- 本 ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569662947
作品紹介・あらすじ
健気、まじめ、我慢強い、面倒見がいい、甘え下手……。育つ環境はさまざまでも、長女にはなぜか「長女タイプ」と言えるような共通した気質があります。気配りができ、がんばり屋の長女は、周りから頼りにされることも多い反面、自分のこととなると考えすぎてチャンスを逸したり、不器用で落ち込むことも多いものです。▼本書では、心理学者であり教育者でもある著者が、「長女気質」はどのようにしてつくられていくのか、またそんな気質を上手く生かしながら、仕事や恋愛、家庭生活の中で、“長女が幸せに生きていくために大切なことは何か”について解説しています。▼「長女はなぜ、『長女に生まれて損した』と思っているのでしょうか?」「長女に合うタイプはどんな男性でしょうか?」「長女は悩みや自分の性格を『ぶっちゃけられない』」など、長女本人だけでなく、長女を育てていく親や、長女とつきあうきょうだいや友人、恋人や夫……にもぜひ読んでほしい一冊です。
感想・レビュー・書評
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2023年9月に図書館カードを作成して、本書が100冊目に借りた本となりました。
こういう兄弟ごとの性格の違いについて語られているのを知ったのは依田明の本が最初で、当時は目からウロコでした(笑)
本書は文庫本でCコードがC0195だったのでエッセイ本だったのか?著者紹介を見てもよく分からず、本文も特に心理学や統計学的なことが語られているでもなく、参考文献的な紹介もなかったので、著者の主観的な子育て論だったのかなぁ…。そこが最後までよく分かりませんでした。
そしてタイトルにある「長女」ですが、どちらかと言うと兄弟姉妹がいる「長女」について語られている部分が多いように感じられました。(一人っ子長女はあまり触れられていない)この兄弟姉妹も「戸籍」ではなく、「家の中で自分に近い年齢の子供の有無」を意味するんだろうなぁ。なので、兄弟ごとの性格は後天的な要素が強いんだろうなとも思ったりしました。
そして、ふと歌姫ともてはやされた「ののちゃん」の行く末を案じてしまった…。ああいう親ほど子育て本みたいなのを読んでほしいけど、そういう親ほど読まないんだろうなぁ…。何か、つくづく親は選べないなと思ってしまう…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
長女の損してる感はハンパない。実際よりもそう思ってるかも。
お姉ちゃん、こんなことも知らないの?と言われるのはほんとに嫌いだったし、弟は要領がいいし、へんに我慢するし、親の期待には答えたかった。
緊張しやすいし、理想が高いし、平等に敏感、他人と打ち解けるのが苦手、落ち込むし。
損してる感はなんか強いんだよね。泣けた…。
いやな気持ちばかり思い浮かべる。なんとかならないか。 -
「長女」といってもいろんな種類がある。姉妹がいる「長女」、兄弟がいる「長女」、一人っ子な「長女」。この本を読んで、自分の性格が分かった気がする。
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健気、まじめ、我慢強い、甘え下手…。長女には、「長女タイプ」と言えるような共通した気質があります。ところが、「お姉ちゃんだから…」と言われて育てられた女の子は、「長女に生まれて損した」と感じることが多いのです。大切な娘にそんな思いをさせないために、親は長女をどのように育てればいいのでしょうか?本書では、“長女が幸せに生きていくために大切なことは何か”を探ります。
娘が出来たので、ついつい買ってみました。
お姉さんだからとか長女だからっていうことはいい面も悪い面もあるのかなぁ?
と勉強になりました♪ -
血液型の本よりずっとこういうのの方が売れそうな気がするのだがそうでもないらしい。
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長女仲間の友達がかしてくれました!!笑
そーなんです、長女は色々大変なんです・・・・。
甘え下手で、繊細で、かわいげない・・・・
うん、どんぴしゃ。。
甘え下手なのも、小さいときから、自分で色々切り開いたからで、
携帯やらコンタクトやらを大バトルを繰り広げて勝ち得てきた私と違い、
弟ははじめから手に入れられる・・・私がもっている、というだけで。。
とまぁ、長女はえてしてみな、
「長女は損をしている」
と思っているらしいです。
そして、そんな長女をどうしたらいいか、という本(笑)
ぜひ親によんでいただきたいですなー笑
☆5つつけたいとこだが、
一人っ子長女やお兄ちゃんがいる長女は真の長女じゃない!と思っているので笑
1個へらしてみました。笑
2008、Aug -
「長女」として生まれてきた方には頷ける点が多々あるはず。幼い頃から何気なく言われてきた言葉が、想像以上に現在の性格に反映されていることを発見できるので、自分の本質向き合う時にはとても役立つ本です。やはり長女気質というものは存在するのだろうと妙に納得できる内容で、家族や周囲の人たちにも読んで欲しいな…と思いました。そして私自身、長男・次男・次女・末っ子・1人っ子など、自分では経験できない立場を生きる人たちの思いにもより一層興味を持ちました。全国の長女さんは是非ともご一読あれ。
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長女のわたしには、ほぼ想像どおりの内容。最初の2〜30ページで泣けてきた。「そうそう!」と膝を打ちたくなる内容なのだけど、長女でない人が執筆しているだけあって、一部、ちょっと違う・・・と思うところもあり。それにしても生まれる順番だけでこんなに変わってしまうものだろうか。末っ子や長男はどうなんだろうか。
2006/10/24読了 -
「なるほどなー」とか「そういえばそうだなー」とかがいっぱい。
著者プロフィール
多湖輝の作品





