- PHP研究所 (2004年4月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (226ページ) / ISBN・EAN: 9784569661629
作品紹介・あらすじ
互いに責めあい、非難しあって暗い心で生活していくより、あたたかな心を通わせ、ゆるしあい励ましあって生きていこう――本書は、そんな願いをこめて書かれました。「お互い人間が最も好ましい生き方を実現させるためには、それを実現するのにふさわしい考え方や行動をすることが大切で、その根底になくてはならないものが『素直な心』である」と、著者は述べています。▼一代で世界の松下電器を築き上げた松下幸之助。その人間観・経営観の根底には、つねに「素直な心」がありました。この素直な心こそが、何ものにもとらわれない心で、強く正しく聡明な人生の歩みを可能にするものなのです。▼では、素直な心を養い、高めるにはどうすればよいのでしょうか?▼本書は、著者の長年の体験と鋭い洞察から生み出された、素直な心になるための貴重な指針の書です。発刊以来約30年、いまだ読者の支持を集め続けている“松下哲学の原点”、待望の文庫化!
感想・レビュー・書評
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素直さが大事と言われ、分かっていても、なかなか難しい。
本書における素直さが生み出すメリットを裏返せば、素直になれない理由もよく分かります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本は繰り返し読み立ち返って考える本にしたい。根幹に普不変的に必要なことであり、潤った人生を過ごすのに必要なこと。これにより周りの人も付き合いがうまくなり万事良くなる。
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素直な心の土台には謙虚な心がある。
戦国武将、黒田長政の「腹立てずの異見会」の話が印象的だった。ここでは他言や腹を立てないことを前提にして身分に関係なく部下たちが思ったことを何でも遠慮なく家君に伝える。長政は武将である自分自身にも、至らなさや気付いていないことや知らないことがあると自覚し、それを改めたいという思いを持っていたのだろう。誰に対しても何事に対しても、謙虚に耳を傾ける姿勢に感動した。
自分自身が不完全な存在であることを自覚していなければ、新たな学びを心のキャンパスに描き足せない。完成品のように美しく見えても、心のキャンパスは生きている限り未完成でありもっともっと素晴らしいものへと変容しうる。
透き通るような謙虚な心がほしいと思った。そして、いつまでもどんなときもキャンパスに自由に描き続ける人間でありたいと強く思った。
素直な心になると、日常の至るところから学びを得られる。この本を読み、歴史や四字熟語などからも現代に通じる多くの学びがあることを再確認させられた。
筆者は、巧妙なたとえを駆使して素直になるために必要な概念を読者の心にまっすぐ届けていた。言葉選びやその表現法も大変勉強になり、私はすぐさま自分の語録に書き留めたところである。
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松下幸之助に関する本を読むのはこれが3冊目。
とにかく「素直」という言葉のオンパレード。何回出てきたのだろうか。
自分にとってはこの「素直」という言葉が大好きでかけがえのない目標になった。
自分なりに素直とは何かという事を考えたところ、「当たり前の事を当たり前にやりましょう」という事と解釈した。
・やらないよりやった方がいい事は素直にやろう
これに尽きます。
また1つ人生が豊かになった、そう思わせてくれる本でした。 -
「素直さとはベクトルである」という認識をしてる。つまりベクトルの先には必ず方向性、目標がある。方向性があって初めて力の強さ(ベクトルの長さ)であったり、フラつきのなさ具合(直進性)が定まる。この方向性についての記述が出てこなかったのが残念、、、と思ってしまう自分は、素直さが欠けるかな。
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頭では理解していることですが、改めて読むと素直な心で何事も取り組まないといけないと感じた。
今後は日々振り返り今日素直な心でいれたかを考えていく。 -
Panasonic創始者、松下幸之助による哲学。
書店にて専門書を探していた時に偶然見かけ、タイトルに何かしら惹きつけられ手に取った本書。
何事も争い責め合い非難するのではなく、人間が本来持っている、あたたかく許し合いや励まし合う「素直な心」。それを持ち続け、どう行動に移すべきかを説いた書。著者の経営観や洞察力が垣間見え、頭や心が少し凝り固まった際、ゆっくり読み進むと良い一冊です。 -
同じような言葉が繰り返し使われるので読んでいて面白くはなかったが、内容はとても良かった。
素直な心ってなんだろう?素直な心がないとどんなことが起きる?素直な心があるとどんな良いことが起きる?じゃあ素直な心を身につけるにはどうすればいいんだろう?ということを、読者をおいていかず、一緒に考えていこう!というような姿勢で書かれていた。
実行しやすいよう具体的な行動例までおとしこんで書かれていたので、次の日から実際に活かせた!
これは手元に置いて、何かに迷ったとき、不安になったときとかに読み返したい。
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私は素直だと言われることがよくありますが、それの実相がよく分からずにいました。
そこでこの本を3日間かけて吟味してみると世の生活全てに素直な心があるとよりよい生活を送る事ができるとあり、その通り私はよい生活即ち幸せであると感じております。しかしまだまだ沢山本書で書かれているものを実践していないので。より幸せが生まれることを楽しみにして日々を過ごしてみようと思います。
「反省をする成功した時はなぜ上手くいったか失敗した時はどうしてこのようになったか、両面である。」
「朝夕に素直であったかそして素直であるか確かめる。」 -
素直な心になると、人間生活や社会全体がうまくいくという教え。
・私心にとらわれない
・耳を傾ける
・寛容
・実相がみえる
・平常心
・すべてから学ぶ姿勢を持つ
これらを実現するために、日々の行動を振り替えること、先人の教えを書籍などで学ぶことをすべき -
松下幸之助さんの本は根っこすぎて、なかなかまだ自分にはピンとこない
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素直が一番。
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本全体を通しての感想としては、
読みにくい
と感じました。
しかしそれは、
松下幸之助氏の心情をそのまま執筆したものであり、
綺麗にまとめ上げるような感じもしないため、
仕方ないかなとも思いました。
素直な心について
約220頁綴っており、
一つ感じたことは、松下幸之助氏は歴史で物事を捉えるのが非常に上手だなと思いました。
歴史について詳しくない自分ですが、
歴史の本を読み漁って知識を入れた上で
この一冊をまた読んでみたいと思います。
見える景色が違う気がしました。 -
松下幸之助著。素直な心とは?素直になるには?素直にならないとどうなる?が具体的に優しい言葉で書かれていて読みやすい。個人的には理系的なアプローチの方が好きなので評価は低めですが、おじいちゃんの話を聞いてる感じ。
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素直な心を身につける具体的な方法が示されており、参考になった。
何十年という長い期間、修養を続けることでやっと辿り着けると著者は言っている。
継続する工夫が大切であると感じた。 -
感想
「生き方」「反応しない練習」などと重なる部分を感じた。今も昔も基本はそう。素直な心。あるがままに。主観ではなく客観的に。素直な心を常に意識。忘れるかもしれないが、動作や呼吸でルーティンを作って素直な心を思い出す。「後悔しない選択術」のバイアスにも通ずる。結局失敗はバイアスによって生じる素直な心があればそんなことは起きない。まあ失敗をすることも大事だが。
●この本を読む目的は?
素直な心を求めていったら、みな自己中心的にならない?という疑問。
どうしたら調子に乗らずにいれるか、常に成長できるか、俺は調子に乗ることで幾度も損失を被ってきた。
○よりよい共同生活とよりよい自己実現を人間みな願っているができていない→人間の生き方自体に問題
みずからの願いを実現させるための考え方、態度、行動がなっていない→木に登って魚を求めるような
したがって、この考え方、態度、行動を治すことが重要→その根底が「素直な心」
○素直な心=私心なく曇りない心、一つのことに囚われず物事をあるがままに見ようとする心
人は自分中心になりがちだが、それを捨てて、あるがままに。例えば、私心にとらわれないこと -
OCSで教えてくれた人の座右の書だった気がする。
我が社の構成員に必要な徳目ではあるんだろうな。
素直な心とは何か、素直な心があるとどうなり、ないとどうなるかを例示し、最後に、素直な心を養う方法を提案する。
精神的な世界の話ではあるが、順を追って説明されるので、読みやすい。
著者プロフィール
松下幸之助の作品
