自分で決められないヤツは受験するな!: 努力はウソをつかない!やったヤツが受かる!! (PHP文庫 よ 18-1)

著者 : 吉野敬介

• PHP研究所 (2004年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[キじばと。。さんの感想 · 2019年12月12日]

元暴走族という異色の経歴をもつ予備校講師の著者が、若者に活を入れる本です。

暴走族のリーダーだったころも、予備校講師となった現在も、ツッパって生きるという著者の信念は変わらず、このことが著者の矜持のよりどころになっていることが読み取れます。ある種の自己啓発本のスタイルを踏襲したものですが、受験生が本書を読んで前向きな気持ちになることができるのならば良いのではないでしょうか。

[すっぺさんの感想 · 2010年7月10日]

自分の信念を貫いてきた著者が、自らの経験と考えを熱く語っている。そうすることで読者に、信念を曲げるな、自分は自分でプロデュースしろ、といったことを訴えている。いわば人生訓。
1話2~6ページで完結していてどこからでも読める。聞いたことある言葉がたまにあるが、著者のこの口調だからこそ、ハッとさせられた部分も多々あった。
『何もアクションを起こさないヤツは、ただつまらない人生を送るだけだ』
『挫折を経ることによって、人間の魂は磨かれ、強くなる』
『問われるのは、与えられた環境のなかでいかに努力するか』
『歯をくいしばって、はい上がった人間だけが、一流になれる』
背中を押してくれる本に出会えた。

[soaさんの感想 · 2009年5月29日]

おっしゃるとおりです。

[shiroさんの感想 · 2004年10月18日]

実用書ではないですが、前から気になっていた本。
妹が来年受験生だっていうのもあって購入。
でも受験に限らず、人生の全てのステップや生き方にいい意味で喝をいれてくれるような本。
ゆっくり読みます。

著者プロフィール

1966年神奈川県鎌倉市生まれ。吉野塾塾長、東進ハイスクール古文講師、札幌大学客員教授。
中学時代から暴走族に加わり、特攻隊長をつとめる。高校卒業後、中古車販売店勤務をへて、20歳の9月に大学受験を決意。わずか4ヵ月で国語の偏差値を25から86に上げ、國學院大学合格を果たす。大学卒業後、代々木ゼミナールの講師採用試験に史上最年少、最高得点で合格。以後16年間、代ゼミの人気ナンバーワン講師として活躍。リーゼントとヴェルサーチの服をトレードマークに、授業中に生徒に向かって人生論を熱く語るそのスタイルが大ウケし、これまで100万人以上の生徒を熱血指導、その多くを合格へと導いた。2007年に代々木ゼミナールを退職後、自ら「吉野塾」を設立する。
2008年4月からは東進ハイスクール古文講師として再び教壇にも立っている。著書に『今、頑張れないヤツは一生頑張れない。』(世界文化社)『だからお前は落ちるんだ、やれ!』(KKベストセラーズ)、『ROOKIES勝利学』(集英社インターナショナル)ほか。

「2009年 『紫式部にケンカは売るな！　吉野流「古典で学ぶ人生論」講義』 で使われていた紹介文から引用しています。」