「日本の神様」がよくわかる本 八百万神の起源・性格からご利益までを完全ガイド (PHP文庫)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (389ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569661155

作品紹介・あらすじ

お稲荷さん、八幡さま、天神さま……。日本には太古の時代から、八百万神と呼ばれるほど、数多くの神様が存在する。商売繁盛や家内安全、あるいは豊作や縁結び等々、それらのご加護を授かるために神社を参拝するなど、神様は現代の日本人の生活に深く溶け込んでいる。とはいえ有名な神様でも、各々の神様がどのような個性や性格を備えているかまでご存じだろうか。▼そんな我々になじみ深い代表的な神様の起源や性格、さらにはご利益までを一挙に紹介したのが本書だ。▼例えば平安時代の文人で、非業の死を遂げた菅原道真公を祀る天神さまが、学問の神様として一般に広く浸透したのは江戸時代から。当時の寺子屋には必ず天神さまの尊像が掲げられ、毎月25日には近所の天神社にお参りに行くのが恒例だった。これが現在の受験合格のご利益信仰のはしりだという。▼お願いもその道の神様にしてこそ、初めてご利益が得られるというもの。日本の神様ガイドの決定版。

感想・レビュー・書評

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  • ガイドの勉強に、と手に取りました。覚えられる気も、外国人にわかるように説明できる気もしませんが、ネットで調べた文より読みやすく楽しめます。
    通して読むより、隙間時間にバラバラと、身近にある(いる?)神様のところから読みたいと思います。

  • 日本全国で祀られる神々の、起源から御利益までを紹介した一冊。

  • もっと深く、たくさんの神様を知りたくなった

  • この本は読みやすいです。八百万の神様を勉強する入門書として最適だと思います。

  • 八百万と言われる神々。現代語訳古事記を読んだ時もそうだったが、神の系譜はややこしい。名前、ご利益や神社の縁起のほか、古代史的な氏族の解説もされていて好ましい。祭祀されている神社紹介では、結構多くの神様が合祀されていることがよく分かる。

  • お漬物、お菓子、メガネの神様など、知っている人は知っている神様も充実。
    何より、射楯兄貴が1ページ割いてもらっている。スゴイ!(こら)
    非常に分かりやすく、P95と少々薄めなのがもったいない。と思ったら、
    同じ方が2014年にPHPで「「日本の神様」がよくわかる本」P389を出されていました。

  • 普段神社で何気なく見るお稲荷さんなどの神様について一つ一つ書かれています。何となく神社に参拝されている方が読むと、参拝の楽しみの一つが増えるのではないかと思います。

  • 内容紹介

    日本には太古の時代から数多くの神様が存在する。我々にとってなじみ深い八百万神の起原からご利益までを紹介した神様ガイドの決定版。 お稲荷さん、八幡さま、天神さま……。日本には太古の時代から、八百万神と呼ばれるほど、数多くの神様が存在する。商売繁盛や家内安全、あるいは豊作や縁結び等々、それらのご加護を授かるために神社を参拝するなど、神様は現代の日本人の生活に深く溶け込んでいる。とはいえ有名な神様でも、各々の神様がどのような個性や性格を備えているかまでご存じだろうか。 そんな我々になじみ深い代表的な神様の起源や性格、さらにはご利益までを一挙に紹介したのが本書だ。 例えば平安時代の文人で、非業の死を遂げた菅原道真公を祀る天神さまが、学問の神様として一般に広く浸透したのは江戸時代から。当時の寺子屋には必ず天神さまの尊像が掲げられ、毎月25日には近所の天神社にお参りに行くのが恒例だった。これが現在の受験合格のご利益信仰のはしりだという。 お願いもその道の神様にしてこそ、初めてご利益が得られるというもの。日本の神様ガイドの決定版。

    内容(「BOOK」データベースより)

    お稲荷さん、八幡さま、天神さま…。日本には太古の時代から、八百万神(やおよろずのかみ)と呼ばれるほど、数多くの神様が存在する。商売繁盛や家内安全、あるいは豊作や縁結びなど、ご加護を授かるために神社を参拝するなど、神様は現代の生活においても確実に根づいている。本書は、我々になじみ深い神様の起源や性格、さらにはご利益までを紹介した、日本の神様ガイドの決定版。

    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

    戸部民夫 1947年、群馬県生まれ。法政大学卒業。美術関係出版社勤務後、作家に。現在、著作活動のほか新聞や雑誌の取材執筆活動にも意欲的に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    目次
    第1章 人気の高い霊威神―全国各地の神社に祀られる有力な神々
    第2章 創世と万物生成に関する根源の神々―宇宙生成・天地創造・生命起源の神様
    第3章 聖母と純愛の女神―“生む力”を秘めて美しく輝く神様
    第4章 山・水・海に関する神々―緑と水に恵まれた日本の自然環境の神様
    第5章 農耕生産に関する神々―五穀豊穣の力で食物を保証する神様
    第6章 鉱・工業生産に関する神々―便利な道具をつくる素材や技能の神様
    第7章 諸産業に関する神々―衣食・商売・職人などを守護する神様
    第8章 生活・文化・芸能に関する神々―日本の文化に豊かな表情を与える神様

    本の感想
    (オフィス樋口Booksより転載、
    http://books-officehiguchi.com/archives/4719068.html

    この本は大阪弁について、語尾などの特徴について述べられている本である。初めて大阪弁を聞くと中には戸惑う人がいるかもしれない。カミングアウトバラエティ 秘密のケンミンSHOWなどで大阪に興味を持った人に勧めたい1冊である。

    大阪弁のセリフを見ていると、大阪に住んでいる人にとって思い当たるセリフがあるかもしれない。個人的には大阪弁=関西弁という印象があるので、京都弁や播州弁など方言をもっと掘り下げて分析して、大阪弁と比較すると面白いかもしれない。

  • 自然現象の神格だけでなく、仕える人や人の観念の神格もいらっしゃるのかと驚いた。神社等の基本知識も掲載されてて、わかりやすかった。

  • 日本神話に興味があったのでこれはよかったです
    色んな神様の存在が分かりました

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著者プロフィール

1947 年、群馬県生まれ。法政大学卒業。美術関係出版社勤務後、作家に。著書に『怖いくらいわかる日本の呪術』(光文社文庫)、『日本の神様の「家系図」』(青春出版社)、『日本の武器・甲冑全史』(辰巳出版)、『関東の美しい神社』(エクスナレッジ)、『「日本の神様」がよくわかる本』『「日本の霊山」がよくわかる本』(PHP 文庫)等がある。

「2022年 『龍神パワー探訪 全国101社』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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