即戦力の磨き方 (PHPビジネス新書)

  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569648941

感想・レビュー・書評

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  • 即戦力か

  • 著者が述べている即戦力になるための3つの力は「語学力」「財務力」「問題解決力」である。これらの力がどれか一つでもかけている人は世界から取り残されるようである。財務力はまだ実感がわかないが、語学力と問題解決力だけは修士1年の現在でも十分に鍛えることできる力であるから、今からでもこれらの力をつけるために努力して行かなければならないと思った。
    日本の中だけで生きていくなら英語は要らないという考えは間違っているというよりも、そもそも今の社会では日本の中だけで生きていくという事すら出来ず、多くの日本人がこの様な甘い認識のために海外企業に飲まれかけている。従って、「日本で生きていくため」に英語が必要不可欠である。また自分の研究を通して「何が問題なのか」「問題がどこにあるのか」を自問自答し「仮説→検証」を繰り返し「結論」を導き出すというプロセスを何度も踏むことで問題解決力を養わないと、いざ就職してから即戦力になることは到底出来きず、完全に人並み、もしくはそれ以下の収入しか得られない人間になる可能性がある。このような今まで感じたこともなかった強烈な危機感を強く感じ、認識を新たにした。

  • これからの時代、スペシャリストやゼネラリストでもなく、プロフェッショナルでなければならない。そのために必要な力を数点紹介しております。必要な力を養うのは「自分で考える」ことが根底にあるとのことです。2006年初版の時点で機械に取って代わられる考察も記され、筆者の洞察力に感心させられる内容でした。

  • (2006/7/1)
    下克上の時代を生き抜く即戦力の磨き方

    語学力、財務力、問題解決力

    これが三種の神器だそうだ。大前さん、ひところは問題解決力ではなくITといっていたが、少し変えたかな?
    しかしこの本、基本的に真新しいことは書いていない。大前さんには珍しい新書での著書。気軽にわかりやすく大前さんの持論を語っている。さらりと読みました

  • 「魔の15年」、「コンフロンテーション」、「無駄なことはやらない、考えない」、「今後5年間に自社が直面しそうな問題を予測し、対策を考えておく」、「自分の値札と名札を持つ」

  • メルカリ売却

  • 2020/6/28

    即戦力とは
    全く新しい環境に放り込まれても冷静に本質を見極め、正確な判断や意思決定のできる、プロフェッショナルのこと

    語学力を磨く
    英語の勉強

    財務力を磨く
    株の勉強

    問題解決力
    第一歩は問題がどこにあるのか 何が問題なのか自分で見つけ出すこと
    少しでも疑問を感じたらとことん追求し、この問題の本質はどこにあるのか自分で自分に問うことを繰り返す質問する力が不可欠

    過去のやり方に当てはめることでは解決できない

    勉強法を身につける
    毎年テーマを決めて勉強する
    その分野で専門家を凌ぐ本な書けるようになるまで勉強する
    固定観念に囚われず、データから本当はこうなのではないかと仮説を立て、自分の頭で考え、現場検証する
    暗記中心の勉強法ではダメ
    リブートする必要がある
    勉強時間を捻出する
    無駄な時間を削る
    勉強というのは自分の人生を今よりもっと幸せにするためにするもの

    会技術を身につける

    失敗しなくて良かった ちょっぴり得をした 程度のことで満足しない


    P174
    値札と名札
    長期的な目標を持って自分の人生を設計すること
    特に35歳を過ぎたら!

  • マッチョなサラリーマンに必要な能力を挙げた本

    目次
    <blockquote>序章 下剋上の時代
    第1章 「語学力」を磨く
    第2章 「財務力」を磨く
    第3章 「問題解決力」を磨く
    第4章 「勉強法」を身につける
    第5章 「会議術」を身につける
    終章 人生設計は自分でやるしかない
    </blockquote>
    あまり言うことは無いと思う……。人によりけりだとは思うけど、自己研鑽をしている人には当たり前、そうでない人向けなんだろうな。この本は。

    <blockquote>日本のビジネスパーソンも、いつまでも居心地のいい会社に勤めて、ぬるま湯に浸かってはいられない。あなたの会社が、定年まで面倒を見てくれる保障はないし、国が年金で老後の面倒を見てくれるかどうかも疑わしい。今後すべてのビジネスパーソンは、いまの会社や国がどうなろうと、自分の力で生きていける能力を身につけなければならない。
    </blockquote>
    と危機を煽る。まぁ、現在(2009年1月)はそれすらも生ぬるいほどの不況なのですが。
    とはいえ、書かれてることはごもっともではある。しかし、この能力が必要なのはコンサルですよね……。
    そういう既に身につけているといえる人は前線バリバリでしょうけど。
    だからこその危機感の表れなのか、物凄く煽った文章になってます。まぁ、気持ちわからなくもないし、同じように危機感を持ったからこうやって本を読んだり勉強してるわけですけどね。

    おっと脱線。必要な能力とは目次のとおり、「語学・財務・問題解決力」。しかしこのへんはカツマーも同じ事を煽ってて、そっちのほうが勢いが強かったりする。
    さらに勉強法と会議術……でもまあ、あくまで提言。
    どっちかというとあまり内容が無く、著者の経験談がやや多めで、精神論のみを語っているので、読んでもすぐに活用はできない。
    まあ、意識の持ちようを変えることはできるかもしれないが……。
    同じ事を知るのならばカツマー本のほうがいいと思われる。

    ▽関連書籍
    ・<a href="http://mediamarker.net/u/kotaro/?asin=4887595867" target="_blank">無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法</a>

  • 三種の神器とは?→語学力、財務力、問題解決力

  • 世界がフラットになったことに対する対応を記述した書。
    結局は自分で考えることを求められるのだが、
    以下5つの点に焦点を絞っている。
    語学力、財務力、問題解決力、勉強法、会議術。

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著者プロフィール

1943年、福岡県生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。(株)日立製作所原子力開発部技師を経て、1972年、マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社。 以来ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を務める。現在はビジネス・ブレークスルー大学学長を務めるとともに、世界の大企業やアジア・太平洋における国家レベルのアドバイザーとして活躍のかたわら、グローバルな視点と大胆な発想で、活発な提言を行っている。

「2018年 『勝ち組企業の「ビジネスモデル」大全 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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