20代で「やりたいこと」を見つける技術 (PHP文庫 わ 6-11)
- PHP研究所 (2004年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569661438
感想・レビュー・書評
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貸していると思われる本。
読みたいと今、もう一度思えるくらいの本。
読むとすれば今回が最後になるだろう。
結局買い直して、読み直した。
何度読み返してもいい本だと、今は思える。
「やりたいことを見つける」=「自分というものを考える」
視野を広く持った上で、自分について色々考えて、考えて、考え抜け!
そういうのを考える一助になる本です。
自分のやりたい事をするには、やりたい事に全力であたれるように、普段から準備しておく必要があります。
まず、じぶんで動いて情報を集めよう。
その過程を通して、やりたいことに対する心づもり(覚悟)をしておきましょう。
準備しておかないと、偶然巡ってくるチャンスをつかめません。
運良くやりたいことができる機会に恵まれたら、準備を活かして、やりたいことに全力であたればよし。
困難にぶつかることなんか、日常茶飯事になるはずです。
そういうのを解決するには、結局のところ、ものごとをじぶんの頭で考え抜く必要があると思う。
考え抜く習慣を、情報を集める段階、準備の段階から身につけたいと、私は本気で願い、実行する。
やりたいことができるようになって悩み事にぶつかって、解決できた時に、さらなる進化が訪れるものと、私は信じたい。信じよう!(2008/10/14)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
哲学者が書くことってなんでこんなに面白いんだろう。自分が誰なのか自分の内面に語りかけていては多義的で多面的で曖昧な自分像しか見えてこないから自分以外の世界と広く付き合いを持ちなさいと大学生に向けてメッセージを送っている。自分以外の世界と向き合うというのは読書だったり、現実の活動だったり要は世界の広さを知れということ。そして自分が何なのかフラフラしながらも輪郭を描いていくのがモラトリアムなんだそうです。自分の夢を具体的に描いてそれにむけて周到な準備を重ねれば高い確率で実現するというのは確かにそうかもしれない。
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大学2年のころ読んだ本。響いた文章は、「本を読むことや、勉強することは、体験できないことを、直接ではないにしても体験することでもある。いわば、疑似体験。それにより、世界が広がり、世界との通路が広がる。」それまでは、自分の価値観を逆撫でないような本を好んで読んでいたけど(それが楽だから)、この言葉からそれでは世界は広がらないと教えられた。ちょっと疲れるけど、自分と違う世界を持つ本ほど読む価値があるということ。例えば男性は女性作家の本を意識的に読むべき、なんて事はよく聞くけど、そういうことなんだろうと思う。
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親が私の為に買ってきたwでもこの人の上から目線の書き方が気にくわん。けど、高校時代に読んでたら何か変わったかも