。
試験は10月から11月。
なぜ、この小学校なのか明確な答えが必要。
暴走する母親の歯止めとなる。父親がしっかり時間を費やす。
慶応幼稚舎。男女別、誕生月別に分けて、その二十から三十人の組の一人だけ受かる。光る子を探す。
模試は最低五、六回。一回一万五千円。
慶応幼稚舎から慶應経済で1740万円。早実初等部から早稲田政経で1450万円。ただし塾代がかからない。
早稲田、2003年合格者に350万の寄付を要請。
国立学園小学校
晃華学園小学校 調布
桐朋小学校
明星小学校府中は半数が早慶中や御三家
学校側は、自分の求める子がほしい、方針に共鳴し、面倒なことを言わない子がほしい
父親の役割が重要。願書の受験理由、面接の想定問答。
お受験は、性格や家族関係が問われる。成蹊男子72女子42、桐朋小学校は国立で、男子36、とうだいへ。東大へ。早実も国分寺にある。男子72。97パーが早稲田へ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
さて、私にとって、5冊目のお受験本になります。
この本のよかったことは、慶応幼稚舎合格ドキュメントの掲載です。お受験情報は数々流布せよ、結局は家庭で一丸になって取り組んだ子が勝つんだという。こういうのを読むと、お受験はドラマなのだと思う。
一方で、名門小学校をさんざん持ち上げて、サラリーマンでも入れるなどと紹介しておきながら、よく読むと、入学した顔ぶれを見ると、多額の寄付に耐えられる家庭や、子ども同士、親同士のセレブなおつきあいのできる家庭が多い、等の記述もあり、著者たちの主張にちぐはぐな印象を受ける部分がありました。
受験に取り組む各家庭には真面目でさわやかな印象を持つ一方、結局、一握りの家庭だけが対象である、という点には、無力感も感じます。 -
最後の章の慶応幼稚舎の合格体験記は、合格までの時間的な流れが参考になる。合格までに父親(母親も含めて)がやるべきことが時系列で理解できる。
-
図書館で見つけ、興味本位で読んでみた。
読んでみると、教育方針がはっきりとしており良い教育を目指し切磋琢磨している私学を選ぶことも悪くはないなと感じた。もちろん、受験のために多くの事が犠牲になったり、とりあえず私学、という考えでは無意味であるが。
公立小学校の教員を目指す立場から考えたのは、公立学校においても私学ほどの明確な教育方針、それに向け学校全体が一致団結する、という事をもっと徹底しなくてはいけないという事だ。どこの公立学校でも、それぞれの素晴らしい教育が行われている、という時代にしていかなくてはならないのだろう。
各学校の教育について施設面、教育面様々な方面から分析されているなど、お受験を考えているママ・パパ達にももちろん役に立つ内容である。