- Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569656557
作品紹介・あらすじ
1994年、ルワンダ。隣人が、友人が、殺戮者と化し大鉈・ナイフを手に、「皆殺し」を叫ぶ!小さなトイレに身を隠し神との対話だけを力に、奇跡的に生き抜いたツチ族女性の世界を震撼させる恐怖と感動の手記。
感想・レビュー・書評
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1994年にルワンダで起きた虐殺を生き延びた、
ツチ族の女性が書いた本当の話。
この本に出会って、彼女の生き方に出会って、何かが変わりました。彼女の生き方は他人の人生を変えてしまうくらいの強さを持っています。
ホテルルワンダを見るよりも、ルワンダの涙を見るよりも、もっともっと強烈で衝撃的な本でした。
絶対読んでほしい本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
高次元の魂を持つ人・・・・とのことだけれど、高次元の魂を持つためにはこんなにも苦しつらい経験を経て来なければならないなんて。
テレビでちょっと聞きかじった殺人事件くらいで腹を立てて「こんな奴死刑だ」とか言ってしまう自分はいったいなんなんだろう。
PHP社から出ているけれど、やっぱりこれは基本キリスト教徒向きです。
ルワンダのことは少しだけ知っていたけれど、この本でだいぶ輪郭がつかめてきた。
評価は4だけど、内容は5です。
すごすぎる。 -
人はここまで残酷になれる。
読むだけで恐ろしくなる描写とそれが実際に起こったということにショックを受けるけれど、こんなに酷いことが起こるなら奇跡も起きると信じられる。
信じられない奇跡も起きる実話 -
イマキュレー氏の体験を通して、イエス・キリストの教えた愛と許しについて書かれた本であるが、単なる体験記というよりも、一種のキリスト教的悟りが書かれた本と言ってよい。
また、神様の愛だけでなく、悪魔が人の心に入り込もうとする様子についても非常にリアルに記されている。
虐殺の最中、彼女から『なぜ西側先進諸国の人たちは助けに来てくれないのか』という言葉が何度も発せられた。
このような虐殺は歴史上、国を問わず何度も行われてきたことであり、現在只今も行われていることである。
その時に、やはり先進国と呼ばれるような国々、大国と呼ばれるような国々には、自国のことだけではなく、他の国々で起こっていることに対しても責任があり、紛争や虐殺を解決する義務があるのだと改めて強く感じさせられた。
この世的肉体の生存よりも魂の尊厳を守り、愛と信仰を手放さないことが霊的真実において何よりも大切なことなのだと教えてくれる素晴らしい本だった。 -
差別、偏見がどうしたら無くなるのかと考えていました。誰もが平和を願ってやまないのに何故争いはやまないのか、憎しみは生まれるのかとも。
この本はそれらに対する啓示であり、個々の人生を救う光だとも言えます。
聖書ってこういうものを言うのだろうな、自分の人生の教えにしたいです。 -
1994年にルワンダで起きたフツ族によるツチ族への大量虐殺による話です。ツチ族の一人の女性の体験が書かれた本で、人間はなぜここまで残酷になれるのか、ベルギーによるか植民地支配により民族対立を深めさせて、誰の責任か一言では語り尽くせない憤りさを感じました。その中でもイマキュレーは許す事をし、憎しみの連鎖を呼び起こさないために生きてる姿に感銘を受けました。
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藤原美智子先生 おすすめ
23【教養】316.8-I
★ブックリストのコメント
1994年ルワンダで大虐殺が起きた。フツ族がツチ族を襲い始め、牧師の家の狭いトイレに7人の女性と身を隠した著者は迫りくる恐怖と空腹に負けず、奇跡的に生き延びた。祈り、信仰とは何かを考えさせる作品です。 -
9784569656557
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1994年ルワンダで起きたジェノサイド。100日間で100万人が虐殺された悪夢を、生き抜いたイマキュレー・イリバギザの物語。
信仰の偉大さ、人を許すことで救われる魂…人生で大事なことを教えてくれるスゴイ本。 -
ルワンダの大虐殺で、生き残れた女性
イマキュレー。
殺人者を許す信仰心、すごい信仰の力である
しかし、何事にも信じる力のパワーはあると思う。 -
考えさせられる本
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題名がまたいい。このテーマで映画なども観たが、日本国内でこれと同じような事が起こらないよう願うばかり。
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生と死、自分の生き方など考えさせられた本。
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これが世界の現実なのか、と衝撃を受けた。
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こんなことが本当にあったのか、信じられないくらいの衝撃を受けた。
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「信じる」ということの真実を見ました。
イマキュレーのような愛にあふれる魂になりたいです。