起業の着眼点 (PHP新書 400)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569654362

感想・レビュー・書評

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  • 事例を多用した具体的な話が多く、概念は学べなかった

  • 永漢さんのお金儲けシリーズ第3弾。全6巻らしい。出版社もまちまち。ある意味実験的な販売方法。サラリーマンから起業した人たちを応援するエッセー集。

  • お手軽に起業をしようと進める本が並ぶ中、堅実なまっとうな起業家の視点の本。

    八百屋さんの話は、興味深かった。値段をつける決定権が自分にある商売なら、才量次第で設けられる。お金の流れ路を見つけること、自分で決めること。対比されている父親から会社を引き継いだ印刷屋さんとは違いが見て取れる。

    手形の怖さも、改めて勉強しようと思う。

  • [ 内容 ]
    バブルがはじけて十七年。
    戦後日本経済を支えた年功序列賃金や終身雇用制が影をひそめ、転職や脱サラをしたり、あるいは退職金を元手に起業を試みる人が増えている。
    本書は、創業・起業を何十と繰り返してきた著者が、起業を試みる人たちに贈る50のアドバイス。
    起業を成功させるには、努力することも必要だが、それ以上に、お金の儲かる仕事を見つけることが大切なポイント。
    時代が変わると儲かる商売も変わる。
    起業とは社会の変化を見きわめて、新しい「お金の通り路」を発見することなのである。

    [ POP ]


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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • できれば、世話ないわ

  • 抽象的なことが多く書いているけど、着眼点としてはこの内容でヒントになると思う。

  • 200712/サラリーマンは人を使う側の発想が必要、経営者は人に使われる側の発想も必要/汗水たらして一生懸命働くよりも、お金の儲かる確立の高い仕事を見つけることの方がずっとうまくいく/社会のスキマを見つける→スキマが埋まれば次の新しいスキマができる/特定の人が欲しがる商品、どこで手に入れることがわかれば、お客のほうから買いに来てくれる商品を開拓する/銀行に信用される条件は、嘘をつかないこと、期日を守ること、質素な生活をすることの3つ/偶然に助けてもらおうとしたら、偶然をできるだけ多く迎え入れる姿勢をとる必要がある/老齢化社会では利殖が最有力ビジネス→年寄りはお金を使う話には乗らないがお金をふやす話には乗る/周囲に反対されることをやれ/石の上にも3年と期限を切る/

  • 如何にしてお金持ちになるか、
    そのためにはサラリーマンではなく、起業するのが一番というこを延々と書いている印象を受けました。
    著者が指摘するポイントは最もで、読んでいてその通りだと思いますが、
    最終的に著者は新しい分野、誰もまだやっていない分野をフロンティア精神で起業していくことが儲かると言っているように感じました。
    つまり、真似はだめ。あなたも自分で探しなさいということを言ってるように感じられます。
    ですが、成功者としての独自のポイントを混ぜつつ書かれているこの本はひとつ成功への道の大切なポイントを書いているので起業する前に一度読んでみるのもいいと思います。

  • 具体性に欠ける。あまりにありきたり的な事ばかり書いてある、という印象を受けました。

  • もうちょっと具体的に起業できるヒントかなと想像したけどちょっと抽象的かも。
    学生より少し社会人の経験を積んだ若い人が読んだほうが使えると思います。

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著者プロフィール

邱永漢
一九二四(大正十三)年、台湾の台南市に生まれる。東京帝国大学経済学部を卒業後、一時帰台し、台湾独立運動に関与。のち香港へ亡命し、対日貿易を手がける。五四(昭和二十九)年から日本に定住、五六年、「香港」で外国人として初めて直木賞を受賞し、作家生活に入る。八〇年日本に帰化。実業の才を生かし、株式投資、マネー関係の入門書の執筆や、ビル経営など多角経営を行い、「金もうけの神様」と呼ばれた。二〇一二(平成二十四)年、没。著書に『香港・濁水渓』『食は広州に在り』『中国人と日本人』『わが青春の台湾 わが青春の香港』『邱永漢短篇小説傑作選 見えない国境線』『お金持ちになれる人』『お金に愛される生き方』などのほか、『邱永漢自選集』(全十巻)、『邱永漢ベスト・シリーズ』(全五十巻)がある。

「2022年 『邱飯店交遊録 私が招いた友人たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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