上野正彦の「死体学」ノート 死体を見れば、事件の真相は必ず見えてくる (PHP文庫 う 16-1)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569668666

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  • 「上野正彦の「死体学」ノート」2

    著者 上野正彦
    出版 PHP文庫

    p22より引用
    “それはどういうことかというと、死体を診ているとその時代の
    世相がわかるという意味です。”

     元監察医である著者による、法医学を通して人の生死について
    考える一冊。
     監察医というものについてから現代日本についてまで、著者の
    豊富な経験を元に書かれています。

     上記の引用は、多くの死体を見て著者が感じた事を記した一文。
    人の死に方まで流行り廃れがあるなんて嫌な話です。
    生きていたら何がしか苦しいことはあるのですから、死ぬ時くら
    いは穏やかにいきたいものです。

    ーーーーー

  • 実際に検死に立ち会ったこともあるけれど、医師の目線と監察医の目線ではこんなにも違うものなのかと思い知りました。

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著者プロフィール

昭和17年、和歌山県生まれ。京都大学法学部卒業。職業:弁護士・公認会計士。●主な著書 『新万葉集読本』、『平成歌合 新古今和歌集百番』、『平成歌合 古今和歌集百番』、『百人一首と遊ぶ 一人百首』(以上、角川学芸出版。ペンネーム上野正比古)、『光彩陸離 写歌集Ⅲ』、『ヨーロッパの大地と営み 写歌集Ⅱ』、『ヨーロッパの山と花 写歌集Ⅰ』(以上、東洋出版)

「2016年 『万葉集難訓歌 一三〇〇年の謎を解く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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