「自分プロデュース」術―どうしても、すぐ変わりたい人へ (PHP文庫 お 51-1)
- PHP研究所 (2004年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569662619
感想・レビュー・書評
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処分済
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おちまさとの「自分を変革するためには」という目的の元かかれた、
自分自身をプロデュースするためのコツをまとめた本。
営業よりの目線でも書かれているので、非常に参考になる。
ただ実際の行動というよりもその概念のまとめ本なので、これを元に実際にはどのような行動をおこすべきか、という視点での立ち返りは必要
以下抜粋。
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・「まるで自分に向かって語りかけているみたいだ」「なんでこんなに自分の心を読まれているのだろう」
という気持ちにさせること。「これがわかっているのは自分だけだろう」とも思うようなこと。これが大ヒットしているものだったりします。
・自分だけがツボを突かれた、と思っていたのに実際にはいたるところで自分と同じようにツボを疲れていた人がいたということ。
・営業マンが上司から「○○の契約をとってこい」と言われたとき「行きたくない」と思っていたら
いくら時間をかけても契約はとれないでしょう。でもそれが自分から「契約をとりたい」と思えたときには、無理だと思っていた契約もとれてしまう。不可能を可能にする力が「やっている感」には存在する。
エジソンも研究中は誰からも相手にされなかった。ただ「どうにかして実現したい=やっている感」を持つことで研究は実現。”やらされている感”に発明はありません。
・グッドニュースはメールで行う。
→僕がメールを使うのは、人をほめるとき。
電話で伝えたときは「ありがとうございます」の一言だったのに、メールで伝えたときはうれしい気持ちを
長い文章にして返してくれる。
・主導権を握りたいときは、高級レストランなどの相手が緊張しやすい店にいく。
→自信のない人はもちろんのこと、どんなに自信満々な人でもこれなら緊張すること間違いなし。
こちらが主導権をにぎって話をすすめることができるでしょう。
・「○○しなくちゃ」と義務感にかられて動く人が「負けて当たり前組」
「○○しよう!」と自発的、能動的に動ける人が「勝って当たり前組み」
・「絶対にものにしたいチャンス」が目の前にある。そんな時たいていの人は自分の熱意を少しでも相手に伝えようと、必死になって話をするもの。しかし水面に浮かんだボールを無理に引き寄せようとすればするほど遠くに逃げていくように、一生懸命になればなるほど商談相手の気持ちは離れていきます。大切なのは、相手の話を聞く余裕=懐の深さ。商談においてはまず相手の話たいことをじっくりと聞く姿勢が自分の魅力をアピールすることにもつながります。 -
再読。数年以上前の本ではあるが、いまでも使える30以上の戦術が書かれている。ほぼ普遍的なのかも。戦術を組み合わせた戦略も所々あり、なるほど、と思わされる。
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一流の放送作家&演出家の人だけあって
考え方や行動指針からとても多くのことを学べました。
「なんか毎日平凡だな~」とか
「これからの日々(人生)どうしようかな~」
なんて考えている方、一読を。 -
★背骨力。ゆるぎないコンセプトを仕事にこめる。なぜ、会社に入ったのか、なぜ今その仕事をしてるのか、明確に答えられること。揺るぎないものが一本貫かれてること。
★自分自身に期待しすぎない。自分なんてこんなもの、失敗して当たり前、くらいの気分で。完璧にやろう、と思ってると資料を出すのが少し遅れたくらいでパニックに陥ってしまうもの。←よくある。。 -
ヴィレヴァンで立ち読みしたのだけれど、とても役に立つことばかり書いてあった!特に実践したいことは、イエスマンではなくノーマンを周りに置くこと。
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テレビ番組やタレントをプロデュースする、
おちまさと
彼がいかにして、
他人や自分をプロデュースしてきたか。
その術を載せた書物である。
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放送作家、演出家でもある著者が自身の体験と著名人とのかかわりを通して感じたことを綴った本。
エッセイとノウハウ本の中間に位置するような本。
実践的な部分もありながら、ビジネスの企画に関係すると思われるものまで、内容が多岐にわたっているため、印象に残りづらい。
著者だからこそのインパクトを期待していただけにちょっと残念。 -
未読