心の操縦術 真実のリーダーとマインドオペレーション

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569659305

感想・レビュー・書評

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  • 帯表
    本物のリーダーは、高い視点から情報空間を俯瞰している!
    ディスカバリーチャンネルにも全世界ネットで出演中の鬼才脳機能学者があなたの心と他人の心を操る術を教えます。
    分野を問わず真実のリーダーになるために必要なポイントときっかけとなる秘密のテクニックの全て

    帯裏
    第1章 真実のリーダー
    第2章 リーダーの解決法
    第3章 心の操縦術
    第4章 「脳と心」のトレーニング
    第5章 実践が全てを変える

    見返し
    お金を使うようになると、お金は抽象的なものですから、それだけ視点を上げなければ扱えません。
    取引する為には、時間的な空間を過去へも将来へも考える必要もありますから、そこでもゲシュタルト能力が必要です。
    つまり、ビジネスは大部分が情報空間、概念の世界でなされているのです。
    ということは、そこでいかに活躍するかはゲシュタルト能力の優劣にかかっているのです。(本文より)

  • "表題は?。リーダーの心構えというか、ものの見方、視点、視座のあり方を書いた本だと私は理解した。
    専門用語での説明があり、しっかり理解できたかというと自信がないが、何となく著者が言いたいことは理解したつもり。
    俯瞰することができれば、違った視点で人間関係を構築していくこともできる。"

  • 後半が面白い!
    臨場空間を支配した者が勝つ!

  • 具体←→抽象と思考で行き来できる能力をゲシュタルト能力という。
    これが有れば、1つの具体的事象から抽象化し、普遍化できると思った。
    この能力があれば、一事が万事、とあらゆることに理解ができる。
    逆にこの能力が無いと、ひとつ1つ全てを体験・理解しなければならず時間がいくらあっても足らなくなる。
    その便利なゲシュタルト能力を手に入れるテクニックが「コーヒー」を使って書かれていた。

    惜しむらくは苫米地氏は天才であるがゆえに、本人は優しく噛み砕いて説明しているつもりなのだが、一般人が理解するにはまだまだ難しい内容となっている。
    しかし、行間を読むように、一文ずつ嚙み砕くように読むと分かってくるのでせっかく苫米地氏の本を手に入れたのなら読み込んで欲しいと思った。

  • ここまでよくわけのわからない本は読んだ事がない。自己啓発本や宗教本でも怪しい科学本とも違う。この本が分からない自分がバカなのか、当てはまる人にはバシッと分かるものなのか?もう一冊読んでその後に評価しよう。

  • 洗脳のやり方が書いてある。

  • 良書。

  • 優秀なリーダーかどうかは、情報空間をいかに高い視点から俯瞰できるか、にかかっている。

    概念の世界が情報空間。

    リーダーは現場よりも持っている情報は少ない。現場にしかわからない情報があるが、高い視点のいかげで現場にも対処でき、新たな事態へも対処できる。

    視点を高くする→カント以降の分析哲学では抽象度を上げる。

    視点を高くすればするほど、情報量は少ない
    視点が低ければ、情報量は多くなる。

    知識は必要。認識するために。MBAくらいはとっておくか、そのくらいの抽象思考の訓練を積んでおかないと、知識不足で企業内の解決すべき問題も認識できない。問題解決にしても、高い視点で行う。本質的な解決にいたる。

    サーモスタット発想法(既知の知識・情報の中で最適解を求める)
    から、自由意思発想法へ。

    3、5年に一度「俺のおかげで世界のビジネスは変わった!」と思う瞬間がなければならな。
    視点を上げるのは、人間が生まれながらにして持っていうる能力=ゲシュタルト能力。

    視点を上げる⇒ゲシュタルト能力

    ゲシュタルトができると、意味をもつ

    部分と全体が相互的に。


    ゲシュタルトの優劣で、先を読んだり、思惑をひっくり返したりできる。
    視点を上げながら、相手より高い視点で広い情報空間を一気に俯瞰できるかが勝負。

    全員があるタスクについてのスペシャリストを目指せ!

    プライミング・・・これおいしいですよ、すごいですよ、もうかりますよ。。と相手の情報空間のなかに書く。

    基本は相手の臨場感と自分の臨場感が同調するまで自分の視点を下げ、その臨場感を共有して、その共有された臨場感の空間に書き込んでやる。そうすれば、相手は従わざるをえなくなる。

    ホメオスタシスの同調。。。j女性の整理の周期は、なぜか一緒にいると同調してくる。ある種のにおい物質、フェロモンによるもの。それが情報空間を共有させている、環境を共有させている。環境を共有している生体同士は必ずその情報を共有し合う。

    相手の座っている視点に自分の視点を入れる。相手が自分を見ている視点を、できるだけ高い臨場感ではっきりとイメージする、相手の目から自分の顔を見る。相手の心に相手の視点の多かk差で自分が同調する。同僚すると臨場感世界を共有する。つまり、より親密になる=ラポール。そうすると相手に自分の好意が生まれてくる。ますます、恋愛のスパイラルに陥る。重要なのは相手と臨場感を共有すること。理想は自分の臨場感の世界に相手を引きずり込む。相手と同じ声色、恰好をしろとか関係ない。

    言葉を使って記述をする。
    相手の体の状態に対する記述をする。
    椅子の感触感じてる? R(現実reality)がR'(揺らいでいる)

    相手にとって違和感のない世界を記述していく、相手の物理空間を言葉にすると、物理空間にいなくなる。

    この本と言われ、見てしまうと相手が記述した世界の本を見ることになる。

    相手の臨場感世界に引きずり込まれると、その臨場感世界を支配する相手にラポール、つまり好意が生まれる。

    重要なのは、相手に好意を抱かせるための特別な言葉やしぐさは何もいらない。相手の感じている臨場感世界を支配するだけで相手に好意を抱かれる、そのためには相手が見ているに違いないものを言葉にし、相手が感じているに違いないものを言葉にし、相手が聞いてるに違いないものを言葉にするだけ。欠点は気づかれる、簡単に否定されてしまう。

    「自分の臨場感のある意識状態は必ず相手に伝わる」

    思いっきり臨場感を感じた人が勝つ。その臨場感が相手に移る。ゲシュタルト能力を高め、視点の高い情報空間に強い臨場感を感じることが、他人を動かすことにつながる。

    人を動かすにはモチベーションがいる。
    体感が伴ってこそ、気持ちいい!(うれしい、楽しい)と感じている情動を自分に記憶を利用し、強く思い浮かべ、もう一度同じように感じる。そうすると相手に伝わる。できれば、相手の状況、特に物理的場周囲の状況について、なんとなく会話をしておく。

    「嬉しい!」という体感的な気持ちや体験の記憶を引っ張り出して、それを話すとき維持をするだけで、生体レベルで、強烈な相手とのホメオスタシスの同町が起こり、説得力をもつ。

    時間への働きかけのトレーニング
    例コーヒー

    ”この”コーヒーでは視点が低い。
    高くするには、過去にも飲んだことがある、これからものむことになる、世界中で売られているコーヒ。そう認識するためには、過去に飲んだことがあるコーヒーを瞬間に思い浮かべる。
    そして、五感を全部再現。
    いつ飲んだのか、そのときの情状況を克明に思いだし、そのときの容器、味、匂い、触った感触、音を思い出す。それを何度もやり、五つのコーヒー記憶を思いだせるようにする。
    次に、目を開けても、閉じてもどちらでもいいが、前に飲んだことがあるコーヒーを正確に思い出す、詳細に。コーヒーのにおいがでたら、いったんリセット、次にまた別のコーヒーを。5つまで、一つに3~5分くらいかかる。
    (3つでもいい)
    今度は、一つのイメージを維持し、ふたつ、3つ、5つまで同じ視点で重なり合わせる。そして記憶から切り離す。3回ほど、指を左右に動かし、、右左と往復させる。過去の記憶が体感から切り離される。EMDRという技術。トラウマ治療として。視点を上げるとき、物理的情報を切り離さなくてはならない。

    空間への働きかけ・・・マルチモーダルに対応する。
    ⇒モダリティを上げる。
    モーダルは脳の一つの入り口。視覚も聴覚も。
    一つでいい、味を匂いに変えたり、色に変えてみたりする。
    色⇒匂い 音⇒味 匂い⇒感触 感触⇒色 味⇒音 など。

    色として視覚情報で表したら●色と決める。成功したら、次に感触を音に、一つのものを残りの4つ全部にする。これが視点を上げること。元の味ではない、色やにおいにすることで、体感から切り離される。元のものを別のものにマッピングしている=情報空間を操作している。

    5つのコーヒーの味をそれぞれ感じながら、さらにそれらが混ざったものができたな、と思ったとき、脳は必ず、ある特定の意識状態になる。
    重要なのは、ゲシュタルト能力をあげることに成功した時の意識状態をきちんと覚えておくこと。それは、問題解決のときに、意識上に引っ張り出す。

    アンカー・・・覚えておく意識状態

    トリガー・・・何かと結びつける(何かを触るなど)

    海馬に情報が出入りしやすい意識状態を創る・

    トレーニングは3日から、3か月かかる。

    五感で作る光の球。

    まず何か問題があったら、じぶんなりにバラバラにしてみる。
    一番下の問題について先ほどのトレを使う。そして一つのUNITを光の球にうつしこむ。五感の身体性を維持すること常に大事。
    一つ一つ積み上げていく。

    並列脳を高めるために、メニュー即決法。
    ミスっても、訓練だから、何回もする。あるとき、スパtっとはまる。

    どう結び付けようかが、俯瞰してみるということ。

    無意識・・・心の今気が付いていない部分
    意識・・・心の今気が付いているところ。
    あなたの無意識は常に働いている、
    慣れてくると、目を動かさなくてもできる。

  • トタン板の釘を抜く「トタンの釘抜き」という発明があった。
    すごい発明だが視点が低い。だから他のことには使えない。
    問題解決の方法は、様々な場面で応用できるものがいいに決まっている。
    だから、高い視点での解決の方が重要。

    視点を上げてより広く問題を解決していくことがリーダーの責務!
    このテーマが貫かれている。
    分かりやすくてためになる。

  • フォトリーディング。その後、高速リーディング。しばらく積ん読の後に読了。苫米地の本にしては新鮮味がなく特に読まなくてもよかった部類の本。

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著者プロフィール

認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。
カーネギーメロン大学博士( Ph.D)、同 CyLab フェロー、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、日本外交政策学会会長、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO 兼基礎研究所長。マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社、財務担当者としてロックフェラーセンター買収等を経験、三菱地所在籍のままフルブライト全額給付特待生としてイェール大学大学院計算機科学博士課程に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学と人工知能の世界最高峰カーネギーメロン大学大学院博士課程に転入。計算機科学部機械翻訳研究所(現 Language Technologies Institute)等に在籍し、人工知能、自然言語処理、ニューラルネットワーク等を研究、全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員、早稲田大学研究院客員教授などを歴任。また、晩年のルー・タイスの右腕として活動、ルー・タイスの指示により米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「 TPIE」、「 PX2」、「 TICE」コーチングなどの開発を担当。その後、全世界での普及にルー・タイスと共に活動。現在もルー・タイスの遺言によりコーチング普及及び後継者として全世界で活動中。一般財団法人サヴォイア王家諸騎士団日本代表、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士。近年では、サヴォイア王家によるジュニアナイト養成コーチングプログラムも開発。日本でも完全無償のボランティアプログラムとして「PX2」と並行して普及活動中。

「2023年 『新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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