- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569662817
作品紹介・あらすじ
勝者は、複雑なものの考え方をしない!本書は、天才・羽生善治の思考のすべてを、各界の第一人者たちとの対談によって明らかにしたものである。『論理的に思考しないで、バラバラに思考したものをまとめる』『情報は「選ぶ」より「捨てる」』-など、シンプルに考えることが勝負に勝つ直感を呼び覚ますという。ビジネスの環境は常に変化している。柔軟な発想をするための頭脳教科書である。
感想・レビュー・書評
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秀才は、経験則を大事にする。学習能力があり、日々強くなる。
自分の型やパターンを身につけて、
それがはまったときには猛烈な強さを発揮する。
➡相対的な能力評価
天才は、パイオニア
何かを発明するとか、発見するとか、周りが驚くことをして、
その人の出現から何かが変わる。
➡周りは気にならない。
➡相手がいなくてもいい。一番興味があるのは、自分自身。
『天才は2進法で考える』
常に簡単な選択をすることによって、より早く到達する。
オンとオフだけでいく➡決断のスピードが速い。
物事を中間地点におかない。
あいまいさがないことが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
棋士である羽生善治氏が30代前半の頃に執筆した本書は異なる業種のお三方との対談もの。
羽生さんが対局中に感じていること、勝負と向き合う姿勢だったり考え方や思考力について垣間見ることができた。
将棋好きな人だけじゃなくちょっと将棋に興味を持っている人にも是非読んで頂きたい。
まだ20歳以上も若い当時、羽生さんを取り巻く環境に感じていたことや当時の自分を重ねたりして色々と興味深い内容であった。 -
将棋の羽生善治先生が行った対談集になります。
この本は羽生先生や対談相手に興味がある人でなければ、
つまらない本だと思います。
私は羽生先生のファンで著作をかなり読んでいます。
他の著作に引用されている内容などもあります。
ですので私的には非常に興味深く読みました。 -
読書録「簡単に、単純に考える」4
著者 羽生善治
出版 PHP文庫
p224より引用
“金出・私は学生に話すときに「キス・アプ
ローチでやれ」というのです。KISSというの
は"keep it simple,stupid"の頭文字です。
これはアメリカの俗語で、軍隊用語から来て
いるらしいですけど、部下がうまくできない
ときに、軍曹が「もっと簡単にやれ、バカモ
ン」という感じでしょうか。”
目次より抜粋引用
“経験、先入観のないことが武器になる。
論理思考、感性を昇華したものが想像力で
ある
簡単に、単純に考えるだけで、鮮やかに解
ける
勝負をあきらめない勇気が、直感を導く”
将棋界の第一人者と、各界の著名人による
対談集。同社刊行作文庫版。
スポーツジャーナリストから人工知能研究
社まで、一線を走り続ける人たちの意見が記
されています。
上記の引用は、ロボット工学・人工知能研
究者の言葉。何かに悩んで動けない時は、考
え過ぎていることが原因であることもあるの
かも知れません。
何かに行き詰まっているときなど、解決の
ヒントになる意見になるかもしれない一冊。
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20年くらい前の本です。私は面白いことが書いてあったページの角をちょっと折り曲げて目印にしているのですが、こんなに何ページも折り曲げたのは、本当に久しぶりです。いい本でした。
羽生さんの話の中には、もちろん参考になる言葉がたくさん散りばめられているのですが、二宮清純さんと平尾誠二さんが、羽生さんらしさを巧みに引き出しているのがさすがです。一流同士にしかわからないような、究極の発想法があるように思います。
一方、金出武雄さんはちょっと違うスタンスで、金出さん自身の話の中に興味深い話題がいっぱい隠れていて、それを羽生さんが引き出しているといった、ちょっと言い過ぎかも知れませんが、立場が逆になっているように感じました。
無冠になった羽生さんは、当時と考え方が変わったのでしょうか。それとも、今も根本にある考え方は変わっていないのでしょうか。それを、この本の続編として聞いてみたいです。 -
自己啓発
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二宮清純、平尾誠二、金出武雄3氏との対談集.
羽生善治まだ31歳というのが驚きだ. -
3名との対談、スポーツ系のかた
蔵書、電子書籍 -
若き日の、羽生さんの言葉。
異分野のエキスパートとの対談集だが、
ラグビーを観る、と言っていたのが意外だった。 -
将棋はしないけど、棋士の方には凄く興味がある