しつけの知恵 手遅れにならないための100の必須講座 (PHP文庫)

  • PHP研究所 (2003年10月3日発売)
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本 ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784569660660

作品紹介・あらすじ

本書の著者は、改めていうまでもなく、「頭の体操」で一世を風靡した多湖輝氏である。多湖氏は、「頭の体操」によって、売れっ子心理学者となったが、じつは氏にはもう一つの顔がある。それは、千葉大学付属小学校の校長を務めた、教育者としての顔である。▼本書は、その「教育者・多湖輝」と「心理学者・多湖輝」の両面から、子どもをよい子に育てるための「しつけ」について書かれたものである。したがって、100項目に及ぶ「しつけのヒント」の一つ一つは、子どもの心理を上手く利用した、効果的なものばかりである。▼たとえば、転んで痛がっている子どもには、「痛かったでしょう」ではなく「痛くないわね」と応じる。重大な注意ほど、ふだんより低い声で応じる。存分にマンガを読ませれば、マンガを読まなくなる、といった具合だ。▼よい子を育てるにはちょっとした工夫が必要なもの。子育てに悩むお父さん、お母さんに贈る「しつけのバイブル」である。

感想・レビュー・書評

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  • 子どもが大きくなってきて、もう遅いかと思ったが、まだ大丈夫だったので、思いきって読んでみてよかった。やっぱり自立は大きなテーマだと思う。うちではお手伝いを重要視していて、積極的にやらせているので、その点では大丈夫で安心した。まだ通じる部分でいろいろ試してみたいと思った。

  • 多湖輝さんと言えば、私が子供のころから「頭の体操」というベストセラーがありましたが、心理学者で千葉大付属小学校の校長もされていたという経歴から、このような「躾け」に関する著書もあるのですね。掲載されている知恵は全部で100。心理学的に裏付けされており、自分の幼少時の経験から思い直しても、なるほどと唸る事ばかり。

  • 最近、電車の中で、周囲の迷惑を気にもせず、脚を広げて腰掛けている男性をよく見かけます。恐らく幼児期に電車に乗るマナーを教えてもらわなかったのでしょう。幼い頃に子どもをどうしつけるか。その答えは大人になってから出てくるのです。人に優しく、強くたくましく、創造力に富んだ子に育てるかどうかは、親のしつけ方次第です。子育てに悩むお父さん、お母さんに贈る「しつけのバイブル」。



    とても分りやすくて親的にも納得できる。
    そんな内容の本ですね♪

  • 適度にまとまってる。ボリュームも良好。
    しつけ開始が早い・徹底されているほど後々が楽。
    とはいえ対象になってる年齢は、お話ができる子〜
    ぐらいかな?と思った。もちろん乳幼児の親御さんが読んで
    早すぎることはまったくない。小学校5年生ぐらいまでの子なら
    即、適用できるかな。

  • どうやって社会や家庭のルールを伝え、やる気やエネルギーを阻害しないのか、そういうのってちょっとしたコツ・技術があるんだなって思いました。
    パパがいない分、ちゃんとしなきゃって、気合い入れました〜。

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著者プロフィール

心理学者。東京大学文学部哲学科(心理学専攻)卒業、同大学院修了。東京未来大学学長を経て東京未来大学名誉学長。千葉大学名誉教授。東京都「心の東京革命」推進協議会会長。大ベストセラー「頭の体操」シリーズの著者。フジテレビ「IQエンジン」や日本テレビ「マジカル頭脳パワー」、ニンテンドーDSソフト「レイトン教授と不思議な町」等で出題監修にも携わった。2006年、瑞宝中綬章受勲

「2020年 『お金の心理術 上手にお金とつきあう81のテクニック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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