日本人が知らない世界の歩き方 (PHP新書)

著者 :
  • PHP研究所
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レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569657837

感想・レビュー・書評

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  • はっきり言ってしまうと、私にはまったく合わない文章でした。
    内容云々以前に、文章が生理的に受け付けられないものでした…。本を読む上では致命的ですね。

    しかも、内容もあまり好きではなかったです。
    様々な国を歩き、日本と比較してこうであるとか、この国のここは素晴らしいとかそういったことが書かれているのですが、何しろ、1つの表題に対して内容が非常に短い。
    この本は全てが、著者の過去の作品からの抜粋であるようですが、もう少し絞って取り出したほうが良かった気がします。短すぎて、理解する前に終わってしまう感じがします。
    とても興味深い内容が書かれているのに、短すぎるために、一つ一つが素っ気無く終わってしまいます。

    あと、個人的な印象としては(抜粋部分がたまたまそうであったのかもしれないですが)著者の考え方が非常に偏っているのではないかということ。
    著者の宗教もある程度絡んだ見方なのかもしれないです。しかしそれにしても…。
    日本に対する批判や失望が多く書かれすぎていて、もう少し褒めることはないのかとちょっと思いました。
    日本も他国も、良い場所はあるだろうに。
    でも題名が「日本人の知らない」となっているわけなので、やはり意図してそういう部分ばかりを抜粋したのだろうと思います。
    何にせよ、いい気分で読める本ではなかったです。
    勉強にはなりましたが。

  • 世界各国を訪問している著者の経験から生み出されたエッセイ集。多文化、異文化を理解する一助になる。また、各タイトルに英語も併記してあり、英語の学習にもなる。

  • 曽野綾子 著「日本人が知らない世界の歩き方」、2006.10発行です。曽野綾子さんは、日本財団の仕事で、不潔と不便、交通事故多発、ゲリラと内戦状態など危険度が高い国々への旅行を30年ぐらいされたそうです。折々の心情をエッセイなどに書かれていますが、この本は、それらを地域・国ごとに再整理した作品といえると思います。内容的には、私にはピンとこない(なじみがない。参考になりそうにない)感じでした。タイトルには納得しましたが~w。

  • 曾野さんの著作から、世界各地での仕事や生活や見聞、それに対するコメントを抜粋した本。引用されている文章は、短かいもので1ページちょい、長くても数ページ程度です。
    この本からできる限りたくさんの知識を吸収しよう、というより、この本をスタートにして、曾野さんの他の著作の中で興味が惹かれたものにシフトするための、一つの道標として考えるべきでしょう。面白い意見もありますが、一冊のまとまった本をきちんと読むのに比べて、受ける印象が散らかってしまう感はあります。

    章立てがアジア、ヨーロッパ、アメリカ、中南米、アフリカ、アラブとユダヤという6つになってますが、内容的に濃いのはやはりアジアとアフリカ、それにアラブとユダヤかと思います。「中近東」ではなく、「アラブとユダヤ」としたところに、曾野さんの世界の捉え方に対するコダワリがあるのかなと思いました。

    以下、共感できた記述。

    「危険のある土地を旅して、危険だったと言いふらしたり、実際に病気になったり、行方不明になったり、死んだりするのは、当たり前過ぎて粋ではないのだ。危険があっても、それらしい顔もせず、事件も起こさず、何気なく涼しい顔をして帰ってくるのが理想なのである。」

    「最近、日本人は現世に人間の力ではどうしても解決できない問題があることを忘れてしまった。不幸の原因は、社会の不備から出るもので、それは政治力の貧困が主な理由だと考える。だから、いつかは、その不備を克服できるはずだ、と思い上がりかけている。」

    「難民と認定されることが、一種の「難民業」として成り立ちうる」

    「感謝どころか、金を出すのは相手がやましく思っているから出すので、(アメリカからは)もっと取るべきだという考え方もパレスチナ人にはあるのである。」

  • こういう「視野の広い方」が旅をすると受け取り方が違うのだなあ と感心します。 
    ただ旅するのではなく、歴史的背景等を理解した上での旅は一味もふた味も違うのでしょう。 

    私も本心を言えば「何かの事業の一環」「視察として」旅をしたいです。 
    ま、そうする考えに至るには今の「放浪旅」のおかげですけどね。 

    ・高齢者を特別扱いする必要はない 
    ・生活の原型は抗争にあり 
    ・どこの国でも「譲り合い」が当たり前と思うべからず。 

    新しい感覚です。 

    私も独特の感覚を持って旅したいですね。 

    ※ワーホリ中時間があるのでサクサク読書が進みます。 
    お金は節約しますが、本題はケチりません☆ 

  • 個々の国の項目に対しては1ページの説明しかないが、その国に行ってみたいと思わせるものもある

  • この本のなかのことが全て、という訳ではないけれど、各国の断片を垣間見たような気がしました。少々一つの国に対しての文章が短い気もしますが。でも収録されている量を見れば納得。

    日本は恵まれている、という少し批判的な物言いを孕んだ彼女の言葉は、世界の陰影を含んだ、三食恵まれ、明るい日の元で普通に生活している人には理解し難い表現がもろもろとあると思います。でも、これが世界なのだと、気持ちよく主張されいてるので、とても気持ちの良い本です。

    (2010.10.26)

  • 2008.10.29

  • 過去のエッセイを国別(地域別)にまとめたもので、特に目新しさはない。でも違う角度から物事を見ることを思い出させてくれる。

  • 旅行のガイドブックって
    あんまり面白くないですよね。
    そういう風に思う人にはお勧め!
    もっと詳しく、世界を知りたいです。

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著者プロフィール

一九三一年東京都生まれ。作家。聖心女子大学卒。一九七九年ローマ法王よりヴァチカン有功十字勲章を受章、二〇〇三年に文化功労者、一九九五年から二〇〇五年まで日本財団会長を務めた。一九七二年にNGO活動「海外邦人宣教者活動援助後援会」(通称JOMAS)を始め、二〇一二年代表を退任。『老いの才覚』(KKベストセラーズ)、『人間にとって成熟とは何か』『人間の分際』(ともに幻冬舎新書)など著書多数。

「2019年 『不惑の老後』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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