- Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569644974
作品紹介・あらすじ
いまだ根強い人気を保ち続ける中村天風とは何者か。▼波乱万丈な人生を送った末、当時死に至る病であった肺結核にかかった青年中村三郎(天風)。これを契機に人生を深く考えるようになり、欧米を遍歴する。その帰路、ヨガの聖者カリアッパ師と運命的な出会いをはたす。師と共にヒマラヤの麓で修行した天風は、ついに病を克服、その過程で得た悟りをもとに「心身統一法」を完成させた。これは、人間の心と身体を大自然の営みに同調させることで強い命をつくり、価値高い人生を生きるための実践哲学である。▼人生への深い洞察から生まれた天風哲学。その根底にあるのは、人間は本来、誰でも幸福を実現する能力を備えているという揺るぎない信念、そして、そのために常に心を前向きにさせておくという積極思考である。▼心を強くするにはどうしたらよいか、運命を開くには何をしたらよいか。本書を読めばきっとその答えが見つかり、勇気がわいてくることだろう。
感想・レビュー・書評
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・常に積極的な考え方をしなければいけない。
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思索
自己啓発 -
観念でひとりごとを言う。『こんなことに腹が立つか。こんなこと悲しくない。自分はそれ以上すぐれた心の持ち主だ』
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明治時代に活躍した彼が、肺結核の病にかかり、インドでの旅行でヨガに出会うことで快癒。その後独自の考えや、瞑想・呼吸法などを伝えていった人物。
結構前から名前は知ってましたが、たまたま本著がBOOK・OFFに置いてあったので読みました。
この本では、彼が残した語録のエッセンスのみが書かれてます。なので、これだけではよく分からないところもありますが、概略すると
・人生は常に積極的であること
・プラス思考であること
・人のために生きること
・調和を重んじること
・常に笑顔でいること
・平常心でいること
・本能や理性を越える信念を持つこと
といったところでしょうか。個人的に共感を持てるところが多いので、もっと詳しく書かれた本を探して読んでみようと思います。その前にコレを読んでざっと予習しておくのがこの本の活用のしかたとしてはいいのかもしれません -
寝る前に読んでいる。かなり前の人なのに、カタカナなどを使っていて、おもしろい。孤高だったり、馴れ馴れしかったりいろいろ。なにより積極的にいきなければならないというのが、叩き込まれる。
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一日一話スタイルで読みやすく、中村天風先生を知っている人も知らない人にとっても、毎日の良い習慣形成と良い考え方のシャワーを浴びることによって、良い効果があると思います。
手帳ぐらいの大きさ厚さなので、持ち運びに便利です。
一日がはじまる前にデスクで読んだり、電車や商談の待ち時間で読んだり、就寝前や起床後に読んだり・・・
内容はさることながら、こういう形式でまとめてくれたおかげで得られたものがあったように思います。 -
最近、もし人に心と言うモノが
なかったら?と言ったことを
考えていた時に手にした本です。
非常に役に立つこともあるし、
考え方が似ている部分も多くありました。
人生の書にする一冊としてお奨めです。 -
一日約200字程度にまとめられているので、大変に読みやすい。本のサイズも手頃。座右の銘にもなる奥の深さがあります。