頭がいい人、悪い人の〈口ぐせ〉 (PHP新書 390)

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569648439

感想・レビュー・書評

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  • 自分を見直すには、良い本かもしれないけど、この作者も、「愚かとしか言いようがない。」などと、上からの視線で、書かれている。
    凄く、言葉の会話の使い方を、損している人に、バカ呼ばわりしているのは、少し抵抗があった。
    テレビのタレントが、「チョーすげー」「マジッすか」、モデルが、
    「超可愛い」しか言えないのは、どうすれば、日本の良い言葉が、これしか使い方知らないか?と、不思議に思うところがある
    けど、この人たちは、社会人として、損をしているけど、バカではないと思う。
    この本の、マイナス思考でなく、ポジティブに、前向きにならないといけないし、言葉の使い方を考えて会話をしないといけないけど、先ずは、作者の「愚かな、、、」という言葉の連発には、ついて行けないと、思った本であった。

  • 【目次】
    1. 人間関係篇
     1.1. 人から嫌われる口ぐせ
     1.2. バカをさらけ出してしまう口ぐせ
    2. 仕事篇
     2.3. 上司を怒らせてしまう部下の口ぐせ
     2.4. 部下からバカ上司と思われる口ぐせ
     2.5. 「できる人」のように見せる口ぐせ
    3. 人生篇
     3.6. 運を逃す人の口ぐせ
     3.7. 運を引き寄せる人の口ぐせ

    【概要】
    身の回りでよく耳にする口ぐせを取り上げ、その裏に潜む感情や、それが聞いた人にどう受け取られるかを、一つ一つ解説した本。
    読んだ後、ついつい自分や周りの人の口ぐせを確認したくなるかも。

    【感想】
    この本のタイトルは、「私の好きな口ぐせ、嫌いな口ぐせ」にすべき。
    何を持って「頭がいい」というのか、何の定義もなく。
    口ぐせと考え方との相関について、何の統計的データも出さない(まぁ、出せないかもしれないけど)。
    運を逃す口ぐせに至っては、何の根拠があるのかも不明。
    結局、筆者の偏見を述べたものにすぎない。

    この本から学んだこと。
    ・話し相手に敬意を払う。
    ・自分の意見を押し付けない。
    ・先入観を持たない、レッテルを貼らない。

  • 確かに!と思う内容ばかりだが、実際1日に何度も使ってしまっているような「口ぐせ」が満載。言葉を選ばないと誤解されたり伝わらなかったりするということはわかっているのだが、ついつい口走ってしまう。本書は「悪い口ぐせ」がメインで書かれており、それらが相手に影響を及ぼす問題意識で説明されている。結局、頭が悪い人=相手の気持ちがわからない自分勝手な人で、頭が悪いというより嫌われるセリフばかり。(つまり、頭が悪ければ社会に嫌われるということ?)?自己中心的な発言、?相手を蔑む表現、?自己防衛にすぎない言い訳の3点に大きくわけられると思う。口ぐせというより、物の言い方。最後に載っている「前向きになれる口ぐせ」は、落ち込んだり悩んだりしている時に自己暗示として呟けばプラス思考になれそうなので、使ってみたい。

  • 日常会話でつい出てしまう口ぐせ。テレビの会話を聞いていても、「そうですね」とか「たしかに」とかいう口ぐせを何回も言う人の話を聞いていると不快になってくる。どんな口ぐせも多用しない方がいい。人から嫌われる口ぐせやバカをさらけ出してしまう口癖は、いますぐあらためるべきだ。

  • 迷わず走り続けること
    苦しいのは自分だけではない。

  • 読書ができるってのは幸せだな。そしてこの本に出会えて本当に幸せだ。
    何事もポジティブに。最悪も考えたうえで前向きに言動する。そしてまわりに影響を与えてやるぞ!と本書を読んでおもいました。

  • 奥多摩トレックリングで"コミュニケーションの秘伝の書"として紹介されていた本。いろんなよくある口ぐせについて著者の見解が述べられていて、確かに参考になる面もあったけれど、少し上から目線な物言いが気になりました。
    著者の口ぐせは、「愚かとしか言いようがない」ですかね。じっくり読めば、作者は伝えようとして書いてることがわかるけど、そこまで我慢できずに読むのをやめてしまう人もいそうな本でした。

  • このシリーズはすでに3冊目なんですが、毎回へこませされます。
    いかに自分が至らない人間かがわかりますね。
    もちろんここに書いてあることが全面的に正しいわけではありません。
    しかし肯けるのものが多いのも事実。

  • ブックオフ100円なのをいいことに買ってみました。

    う~ん、15分で読めてしまった。

    小見出しを見るだけで内容はほとんど理解できます。もう少しひねりのあるネタを期待していたのですが、これでは一般常識内です。

    翻って、自分自身の口癖はどんなんだろう。

    人と話しているときは「だから」ってしょっちゅういっているなぁ、とおぼろげながら思い出すくらいで、分からないもんですね。

    「だから」が口癖なのは頭が悪い人なのかいい人なのかどちらだろう?

    今度人にあったら自分の口癖を聞いてみよう。

  • 福本
    印象にのこるのは、頭がいい人の口癖よりも、悪い人の口癖でした。
    ところどころどきっとしました。私これよく使ってるかもしれない!というのが結構ありましたので。たとえば「まあいいか」という中途半端で妥協する口ぐせ。よく使います。
    内容としては、複雑な現代社会ではあまりにも神経質すぎては正常な精神で生きていくことができないので「まあいいか」と受け流すことが大切である、しかし仕事の場面でしばしばそれを口にするのは問題だ、ということです。よかった、私は仕事の場面では「まあいいか」はあまり口にしないな、と安心しましたが・・・。
    あとは、「おれは体によい、あれは体に悪い。」いつも健康のことばかり気にする口癖。内容は少しちがいますが、食べ物に関しての好き嫌い。よくいってしまいます。たとえば、みんなで楽しくごはん食べているとき。誰かが今まさしく何かを食べようとしているとき、「私それきらい!グロテスクだね!」など言ってしまいます。いつも言ってしまってから、しまった!と思いますが。今からそれをおいしく食べようとしてるしている人からすれば、かなりうっとうしいでしょうね。
    何気ない口癖。気をつけたいと思いました。

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著者プロフィール

樋口 裕一(ヒグチ ユウイチ)
作家、小論文専門塾「白藍塾」塾長、多摩大学名誉教授
作家、小論文専門塾「白藍塾」主宰、多摩大学名誉教授
1951年大分県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。多摩大学名誉教授。小学生から社会人までを対象にした通信添削による作文・小論文の専門塾「白藍塾」塾長。
著書に250万部のベストセラーになった『頭がいい人、悪い人の話し方』(PHP新書)のほか、『小論文これだけ!』(東洋経済新報社)、『読むだけ小論文』(学研)、『ぶっつけ小論文』(文英堂)、『ホンモノの文章力』(集英社新書)、『人の心を動かす文章術』(草思社)、『音楽で人は輝く』(集英社新書)、『65歳 何もしない勇気』(幻冬舎)など多数。

「2022年 『小論文これだけ! 人文・文化・思想・芸術・歴史 深掘り編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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