日本人としてこれだけは知っておきたいこと (PHP新書)

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  • PHP研究所
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レビュー : 87
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569648446

感想・レビュー・書評

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  • 戦争で失ったものは多いけれど、
    失った人たちががんばって残してくれたこの国を引き継いで行かなきゃ失った人達に申し訳ないと、思った。
    あの戦争はただ、悪い戦争だった。
    とだけ思わず、先人が残してくれた日本をもっと誇らしく思わないと。

  • 戦後論は勉強として読んだが、天皇論は感情的で説得力がなかったな。

    【要約】
    戦後の日本政治・日本人観は間違いだった。何故ならばGHQやソ連スパイ等によって策略されたものであるからだ。
    新たな目で現代史を見なおさなければならない。
    天皇制とは海外の王室と異なり、世俗を超越した存在。必要な存在である。

  • 過ぎたるは猶及ばざるがごとし

  • タイトルで買った感のある一冊。

    僕は小中高といろんな先生に学んできて、
    けれど自分で違和感を感じて勉強したりして。

    世の中には客観的事実なんてものはないし、
    歴史は造られたものでしかなく。

    などと思っていたのでこの本の主張は解り易かったです。

    しかしながら全面的に受け入れるのではなく、
    自分の中で様々な考えや主張をぶつけ合って、
    自分の考えを改めて練る必要があるのではないかと思います。

    もちろん自分を含め、
    最近の日本人は考えることをあまりにも外部に任せ過ぎているように思います。

    こういったものでなくても考えさせられるものというものを
    右左、硬軟、新旧etc...色々混ぜ合わせて、
    知るべきであるし、考えるべきであると思います。

  • すごい本でした。

  •  保守派である著者が、戦後体制、戦時中、天皇制について簡単に解説した本。

     第一章で解説している戦後体制(主に教育面)に批判的なのはある程度予想が付いたが、面白いのは戦時中について述べた第二章である。

     アメリカやイギリスが日本軍を恐れたのは「國體護持」を掲げて自己犠牲を厭わない点にあった。そして、戦後体制はそんな日本の力を削ぎ、日本を社会主義の実験場にしようという目的があったと述べている。この件を読んで、戦後の日本は憲法9条に見られるような平和主義の実験場にもなったのではないか。
     
     他には、日本が「大東亜共栄圏」とか「五族協和」、「八紘一宇」というスローガンを掲げてアメリカやイギリスを相手にしたことが誤りである、という記述が気になった。これは中国のように中華思想を持つ国が大人しく日本の掲げる「アジア連帯」に従うことはない、という著者の考えに基づくものである。

     著者の信条に賛同するかどうかは別として、保守派・右派の基本的な考え方を知るのには適した本である。人によってはすでに知っていることが多いかもしれないが。

  • 日本人でありながら日本に対して否定的な意識を持っている人にこそ一読して欲しい内容。多少極端とも見える表現もあるかもしれませんが共感できる指摘だと思います。

  • 原発問題で注目されることになった日本。
    マスコミから知りうる日本という国は、果たして対外的にどうなのか。

    戦後、GHQのもとに再生させられた日本は
    日本の良さを失ってきているような気がした。

  • 天皇陛下に対する気持ちが、かなり変わった。やはり世界に通用するには、まず自国の文化や歴史を理解することが大事なことだと改めて思った。

  • 本書のこのタイトルは,ふつうと比べ,たしかに少し長すぎるかもしれません.(冒頭の一文)


    日本人として知っておかなければならない内容として,大東亜戦争と天皇を取り上げ,日本の文明と我々が認識する日本の自画像を議論している.

    ん?,と思ってしまう文章がたまに.
    例えば,P27の『昭和天皇は,さすがに正しくGHQの意図を見抜かれておられ,その上をゆくお考えを持っておられたわけです.』とか,P195の『天皇とは,祈る君主なのです.』とかは,尊皇的な考えなのかと疑ってしまう.
    また,P138あたりのコミンテルンの話などは,疑わざるを得ない.なぜならば,もしコミンテルンの共産主義スパイの手によって,アメリカも日本もたぶらかされ,開戦につながったのが事実だとされば,アメリカも日本もまか不思議な思想を遮断できるだけの有識者が政府上層の意志決定者にいないおバカな国だったと推察される.そんな状態であれば,とうの昔に共産主義圏が地球を支配していてもおかしくはないのでは?

    ただ天皇制に関する議論で同意できる点は,国民が成長しなければならないことだ.天皇家は芸能人と違ってプライバシーが守られるべきで,周りの国民が意識を変えなければいけない.

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著者プロフィール

中西 輝政(なかにし・てるまさ)昭和22(1947)年、大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。ケンブリッジ大学大学院修了。京都大学助手、三重大学助教授、スタンフォード大学客員研究員、静岡県立大学教授を経て、京都大学大学院教授。平成24(2012)年に退官し、京都大学名誉教授。専門は国際政治学、国際関係史、文明史。平成2(1990)年、石橋湛山賞受賞。平成9(1997)年、『大英帝国衰亡史』(PHP研究所)で第51回毎日出版文化賞・第6回山本七平賞を受賞。平成14(2002)年、正論大賞受賞。近著に『アメリカ帝国衰亡論・序説』(幻冬舎)、『国民の文明史』『日本人として知っておきたい「世界激変」の行方』『日本人として知っておきたい外交の授業』『新装版 大英帝国衰亡史』(以上、PHP研究所)、『チャーチル名言録』(扶桑社)などがある。

「2018年 『日本人として知っておきたい世界史の教訓』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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