わが子を名門小学校に入れる法 (PHP新書 324)

著者 :
制作 : 和田 秀樹 
  • PHP研究所
3.50
  • (3)
  • (4)
  • (10)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 43
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569640068

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 国立小受験の欠点は、教育実習や自習が多い、中学受験で他校を受ければ附属中学校には進めない。
    幼児教室選びは最も重要。
    子供を厳しく叱らない教室、合格実績ばかり全面に出さない。
    試験は10月から11月。
    なぜ、この小学校なのか明確な答えが必要。
    暴走する母親の歯止めとなる。父親がしっかり時間を費やす。
    慶応幼稚舎。男女別、誕生月別に分けて、その二十から三十人の組の一人だけ受かる。光る子を探す。
    模試は最低五、六回。一回一万五千円。
    慶応幼稚舎から慶應経済で1740万円。早実初等部から早稲田政経で1450万円。ただし塾代がかからない。

    早稲田、2003年合格者に350万の寄付を要請。
    国立学園小学校
    晃華学園小学校 調布
    桐朋小学校
    明星小学校府中は半数が早慶中や御三家
    学校側は、自分の求める子がほしい、方針に共鳴し、面倒なことを言わない子がほしい

    父親の役割が重要。願書の受験理由、面接の想定問答。

    お受験は、性格や家族関係が問われる。成蹊男子72女子42、桐朋小学校は国立で、男子36、とうだいへ。東大へ。早実も国分寺にある。男子72。97パーが早稲田へ。

  • やむにやまれず…
    国立小学校のことが知りたかったが、私立が多かった。

    参考になったのは…
    <国立小学校のデメリット>
    ①入試の抽選が2度もある
    ②通学区域制限
    ③教育実習、自習が多い
    ④附属中・高へ上がりにくい可能性
    <幼児教室>
    ★大手
     ・ジャック
     ・伸芽会
     ・桐杏学園
    ★中小
     ・アンテナプレスクール
     ・麹町慶進会
     ・ジュニアクラブ

    全容を知るにはいいかも。

  • さて、私にとって、5冊目のお受験本になります。
    この本のよかったことは、慶応幼稚舎合格ドキュメントの掲載です。お受験情報は数々流布せよ、結局は家庭で一丸になって取り組んだ子が勝つんだという。こういうのを読むと、お受験はドラマなのだと思う。
    一方で、名門小学校をさんざん持ち上げて、サラリーマンでも入れるなどと紹介しておきながら、よく読むと、入学した顔ぶれを見ると、多額の寄付に耐えられる家庭や、子ども同士、親同士のセレブなおつきあいのできる家庭が多い、等の記述もあり、著者たちの主張にちぐはぐな印象を受ける部分がありました。
    受験に取り組む各家庭には真面目でさわやかな印象を持つ一方、結局、一握りの家庭だけが対象である、という点には、無力感も感じます。

  • 最後の章の慶応幼稚舎の合格体験記は、合格までの時間的な流れが参考になる。合格までに父親(母親も含めて)がやるべきことが時系列で理解できる。

  • 図書館で見つけ、興味本位で読んでみた。

    読んでみると、教育方針がはっきりとしており良い教育を目指し切磋琢磨している私学を選ぶことも悪くはないなと感じた。もちろん、受験のために多くの事が犠牲になったり、とりあえず私学、という考えでは無意味であるが。

    公立小学校の教員を目指す立場から考えたのは、公立学校においても私学ほどの明確な教育方針、それに向け学校全体が一致団結する、という事をもっと徹底しなくてはいけないという事だ。どこの公立学校でも、それぞれの素晴らしい教育が行われている、という時代にしていかなくてはならないのだろう。

    各学校の教育について施設面、教育面様々な方面から分析されているなど、お受験を考えているママ・パパ達にももちろん役に立つ内容である。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

政治・教育ジャーナリスト、大妻女子大学非常勤講師。1962年愛媛県生まれ。早稲田大学大学院公共経営研究科修了。京都大学大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学。文化放送入社後、政治・外信記者を経てアメリカ留学。帰国後、ニュースキャスター、江戸川大学講師、報道ワイド番組チーフプロデューサーを歴任。
現在は、文化放送報道デスク、京都大学現代政治研究会研究員、学びの未来研究所研究員。「父親力」の提唱者として知られ、執筆や講演も多い。
著書は、ベストセラー『頭のいい子が育つパパの習慣』(PHP文庫)をはじめ、『子どもの才能を伸ばすママとパパの習慣』(講談社)、『中学受験――合格するパパの技術』(朝日新書)、『「これからの学力」は親にしか伸ばせない』(青春出版社)、『ラジオ記者、走る』(新潮新書)、『安倍政権の罠 単純化される政治とメディア』(平凡社新書)、『すごい!家計の自衛策』(小学館)ほか多数。
公式ホームページ http://k-shimizu.org/

「2021年 『子育て2.0』 で使われていた紹介文から引用しています。」

清水克彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×