ラクして成果が上がる理系的仕事術 (PHP新書)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569648453

作品紹介・あらすじ

資料を集めはしたけれど、なかなか一行目が書き出せない-企画書や論文をまとめる際の万人の悩みを一気に解決する切り札、それが"アウトプット優先主義"に基づく理系的方法論だ。本書が紹介する「ラベル法」「一望法」「目的優先法」など16個のアイテムを駆使すれば、仕事環境の整備から情報の収集・整理、アイデアのひらめき、そして執筆へと流れるようにステップアップ!「はじめからパソコンに向かうな」「完璧主義は捨てろ」「オリジナリティにこだわるな」など、気分も仕事も快適・爽快、いますぐ使えるテクニック。

感想・レビュー・書評

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  • あらゆる情報を整理し、自分なりにクロスリファレンスして紐付ける。そうしておくことで、いざアウトプットする時に、無駄なく情報を活用をすることができる。
    理系的というのはグルーピングが基本。何でも分けて考えること。

  • 仕事術というタイトルですが、内容としてはどちらかというと知的生産術の本のように感じました。
    そのため、参考図書等も知的生産に関するものが多いです。

    2006年刊行ということで、パソコン関連の話は薄めですが、「案外とパソコンに費やす時間が、知的消費に陥っているのである」(P91)というのも事実なので、この程度でもいいのかもしれません。

    内容としては、情報収集、情報整理、アウトプットに分けて説明していて、ほぼ均等かアウトプット多めという感じです。
    アウトプットは知的生産に限らず活用できることが多いので、個人的には良かったと思います。

    アウトプット部分では、
    ・三脚法(なんでも3つの柱を立てて考えよう)
    ・読者のフレームワークに合う文章を書く
    ・タイトル・小見出しから本文を整える
    あたりが参考になりました。

    2018/08/29 読了

  • 私も一応理系の端くれであるが、仕事術を極めるなら本著みたいなものの中に共感できる取り入れられる、または強化できる仕事術があるであろう。長所伸展の為に参考にしパクろうと思う。

    【要約と感想】
    物事や頭の中を整理し、人間関係を円滑にし、アウトプットする方法を身に着ければ仕事の生産性はバク上がする、といった内容である。
    2005年くらいの図書の様なので、時代の移り変わり特にモバイルデバイスの発達があるのでそのまま、とはいかない。だがしかしその本質は変わらないのである。現代に置き換える本著にあるようなクリエィティブな作業をすれば本書の内容は十分な価値を見出せる。

    理系的…とあるが今やどのタイプでも個人的には本著の内容は必要不可欠であり、優秀な人材であるには身についているものかもしれない。

  • パソコンの使い方からしてもはや昭和である。つかいものにならない。

  • 【目次】(「BOOK」データベースより)
    第1部 アタマも周りもまずは一新!-理系的システムの整備と情報の収集(頭の中の準備術/仕事環境の整備術/賢い情報収集術)/第2部 とことんアイデアを練る!-クリエイティブな情報整理と発想法(無駄をなくすデータ整理術/クリエイティブな魔法の発想術/発想をメッセージへと変える技術)/第3部 いよいよ書き出す!-理系的なアウトプットの実行と将来への準備(書くことをラクにする技術/文章をわかりやすく仕上げる技術/未来のアウトプットへと助走する技術)

  • 実践できるかが鍵。

  • 2006年5月31日初版

    なにげに取った本だったが意外に面白かった。

    今までの仕事術の中でも直ぐ使えるもの、かつ、著者自身が使い続けているものをピックアップし、「理系」という視点から解説を試みているもの。

    後半には理系があまり関係ないものも見受けられるが、全体としてよくまとまっていると思う。
    文体の歯切れも良い。

    この著者の他の作品も気になってきた。

    理系的とは逆に要点を最後に書くと
    「アウトプット優先主義」

    あまり筆が進まないブロガーには参考になる一冊かも知れない。

  • 京大の名物教授による著書。タイトルに「理系的仕事術」とあるが、内容的には理系も文系もあまり関係なく(半ばこじつけのようにも見える)、また仕事術というよりは知的生産向けの内容である。

    「ラベル法」「一望法」など16個の「◯◯法」が紹介されており、一見するとこれらがポイントのように思えるが、これにとらわれてしまうと本質を見失ってしまうので注意が必要。

    むしろ情報収集からアウトプットまでの知的生産のフローと、それに付随する著者のテクニックをしっかりとおさえ、必要に応じて自分なりのアレンジを加えることに重点を置いたほうが良い。

  • アウトプットを意識した無駄のない仕事術の話が満載でした。久々に読んで良かった、と思えるビジネス書でした。

  • アウトプットを優先する仕事法について、16個の方法が紹介されています。
    とても読みやすく、一気に読み終わりました。

    理系と文系という言葉の使い方が少し乱暴なように感じました。

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著者プロフィール

鎌田 浩毅(かまた・ひろき)
1955年東京生まれ。筑波大学附属駒場中・高等学校卒業。東京大学理学部地学科卒業。通産省、京都大学大学院人間・環境学研究科教授を経て、現在京都大学レジリエンス実践ユニット特任教授・同名誉教授。専門は火山学、地球科学、科学教育。「京大人気No.1教授」の「科学の伝道師」。著書は『新版 一生モノの勉強法』『座右の古典』(ちくま文庫)、『やりなおし高校地学』(ちくま新書)、『地学のツボ』(ちくまプリマー新書)など。

「2021年 『100年無敵の勉強法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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