人生気のせい人のせい: ツチヤ教授、代々木駅前の精神科医と語る

  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569655185

感想・レビュー・書評

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  •  本書を読んで「この本も著者も軽薄だ」と思う人がいたら、その人に言いたい。「あなたの読み方は正しい」と。w「人生気のせい人のせい」、2007.6発行、哲学の先生と精神科の先生の対談です。貴重なお話でした(^-^) ①心の健康を保つ秘訣は、何でも人のせいにすること ②今は「身体を鍛えたり」「脳を鍛えたり」しているが、「人間性を鍛える」というのがない ③患者とケンカできるようになったら医者としてホンモノ ④今は、日本中、年寄りまで我慢というのがなくなった ⑤自分の好きなことをやってれば、ストレスになりえない。

  • 再読です。土屋先生の本は読むと肩の力が抜けるので、すごく好きです。この対談本に関して言えば、たぶん「まえがき(土屋先生担当)」と「あとがき(三浦先生担当)」に、一番まじめなことが書かれてあると思います。残りのほとんど(対談部分すべて)は、適当に笑って楽しんだもの勝ちです。久々に、先生のエッセイシリーズも読み返したくなりました。

  • 哲学者土屋先生と精神科医三浦先生のまったりゆるゆる対談第一段。一見いい加減な中にも真実があるような気がするが気のせいかもしれない。土屋先生の本はけっこう読みましたが、三浦先生の本はまだ読んだことないので俄然読みたくなりました。精神科医ってけっこうゆるめな方が多いですよね…大学時代の精神科医の教授も講義の日を休日だと思って盆栽の手入れしていて奥様に指摘されて大学まで奥様の車で急行したと言ってましたから(笑)

  • 面白かった。ちょっと三浦先生に対してひどすぎじゃないかしら?って感じた私はまだまだユーモアがわからないのだろう。
    ストレス解消のために何かをやろうと思ったら、その方がストレスになることが多いとの文章が一番心に残った。ストレスのことは何も考えないで、ただ自分の好きなことをやるほうがいい。ストレスを考える分だけ損。
    ものすごく納得した。私はストレス解消しようとかなりのストレスためてたなあ。

  • 本当のところ何について話しているのかお馬鹿な私にはまだ理解できない...orz.... 表面面白いだけなハズないのに

  • ちょっとふざけすぎ。精神疾患の話の核の部分に触れたかと思うと土屋氏のツッコミが入って輪郭がぼやけてしまう感じ。面白おかしく、とっつきにくい精神の世界を伝えようという狙いは、少し外れてしまったような気がする。
    途中であきてしまいました。

  • 書籍番号
    M110202-030-9784569655185

  • ・12/22 2冊目の電子書籍.サブタイトルの通りの対談集である.確かにこの手の本は文庫や単行本を買うまでもなく、ブンコビューアで読めればいいよね.面白いだろうけど.

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    平成22年(2010年)

    ・1/18 読了.気合入れたら一気に読み切った.それにしても気合の入らない内容の本だった.やっぱり人生はいい加減が一番だ.

  • てきとーな2人のてきとーな対談。
    三浦さんの著書は未読ですが、土屋先生に負けず劣らずの性格ですね。
    なんだか土屋先生がいつもより活き活きしてる気がするなあ。

  • こんな馬鹿馬鹿しい文章をよく書けるもんだと思いながら読んでしまう馬鹿馬鹿しい自分が本当に馬鹿馬鹿しいと思える程馬鹿馬鹿しい本。

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著者プロフィール

1944年岡山県玉野市生まれ。玉野市立宇野幼稚園、宇野小学校、宇野中学校と、とんとん拍子に宇野地区きっての名門校を進み、中学2年生のとき岡山市立丸の内中学校に転校。岡山操山高校を経て、官僚を目指して東京大学文科一類に入学。2年後、方針転換して文学部哲学科に進学して大学院博士課程中退。東大助手を務めた後、お茶の水女子大学に着任。35年にわたって哲学を教え、現在、お茶の水女子大学名誉教授。 哲学のかたわら、五十歳のときユーモアエッセイ集『われ笑う、ゆえにわれあり』(文春文庫)を出版したのを皮切りに、『妻と罰』『ツチヤの貧格』(文春文庫)、『ツチヤ学部長の弁明』(講談社文庫)など多数のユーモアエッセイ集と、『ツチヤ教授の哲学講義』『ツチヤ教授の哲学入門――なぜ人間は八本足か』(文春文庫)など少数の哲学書を発表、いずれも好評のうちに絶賛在庫中。他に『幸・不幸の分かれ道――考え違いとユーモア』(東京書籍)、『われ悩む、ゆえにわれあり―― ツチヤ教授の人生相談』(PHP)などを矢継ぎ早に発表し、在庫に花を添えている。週刊文春とPHPに連載中。

「2013年 『哲学者にならない方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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