- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569659503
作品紹介・あらすじ
経営の勉強をしたければ、理屈より実際の会社を研究する方がよほど面白くて役に立つ。これすなわち「会社学」。典型的な文系企業カネボウと典型的な理系企業キヤノンに在職した経験を持つ著者は、企業風土と盛衰の関わりに興味を持ち、多くの企業について研究した。そこでわかったことは、会社とは生き物であり、その行く末を左右するのは、会社のDNA(企業遺伝子)であるということ。国内外の代表的企業32社を取り上げ、成長と成功の要因を探る。
感想・レビュー・書評
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会社学と題して、TOYOTAなどの大企業の風土や企業理念などなどを紹介している。
本の中身を見る限り、本書の内容程度のことであれば就職活動中や提案活動における企業研究で既にやっている。わざわざ会社「学」と銘打つほどの話ではない。
それよりも対象企業の情報をどう調べるか、文献はどう手に入れるかというところにフォーカスしてくれた方がまだ有益である。筆者の参考文献のなかには企業の社史なども含まれているが、このような文献は、何か縁がなければ手に入れられない文献であり、一般人はどう情報を手に入れれればよいのか。
どうも実践の面で疑問符が付く内容であった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
様々な会社の成り立ちや面白いエピソードが集まっている、という意味ではネタ帳になる一冊なのだが、筆者が言いたい「会社学」ってのは若干無理があるしそこを押したいのであればもっと系統だってまとめるべきだったなぁと思う一冊でした。
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日本の優良企業(主に100年以上続いてる)の創業期の事例が数社載っている。
特にその時の歴史とのリンケージなどがあるわけでもなく、
資料をまとめたっていう印象を受けた。 -
会社といっても、
理念によっていろいろ違いがあって面白い
一番印象に残ったのがハヤシライス
2009.08.28- -
りょーすけくんにノリで借りてみた。
これから就職だからとか関係無しに読んでみた。
いろいろな会社について書かれているから、なにかヒントになるものはないかな〜と思って読んでみました。
やっぱり会社のビジョンって大事なんだな〜って思ったり、社訓とか社風とかそういったものってそれぞれ違うんだな〜って思ったりしました。なんかさらさらっと読んでいたのでそこまで覚えていませんが、電通の「鬼十訓」とか鬼でしたwやっぱ違うなと。
自分がどんな会社に行くのかまださっぱりわかりませんが、こういったものに意外と左右されるんではないかなと改めて思いました。
で、肝心の会社学なのですが、まぁ、会社を研究すると言う学問があってもいいだろって感じなんですが、あんまりこっち系は専門外だけど、商学部とか経済学部ではやらないのかな?よくわかりません。研究した人がやればいいと思いました。
あと、長寿会社でも100年ちょいという歴史しかないので、当然ながらこれから先どんどん会社の形態も変化するだろうし、時代毎に様変わりしていくのだと思います。
ゴールドマンさんさえヤバイ時代がきてるわけですし。もうわからんね(笑)
どんな会社が生き残っていくのか?う〜んまったく未知だ。
でもちょっと就活が楽しみになってきました。。。 -
国内外の企業32社の創業者や創業年次、経営理念等を分析していく、というものが主な内容です。最後の章では、会社学というものを学問として定義しています。いろんな会社のトリビア的なものも述べられていますが、全体の印象は薄いの一言なのかな。しかし、この内容を180pに押さえることは不可能ですね。就職活動をはじめる学生とかにはオススメの本ですが、社会人の方にはあまりオススメできない本です。
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日本やら海外の大企業の歴史やら概念やらが書かれている。
わざわざ自腹で買うような本ではないが、就活ついでに読むのにはまぁまぁおもしろいかと思われる。
中身は薄いので悪しからず。
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伝統ある企業にはそれぞれ個性ある理念がある。参考にしよう