一歩先のシゴト力

著者 :
  • PHP研究所
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本棚登録 : 97
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569646657

感想・レビュー・書評

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  • すでに『天職の作法』『冒険の作法』を読んでいたので、重複が多かった。でも本書のほうが後発のため、まとまりがよかった。読むなら、どちらかでいいと思うが。

    上辺の経営テクニックではなく「身についているものこそが富を生む」というのは、マニュアル指向、ハウツー指向の流行に逆らった骨太な印象を受ける。しかし個人的な経験からも的を得ている気がする。いろいろ考えさせられるところの多い本だった。

  • 仕事のテクニックではなくむしろテクニック以外が大事だということを伝えている。著者の趣味や経験談から得た学びが書かれている。経験談なので信用には欠けるが納得出来ることはあった。

  • チェック項目10箇所。人は演じたとおりの人間になるという事実をご存知だろうか、たとえば、自分はこういう人間になるんだと決めて日々そう演じると、人はそのとおりの人間になってしまう。「巻き込む力」は想いの力だ、あなたの熱い想いをお客に伝える、あなたのまわりにいる人は案外、あなたからの未知の世界へのお誘いを待っているかもしれない。有名だからやれたのではない、資本があるから、地位があるからやれたのではない、やりはじめたからやれたのだ。実は「思いつく」のは才能の問題ではなく、脳に蓄積された情報量に関係するのだそうだ。「オレは『仕事しかない人生だった』そんなふうに思って死ぬのはごめんですね」。「常識を破る力」とはまさに、このように常識にとらわれず考え、かまわず実行する力だ。オリンピックを見て感動するのは・・・死力を尽くす姿を見れるから、そこにこそ人生の本物の充実感があるからではないかと。現在のビジネスパーソンは、効率が美徳であるという世界に馴れてしまっているがゆえなのか、根気よく修練しない、いまの時代に生きる私たちに必要な力、「積み重ねる力」だ。「新記録の原動力は?」、「野球が好きだということですね。」(イチロー)。「心でみなくちゃ、ものごとはよくみえないってことさ。かんじんなことは目に見えないんだよ。」(星の王子さま)。立ち上がっていいんだと、立ち上がろうと感じる心があるのだから、そして、いまあなたが立ち上がることで、できることがあるのだから。

  • 目次
    かぶく力
    なりきる力
    巻き込む力
    掘り下げる力
    やりはじめる力
    断わる力
    描く力
    期待させる力
    ズレに気づく力
    目の前のことをやる力
    自分の物語を知る力
    揺らがない力
    常識を破る力
    愉しく苦しむ力
    積み重ねる力
    アイデアを生む力
    見えないものを見る力
    立ち上がる力
    他人を思う力
    生まれと育ちの力
    生きる力

  • 小阪氏の本はワクワクしますね。

  • 仕事術としては、私には目新しいことはありませんでした。
    ただ、「わかっている」と「実行できている」は違いますよね。
    頭では「わかっている」ことでも、あらためて「あー、これって、まだ出来てないなぁ〜」と反省するよい機会となりました。

    特に印象的だったのは、柔道金メダリストの滝本選手のエピソード。
    まず今日自分ができることをちゃんとやり、次の課題を見出し、一つひとつ着実にこなしていくという姿勢。

    一つひとつ丁寧に。

  • 読みやすくわかりや内容だ。著者の不完全さも良くわかるので身近に感じることが出来る。考えさせられる項目も多い。

  • 凹みそうになったら読む本。

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著者プロフィール

オラクルひと・しくみ研究所代表

「2022年 『「価格上昇」時代のマーケティング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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