上品な人、下品な人 (PHP新書 377)

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 61
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569647265

作品紹介・あらすじ

集合写真では、いつもちゃっかり中央にいる。タクシーに同乗しても、料金は一切負担しない。仕事の責任は逃れて、手柄だけはしっかり奪う。会社の利益ばかり強調する。「自慢じゃないが……」と言って自慢する。「ちょっとだけ……」と言って平気でプライバシーを侵害する。偉い人に挨拶をする姿を周囲に見せつける。電車やレストランなど、人前で化粧をする。異性をジロジロみる。若者に説教をしたがる。取ってつけたような一点豪華主義ファッション。試食の「はしご」をする。フランス料理店で「おしぼり」を注文する。目一杯おしゃれをしても、足下で「はしたなさ」が露呈する。▼品よく振る舞っていても、つい、いつもの癖が出て、傍からは下品に映ってしまう。あなたの周りにもそんな「裸の王様」がいるだろう。▼本書は、ビジネスから恋愛まで、巷にあふれる無作法の実例を挙げつつ、気品ある振る舞い方を考察。人のふり見て我がふり直すための気品学。

感想・レビュー・書評

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  • まぁ、分かる部分もありましたが、筆者の好みだろうなと思われる部分が大半でした。笑
    上品か下品かは置いといて、相手に見られているという意識を常に持っておくことは大切だとは思いました。

  •  決して気品があることを目指しているわけではないが、この本を読んで人のふり見て我がふり直すことは心がけていきたいと思った。

  • 自分の欲を抑えることの大切さが書かれており、将来自分が大人になった時におおいに役立つ振る舞い方などが書いてあった

  • 下品な人の例ばかりで〜ないと否定的な言語が多くネガティブな気持ちになった。

  • 最高の指南書だと思います。
    しっかり手元に残しておきたい。

    15年前の本なので時代と合ってない部分も2割くらいあります。
    でも、残りの部分は『不変的』と『時代と合っている』という印象を受けました。

    確かに、
    忌憚のない文章なので、思い当たる節のある人はグサグサと刺さりまくりでしょう。
    僕もかなり串刺しになりました。笑
    低評価を付けている方はそれが嫌だったのでしょうね。

    非常に分かりやすく、読みやすい本です。
    好き嫌いは分かれるとは思いますが、
    読まないのは勿体ない感じがします。

  • 文化や礼儀・マナー・仕事術・人間関係などの著作を多く手掛けているビジネスコンサルタントの山崎氏が提唱する人間の「気品学」。職場における「上品な上司・下品な上司」、街でよく見かける「下品な客」、若者にシカトされる「下品なオヤジ」などの生態を分析し、「とてもつきあい切れない下品な人」の具体例を挙げて、言葉・服装・態度などが下品な「裸の王様」を反面教師として我が振りを直せと読者に呼び掛ける。上品に書かれた本なのだがアマゾンの読者レビューで酷評されている理由は、おそらく巻末の僅か3~4ページあたりが原因か? 筆者の地元である広島出身の友達が上京して来たという事でフランス料理に連れて行ったが、そこで「おしぼり」を注文した友人を「品が無い」とわざわざ本文で論(あげつら)った感覚こそ果たして上品と呼べるものなのか ? ? そんな見方をすると全編を通じてどこか「上から目線」なのが気になる。

  • 下品な人の例がつらつらと挙げられ、自分は気分が悪くなりました。

  • 文句ばっかりで、この方からあまり上品な印象を得ることはできなかった。

  • 上品な人、下品な人。山崎武也先生の著書。自分は下品ではない、自分は上品だと思い込んでいる人ほど、下品な言動をしてしまいがち。人の振り見て我が振り直せの精神で、自信過剰、自己満足はやめて、自分の言動に下品で品性下劣なところはないだろうかと謙虚な気持ちで振り返ることが大切であると学びました。

  • ・3/23 読了.なんだか取るに足りない話ばかりで拍子抜け.頻繁に眠くなって仕方が無かった.まああまり期待しないで読むべきだよね.

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著者プロフィール

山﨑武也(やまさき・たけや)
広島県生まれ。一九五九年、東京大学法学部卒業。ビジネスコンサルタントとして国際関連業務に幅広く携わるかたわら、茶道など文化面でも活動を続ける。仕事術、仕事にまつわる人間関係などのビジネス書での著作が多い。
著書に、『★いい加減のすすめ』『★気くばりがうまい人のものの言い方』 『★好かれる人のちょっとした気の使い方』 『★なぜか感じのいい人が気をつけていること』 『★シンプルに考えるほど人間関係はうまくいく』 『一流の人の心の磨きかた』 『さりげなく「感じのいい」人』 『「気の使い方」がうまい人』 『ちょっとしたことで「かわいがられる」人』 『*「孤独」はつくって愉しむもの』 『*話ができる男、バカになれる男、男が惚れる男』(以上、三笠書房、★印《王様文庫》、*印《知的生きかた文庫》)、『一流の作法』『一流の気配り』(以上、PHP文庫)、『弁護士に依頼する前に読む本」』(日経BP社)など多数がある。

「2023年 『安気な老後は一日にしてならず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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